「つかず離れず」は人生訓ではないかと思います。 災害発生時の
避難の時にはこの言葉を忘れないようにしたい。
我先勝ちに無秩序に避難口に殺到すれば転倒して多くの犠牲者を出す。
前の人の肩に軽く手をつけて、子供の電車ごっこみたいな恰好で(つ
かず離れず)落ち着いて避難すれば助かることがある。
悲しいかな人間は頭に血が上ってそういう冷静な態度がとれないの
本性なのかもしれません。
そういうことは災害避難時の時に限ったことではありません。
人間関係でも、あまりにべたべたくっつくと煩わしいし、離れ過ぎる
と冷却する。 四方八方適度な関係を保つことが肝要でしょう。
漱石が言ってます。
「智に働けば 角が立つ 情けに竿指せば流される、とかくこの世は
住みにくい・・・」