雨宮日記 7月5日(月) 「ドラゴンフライ」を見たN子さん
夕方、N子さんが帰ってきました。
「おかえり」
「ただいま!中区でドラゴンフライを見たよ!」
「え?今日は選挙のアナウンサーじゃなかった?」(注釈:ボランテイアの活動です)
「そうなんだけど。演説していた場所で、大きなトンボが飛んでいたので『あ!ドラゴンフライだ』って思って、たぶん、あれオニヤンマね」
「演説を聞かないで、何をしてんだか。で、それ、中区のどこ?」
「それが、アナウンサーで車に乗ってるだけなので、どこかわからないのね。聞いておくわ」
「ぼくも一緒に、見に行くからね。中区でオニヤンマがいるなんて珍しいかも」
英語で「ドラゴンフライ」と言い、直訳すると「竜が飛ぶ」ですが、日本語では「トンボ」です。
ル=グウィンさんの「ゲド戦記シリーズ第5巻」が『ドラゴンフライ』という題名で、「帰還」と「アースシーの風」をつなぐ重要な中編「ドラゴンフライ」が掲載されています。
ここでいう「ドラゴンフライ」は、ウェイ島のあいりあ一族の跡取り娘の名前です。「ドラゴンフライ」は、名前の通り「竜が飛ぶ」ような感じの、細身の娘で、少女でありながら、女性禁制のロークへ向かいます。
この結末は、『アースシーの風』とも連動していますので、興味のある方は直接読んでください。
夕方、N子さんが帰ってきました。
「おかえり」
「ただいま!中区でドラゴンフライを見たよ!」
「え?今日は選挙のアナウンサーじゃなかった?」(注釈:ボランテイアの活動です)
「そうなんだけど。演説していた場所で、大きなトンボが飛んでいたので『あ!ドラゴンフライだ』って思って、たぶん、あれオニヤンマね」
「演説を聞かないで、何をしてんだか。で、それ、中区のどこ?」
「それが、アナウンサーで車に乗ってるだけなので、どこかわからないのね。聞いておくわ」
「ぼくも一緒に、見に行くからね。中区でオニヤンマがいるなんて珍しいかも」
英語で「ドラゴンフライ」と言い、直訳すると「竜が飛ぶ」ですが、日本語では「トンボ」です。
ル=グウィンさんの「ゲド戦記シリーズ第5巻」が『ドラゴンフライ』という題名で、「帰還」と「アースシーの風」をつなぐ重要な中編「ドラゴンフライ」が掲載されています。
ここでいう「ドラゴンフライ」は、ウェイ島のあいりあ一族の跡取り娘の名前です。「ドラゴンフライ」は、名前の通り「竜が飛ぶ」ような感じの、細身の娘で、少女でありながら、女性禁制のロークへ向かいます。
この結末は、『アースシーの風』とも連動していますので、興味のある方は直接読んでください。