R 01.11.23 童門 冬二 NO.2386
・・・という作家の講演会にも行きました。 お話の内容は確か
上杉鷹山の話だったと記憶しますが、なにぶん覚えるよりも忘れる方
が多いので忘れましたが、どうでもよいようなことだけは不思議と覚
えているのです。
彼は東京都の知事が美濃部亮吉だった時の広報局長だったので、美濃
部の演説原稿はほとんど自分で書いたと言ってました。
お役人のしゃべる原稿はこのようにほとんどは、官僚や部下連中が書
くのです。 退職後に作家に転身したのですが、人望があったのか人
との付き合いが広く、同じく都の職員でのちに俳優になった「役所
広司」の名付け親と言う。 「役所」は千代田区の下水工事課勤務だっ
たので「下水工事」では色気がないので「役所広司」としたんだという。
脚本家のジェームス三木から名付けの依頼を受けたのは税務署前だった。
・・・で税務署では面白くないので、ちょっといじって「ジェームス」
にしたんだという。 名前ってかなりいい加減なものですね。