小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

疎開

2020-12-15 16:42:26 | 日記

    R 02.12.16  疎      開   NO.2878

 先の大戦中、学童(や家族)をアメリカ軍の襲撃から守る

ために、都会から離れた田舎などに逃避(疎開)しました。

親戚縁者がいる郷里への疎開を「縁故疎開」といい、縁故者

がいない地域へ学童のみ疎開するのを「集団疎開」と言いま

した。  都会には食料がないけれど田舎では、食べ物くら

いは十分にあると思われましたが「さにあらず」集団疎開の

学童はいつも腹をすかしてがりがりに痩せていましたし、縁

故疎開だった私らだって「招かざる客」で、食料を与えられ

ない生活をしたものでした。

わずかな食料を得るために、着物などを売って生活費を稼ぐ

という「タケノコ生活」でした。  あと3月も戦火が続けば、

売るものさえなくなって、飢え死にするような思い出したく

もない生活でした。 でも、命だけは何とか守ることができ

ました。  続く・・・

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命てんでんこ2

2020-12-14 15:48:14 | 日記

   R 02.12.14    命てんでんこ  NO.2875

   確か津波が来た時の心構えだったと思いますが「自分の命は

自分が守るしかない」(命てんでんこ)子供を助けよう・爺ち

ゃんばあちゃんを助けようと思って、助けに行くと自分も津波

に呑みこまれて死んでしまう。

こういう場合は何も共倒れになって死ぬことが美徳でもなんで

もない一目散に逃げて「自分の命を守ることこそが最重要なん

だ」というようなことだったと思う。

自分の場合はもう80年以上も生きたのだから、子や孫助けに行

って自分も死んでしまう「美徳」を選びたいが、子や孫に自分

を助けに来てほしいとは思わない。  そういうことは、津波だけ

ではなく、地震や火災の時にだって言える。

非情というか理屈というかは別にして、人間は時には冷静(冷酷)

にならざるを得ない。

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命てんでんこ

2020-12-13 18:27:06 | 日記

   R 02.12.14    命てんでんこ  NO.2875

 確か津波が来た時の心構えだったと思いますが「自分の命は

自分が守るしかない」(命てんでんこ)子供を助けよう・爺ち

ゃんばあちゃんを助けようと思って、助けに行くと自分も津波

に呑みこまれて死んでしまう。

こういう場合は何も共倒れになって死ぬことが美徳でもなんで

もない一目散に逃げて「自分の命を守ることこそが最重要なん

だ」というようなことだったと思う。

自分の場合はもう80年以上も生きたのだから、子や孫助けに行っ

て自分も死んでしまう「美徳」を選びたいが、子や孫に自分を助

けに来てほしいとは思わない。

そういうことは、津波だけではなく、地震や火災の時にだって言

える。  非情というか理屈というかは別にして、人間は時には

冷静(冷酷)にならざるを得ない。

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羽ばたく

2020-12-12 16:04:28 | 日記

 R  02.12.13      羽ばたく    NO.2874

高槻マジッククラブの令和3年の活動目標は「羽ばたく」です。 

昨年(令和2年)は、主翼をもぎ取られた鳥のように、全く羽ばた

くことができない年でした。  マジックボランテイア活動は、

一昨年厚労働大臣賞を受賞したように、社会に貢献するところが大

きく、また、自分たち自身の健康増進と親睦を通じて生き甲斐を創

設できる素晴らしいものだと思っています。

「明けない夜はない」「終わらない災禍」ははありません。

コロナが去って明るい明日が来れば、その時には思う存分「羽ば

たきましょう。・・・とは言うものの、人災としか言いようのない

地球温化による災害は、ただじっとしているだけでは解決しません。

人類がいまなすべきことは、強欲資本主義にブレーキをかけ一酸化

炭素の排出を極減し、温暖化を防ぐほかありません。

マジックに関係ないけれど・・・。

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自転車操業

2020-12-10 19:21:50 | 日記

 

 R 02.12.12     自転車操業   NO.2873

    顧みると自分の人生は、漕ぎ続けなければ倒れる「自転車操業」

のようなものだった。  昼に働いて夜に学校に行く、遊ぶ時間も勉

強する時間もない暮らしから、まともな仕事に就けたものの、超多

忙な職場で月100時残業はざらで、それ以上の時だったしばしばあ

った。 脱サラして独立して失敗。 浪人から這い上がり会社を興

したものの、軌道に乗った途端のバブル崩壊で、死んで生命保険金

をもらっても、それでは払いきれないほどの借金の山。

必死のぱっちで借金を返したものの、その時はもう70歳。

仕事を引退してマジックに興味を持ち、ボランテイア活動と教室で

の普及など、現役時代とちっとも変わらない、自転車操業的生活が

続いてきましたが、それがこの度のコロナ禍で180度転換、暇で

退屈な今まで経験をしたことがない生活に戸惑っています。

もうどんなに生きても、そんなに長くはないでしょうが、こんな暇

な人生は初めての経験です。    どうしましょう。

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