つい先日、ひょんなことで、
関東平野の端の方にある小さな街に住むお爺さんと
お話をする機会がありました。
お爺さんは、ちょうど映画「ハリーポッター」に出て来る
「ガンダルフ」さんが髪をスポーツ刈りにしたような風貌。
真っ白い長い顎ヒゲに、真っ白い短髪と長い眉毛をしていて、
一見すると短髪の神様!?みたいな感じ。
「ナンダカ真っ白い人やな(・_・; ......」
というイメージ。
お会いすると、
ちょっと不思議な雰囲気を醸し出しているような人です。
そのお爺さんが僕にちょっと面白いお話をしてくれました。
不思議小話?にもなるので、
話半分の酔っぱらいトークレベルで受けとめてもらえればと(^.^)
お爺さんの住んでいる街は、
まだ「村」が少し大きくなった感じの小さな「町」だそうです。
それほど遠く無い所に見える山々の姿はとても美しく、
町の真ん中には澄んだ水が集まる綺麗な川も流れていて。
その川の周りには田畑が一面に広がっているような所。
お爺さんはその川のことがとても好きだと言っていました。
そのお爺さんの好きな川の土手には色々な草木が生い茂っていて、
町のアチコチにも色濃い緑の木々が沢山ある感じだそうです。
車の走る道もどの道もとても広く、
スーパーマーケットなどはトテモ広い駐車場の中にドーン!と、
大きな平屋で建っている様な感じ。
ただ最近は、
そんなコジンマリとしていた町にも色々な事情で
多くの人々が移り住んで来ていて。
マンションやらデパートやら、
コンビニエンス・ストアやら病院やら学校やら......
建物も急激に増えてきている状況だそうで。
昔からある心地良い緑の林などがドンドン......と、
開発などで急激に、
目に見えて減っていってるそうです。
お爺さんは、たまに、
そんな町の変化をちょっと寂しい想いで眺めているそうです。
その町には皆から「RURU=ルル」と呼ばれている
二十歳ぐらいの若いお兄さんがいて、
お爺さんの家の直ぐ裏に住んでいるのだそうです。
お爺さんとRURUさんとは、
RURUさんが子供の頃から互いに家族ぐるみのお付き合いをしていて。
そんなRURUさんは、お爺さんにとっては、
まるで本当の孫の様に可愛がってきた人でもあるそうです。
そのRURUさんがつい最近、
お爺さんに不思議な相談をしに来たのだそうです。
聞けば、なんでも、
お爺さんはご近所でも有名な「不思議さん」のようで。
普通では見えないようなものが色々と見えたり。
近所の人達に不思議な出来事があったりすると、
相談にのってあげたりするような事も良くある......という事でした。
勿論RURUさんは小さな頃からそんなお爺さんの事はよく知っていて、
今迄も色々な四方山話しをして来たそうです。
「......なるほど。
このお爺さんが身に纏っている
ナントナク不思議な空気感というのはそのせいか?」
と、その話を聞いた僕は思いつつ、
何やらとても面白そうな話しの予感もして来たので、
「フムフム......」
と、そのまま僕はお爺さんのお話に耳を傾けていました。
RURUさんは近所に住む、
そんな「不思議お爺さん」の影響もあって?なのか、
不思議な世界を「それなりに」信じていて。
信心深く、神社仏閣などもとても好きな人でもあり、
特に神様のことがとても好きなのだそうです。
「......爺さん。あのね、俺さ、
ずっと気になっている場所があってね。
◯◯◯ってとこ。
あの低い生け垣に囲まれている狭い林。知ってるっしょ?
あそこさ、
その狭い林の中にトテモ大きな松の木が二本たってるじゃん。
古い松。昔からある感じの。
あれさ、俺、
昔からなんだかとても気になっていてさ......ナントナク......
実は ‘‘龍神’’ さんに見えるんだよね......違う?かな?」
「ふーーーむ。。」
「......まぁいいや。
でね、今日ね。傍を通りかかってね。
思い切ってさ、そのズット気になってた、
囲まれている垣根の中に入ってみようかと思ったの。
で、よく見てみたらさ、
林の周りを囲んでる生け垣が真ん中辺りで
一カ所だけ途切れて開いている所があったんだよ。
そこから林の中に入れる感じだったんだ。
その松の真下の所まで。
それで俺、そこから中に入って、
入ってすぐ左に曲がった先にある、
気になってた松の木の根元まで行ってみたんだ......」
「。。それはなぁ。。。」
「......?なんか変?やっぱり?」
「ふーーー、、む。。」
「うーーんと......まぁいいや。
それでね、俺、行ってみてさ。
やっぱりその松本当に凄い!
と思ったんだよ!
とても衝撃的に!
その林の中一帯がとても不思議な空気感でさ。
イワユル、パワースポット!?という感じとも少し違うって感じで。
なんか、こう、不思議としか言えない様な空間。
でも、ナントナクとても神聖な気がしてさ。
礼をして、手を合わせて、松から離れて、
入って来た入口に戻って帰ろうと思ったの。
そしたらさ、その入口の所に戻ったら、
松の木のある方とは反対側の奥に何かが?
あるような気がして来てさ。
入口を出ないで通り過ぎて、
松の木とは反対側の奥の方にも行ってみたんだよ。
そしたらさ......
そしたら、本当にビックリ!したんだけどね.......
林の奥にね、
昔、社(やしろ)があったような古い石垣の台座が!
あったんだよ!
その台座の前にもさ、
もしかしたら神社の狛犬?
とかが載っていた様な左右対称の同じ様な石造りの台座もあったんだよ。
マジ!
凄いパワーとさ、何か凄い感じがあってさ。
それ、明らかに昔何かが祀られていたような跡なんだよ!」
「ああ、、、それか、、、」
「?何??やっぱり?
なんかついて来ちゃってるかな?
もしかして?」
「......」
「......俺さ、そこでね、その小さな狭い林が、
更にとても神聖な場所のような気がして来てさ。
その社跡(やしろあと)の前でも両手を合わせて、礼をして、
もうそこを出ようと思って、
また入り口の方に戻っていったんだ。
でもね、なんかとても神聖な気がしていたから、その途中で、
なんだかその林の中に紛れ込んでる紙のチラシやゴミやらが
やたら目についちゃってさ。
それを綺麗に拾って。
工事用の黄色いバーみたいなものも転がってたりしたから、
それも隅に片してね。
ちょっとした掃除もして出て来たんだよ」
「うーーーーーんんん。。」
「爺ちゃんに相談て言うのはさ、
実はココからなんだけど......」
—————このお話、も少しあるので......「続く」かな。。
お気に入りのビールでも飲みつつ、
ユターリとお待ちいただきたくうぅーー!(><)
何卒!
タイ土産でもらったお気に入りビールの「Chang=チャーン」
「チャーン」とはタイ語で「象」さんの事だそうです。
タイのビールでは一番好きかも。(= ̄▽ ̄=)♪♪イエーイ!
関東平野の端の方にある小さな街に住むお爺さんと
お話をする機会がありました。
お爺さんは、ちょうど映画「ハリーポッター」に出て来る
「ガンダルフ」さんが髪をスポーツ刈りにしたような風貌。
真っ白い長い顎ヒゲに、真っ白い短髪と長い眉毛をしていて、
一見すると短髪の神様!?みたいな感じ。
「ナンダカ真っ白い人やな(・_・; ......」
というイメージ。
お会いすると、
ちょっと不思議な雰囲気を醸し出しているような人です。
そのお爺さんが僕にちょっと面白いお話をしてくれました。
不思議小話?にもなるので、
話半分の酔っぱらいトークレベルで受けとめてもらえればと(^.^)
お爺さんの住んでいる街は、
まだ「村」が少し大きくなった感じの小さな「町」だそうです。
それほど遠く無い所に見える山々の姿はとても美しく、
町の真ん中には澄んだ水が集まる綺麗な川も流れていて。
その川の周りには田畑が一面に広がっているような所。
お爺さんはその川のことがとても好きだと言っていました。
そのお爺さんの好きな川の土手には色々な草木が生い茂っていて、
町のアチコチにも色濃い緑の木々が沢山ある感じだそうです。
車の走る道もどの道もとても広く、
スーパーマーケットなどはトテモ広い駐車場の中にドーン!と、
大きな平屋で建っている様な感じ。
ただ最近は、
そんなコジンマリとしていた町にも色々な事情で
多くの人々が移り住んで来ていて。
マンションやらデパートやら、
コンビニエンス・ストアやら病院やら学校やら......
建物も急激に増えてきている状況だそうで。
昔からある心地良い緑の林などがドンドン......と、
開発などで急激に、
目に見えて減っていってるそうです。
お爺さんは、たまに、
そんな町の変化をちょっと寂しい想いで眺めているそうです。
その町には皆から「RURU=ルル」と呼ばれている
二十歳ぐらいの若いお兄さんがいて、
お爺さんの家の直ぐ裏に住んでいるのだそうです。
お爺さんとRURUさんとは、
RURUさんが子供の頃から互いに家族ぐるみのお付き合いをしていて。
そんなRURUさんは、お爺さんにとっては、
まるで本当の孫の様に可愛がってきた人でもあるそうです。
そのRURUさんがつい最近、
お爺さんに不思議な相談をしに来たのだそうです。
聞けば、なんでも、
お爺さんはご近所でも有名な「不思議さん」のようで。
普通では見えないようなものが色々と見えたり。
近所の人達に不思議な出来事があったりすると、
相談にのってあげたりするような事も良くある......という事でした。
勿論RURUさんは小さな頃からそんなお爺さんの事はよく知っていて、
今迄も色々な四方山話しをして来たそうです。
「......なるほど。
このお爺さんが身に纏っている
ナントナク不思議な空気感というのはそのせいか?」
と、その話を聞いた僕は思いつつ、
何やらとても面白そうな話しの予感もして来たので、
「フムフム......」
と、そのまま僕はお爺さんのお話に耳を傾けていました。
RURUさんは近所に住む、
そんな「不思議お爺さん」の影響もあって?なのか、
不思議な世界を「それなりに」信じていて。
信心深く、神社仏閣などもとても好きな人でもあり、
特に神様のことがとても好きなのだそうです。
「......爺さん。あのね、俺さ、
ずっと気になっている場所があってね。
◯◯◯ってとこ。
あの低い生け垣に囲まれている狭い林。知ってるっしょ?
あそこさ、
その狭い林の中にトテモ大きな松の木が二本たってるじゃん。
古い松。昔からある感じの。
あれさ、俺、
昔からなんだかとても気になっていてさ......ナントナク......
実は ‘‘龍神’’ さんに見えるんだよね......違う?かな?」
「ふーーーむ。。」
「......まぁいいや。
でね、今日ね。傍を通りかかってね。
思い切ってさ、そのズット気になってた、
囲まれている垣根の中に入ってみようかと思ったの。
で、よく見てみたらさ、
林の周りを囲んでる生け垣が真ん中辺りで
一カ所だけ途切れて開いている所があったんだよ。
そこから林の中に入れる感じだったんだ。
その松の真下の所まで。
それで俺、そこから中に入って、
入ってすぐ左に曲がった先にある、
気になってた松の木の根元まで行ってみたんだ......」
「。。それはなぁ。。。」
「......?なんか変?やっぱり?」
「ふーーー、、む。。」
「うーーんと......まぁいいや。
それでね、俺、行ってみてさ。
やっぱりその松本当に凄い!
と思ったんだよ!
とても衝撃的に!
その林の中一帯がとても不思議な空気感でさ。
イワユル、パワースポット!?という感じとも少し違うって感じで。
なんか、こう、不思議としか言えない様な空間。
でも、ナントナクとても神聖な気がしてさ。
礼をして、手を合わせて、松から離れて、
入って来た入口に戻って帰ろうと思ったの。
そしたらさ、その入口の所に戻ったら、
松の木のある方とは反対側の奥に何かが?
あるような気がして来てさ。
入口を出ないで通り過ぎて、
松の木とは反対側の奥の方にも行ってみたんだよ。
そしたらさ......
そしたら、本当にビックリ!したんだけどね.......
林の奥にね、
昔、社(やしろ)があったような古い石垣の台座が!
あったんだよ!
その台座の前にもさ、
もしかしたら神社の狛犬?
とかが載っていた様な左右対称の同じ様な石造りの台座もあったんだよ。
マジ!
凄いパワーとさ、何か凄い感じがあってさ。
それ、明らかに昔何かが祀られていたような跡なんだよ!」
「ああ、、、それか、、、」
「?何??やっぱり?
なんかついて来ちゃってるかな?
もしかして?」
「......」
「......俺さ、そこでね、その小さな狭い林が、
更にとても神聖な場所のような気がして来てさ。
その社跡(やしろあと)の前でも両手を合わせて、礼をして、
もうそこを出ようと思って、
また入り口の方に戻っていったんだ。
でもね、なんかとても神聖な気がしていたから、その途中で、
なんだかその林の中に紛れ込んでる紙のチラシやゴミやらが
やたら目についちゃってさ。
それを綺麗に拾って。
工事用の黄色いバーみたいなものも転がってたりしたから、
それも隅に片してね。
ちょっとした掃除もして出て来たんだよ」
「うーーーーーんんん。。」
「爺ちゃんに相談て言うのはさ、
実はココからなんだけど......」
—————このお話、も少しあるので......「続く」かな。。
お気に入りのビールでも飲みつつ、
ユターリとお待ちいただきたくうぅーー!(><)
何卒!
タイ土産でもらったお気に入りビールの「Chang=チャーン」
「チャーン」とはタイ語で「象」さんの事だそうです。
タイのビールでは一番好きかも。(= ̄▽ ̄=)♪♪イエーイ!