小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

後入れ先出3

2017-01-16 19:35:45 | 日記

   29.01.17        後入れ先出 3         NO.1407

 「温故知新」という言葉がありますね。 古きを訪ねて新しきを知る。 つまり、古いものの

中に新しいものの息吹があるということでしょう。

「歴史に学ばないものは愚か者である」という言葉もあります。

マジックだって古くから存在するものは、残るだけの価値があるからなのでしょう。

わがマジッククラブでも、増田行光さんの「ロープマジック」平松雄司さんの「シカゴも4つ玉」

川畑祐記さんの「ビール」原口勇さんの「アームギロチン」吉田健一さんの「チャイニーズリン

グ」山口美子さんの「ファウンテイングシルク」などは、古典の範疇に入りますがこれらは長い

歴史の中で生き残れた数少ないマジックであると言えましょう。

マジックをたしなむ者は新しいネタを追うばかりではなくて、こういう古典も1つや二つはマス

ターしたいものです。

この古典(基本)をマスターすれば、新しく出てくるマジックもそれを自分のものとして消化す

ることが容易になるのです。  流行歌で不朽の名曲があるように、マジックにも不朽の名作が

あるのです。 時には原点に立ち帰って古典に親しむことを心掛けたいものです。

そいうことは何もマジックにだけ言えることではなく、私たちの生き方や心の持ち方・モノの考

え方にも適応するものではないかと思います。