小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

戦争

2022-08-13 08:34:17 | 日記
        R 04.08.14 戦  争    NO.3616  戦争に負けて(終わって)70有余年経ち、すっかり風化してしまった今日、戦争のことを振り帰って みても、今更どうにもならないことは解っているが、日本にとっても自分にとっても、稀有な体験だっ たので、終戦の日ぐらいは振り返ってみたいと思う。              箱入り父さん (平成27年6月22日再掲) 大切に育てられて世間知らずのお嬢さんの事を「箱入り娘」と言います。 ところで私の父さんは「箱 入り父さん」になりました。 戦争が終わって引揚者が帰国する中、わが父はなかなか帰ってきませんでした。 それでも秋口になってやっと帰って来ましたが、その時は白い布で覆われた、小さな箱に入った「箱入 り父さんになっていました。 箱に入る前は「この無益な戦争」を起こしたお国に対して怨ざの念を訴えたかったも知れないし、妻子 が路頭に迷い貧困に陥るのを痛恨の思いで、切歯扼腕していたかもしれません。 今子育て真最中の「お父さん・お母さん、」あなた方は決して「箱入り父さん(母さん)」にならない でいただきたい。   終戦の日を前にふとそう思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする