防災ニュース はままつ 浜松市博物館 テーマ展「浜松の災害史」 おすすめです
4月19日(木)、浜松市中区蜆塚にある浜松市博物館のテーマ展示「浜松の災害史」を見に行ってきました。則子さんに「博物館にいくけど、いく?」と聞いたら、「洗濯物入れないといけないし」「配達もしないといけないし」と言うので、「じゃあ、ぼく、行ってくるね」「行ってらっしゃい」と送り出してくれました。
夕方、民放テレビでこの展示の特集をしていたので「則子さん、見て」と台所から居間へ呼んで見てもらいました。則子さんは「智彦くん、昼間、これを見に行ったの?」「うん」「ちゃんと言ってくれれば、一緒に行ったのに!」と。ぼくは「まだ、ずっとやってるから、またいくよ」と。
展示は、まず地質変動で海底に沈んだ遺跡と遺物で、浜名湖や遠州灘の地底から発掘された土器の展示から始まります。
そして、舞阪などの海岸地帯の津波の時の絵図や、津波から住民が避難した高台の紹介をしています。
則子さんが昨年から強調している、高塚の熊野神社も、ちゃんと展示されています。
それから、地震や津波の時の住民の反応や記録を、その原文で展示しています。貴重な物です。地震や津波に不安のある浜松市民は、必見ですね。
この展示の内容が、そのまま3月発行の『浜松市博物館報 第24号』のp7からp21に「浜名湖周辺の地震災害に関する絵図と古文書」というタイトルで掲載されていますので、博物館で購入できます。貴重な地震文献です。