R 01.12.09 こ だ わ り NO.2402
人それぞれに「こだわり」があることと思います。 私のこだわり
は食器を格納する場合同じ方向に模様を並べること・お札を数えたりそ
ろえたりする場合、福沢諭吉だって野口英世だって顔を同じ方向にしな
いと不自然だと思うし、釣銭をもらう場合そうなっていないと、その相
手方はだらしない人だと思うし、そう言ってやりたい衝動にかられるし、
そういう人を雇ってる会社や商店はでたらめだろうと思うし、履物をき
ちんと揃えて脱いでないと自分より劣悪な家庭環境で育ったお気の毒な
人だろうと思うし・タバコを吸う人を見るとイヤな感じがするし・机の
上に私物を山のように置く人を見ると事務を知らない人じゃないかと思
し、民放の女性アナウンサーの1オクターブ高いキンキン声を聞くと虫
酸が走るなどなど。
でも、歳を重ねるとともに鈍感になって来て、そういうことをだんだん
気にしなくなってきたように思います。
*働いて かどが取れたる 洗い板。
むかし、凸凹を利用して洗濯物の汚れを取るための洗濯板というものが
ありました。 洗濯板は存分に働けばその「かど」がすり減って丸く
なる。 人間もながく生きれば「かど」取れて丸くなる(なければなら
ない?)と言うことしょうが、洗濯板の角が取れたら洗濯板の役目が果
たせない。
人間だって、歳をとっても「こだわり」捨てない方がよいのかも。