R 01.11.07 プ ラ セ ボ NO.2370
後期高齢者(75歳以上)の人の5人に一人は、10種類以上の薬を
処方されているという。 血圧が高い・コレステロール値が高い・
とか、腰痛・骨そしょう症などだけでも7~8種類。 在宅で寝た
きりのある患者さんの場合20種類の薬を飲んで(飲まされて)いた
という事例がある。 それらの薬には必ず副作用がある。
上部消化管の出血・慢性疲労感・不眠・認知症状の亢進などなどの
薬害です。 仮に癌の特効薬ができたとしても、その薬がほかの
器官を冒瀆してはなんにもならない。
だったらいっそプラセボでも服用していた方がよいのかもしれない。
なによりも、莫大な費用をかけて副作用まみれの新薬を開発するより
も、なんの苦痛もなく「ぴんぴんころり」とあの世に行ける新薬を開
発する方がよほど必要ではないかと思うが・・・。
*「薬のやめどき」 長尾 和弘 著を参考にしました。