東尋坊(とうじんぼう)といえば、
福井県にある、海に聳え立つ風光明媚な「崖(がけ)」の名所。
北陸随一の、この海食崖を構成している岩は
「柱状節理」という六角や五角の石の柱で、
この節理を持った崖でココ程の規模を持つものは
世界でも三ヶ所だけなのだそうです。
地質学上も極めて貴重な場所とされていて、
国の天然記念物にも指定されています。
その一方で、一般的によく知られているコトとしては、
名前の由来となったお坊さんが突き落とされた場所だとか、
急峻な崖ゆえに投身自殺の多い場所となっている......
なんていうことだったりもして。
TVのサスペンス劇場やドラマ、映画などでもそんな惨劇シーンや、
犯人を追い詰めていく様な場面などでよく登場する場所となっていたりもします。
......昔から、
僕さん。
ココはとても近寄れない場所なのです。
避けまくりの逃げまくり、な場所。
そんな場所に、少し前のある日。
とうとう行かなければいけないことになってしまい......
年貢の納め時!?なのか......
そんな類似案件での出来事達......
出来れば......
行きたくないよぉぉぉーーーーーっ!!。・゜・(/Д`)・゜・。うわぁぁぁぁん ......
だりかたずけでぇぇぇーーーーーっ!!(T-T ) ( T-T) ウルウル......
そんな場所にどうしても行かなければいけなくなったのは、まぁ、
もうこのブログを見てくれている方々にはおなじみ?の事かもしれませんが......
そうです。
「お呼び出し」
です。神様さんからの。
逃げられません。勝つまでは。
今回も。ええ。覚悟を決めて頑張ろうかと。ええ。
今回コチラにお呼び立てをしてくれた神様は何故か?倭姫(やまとひめ)さんと、
そして、これまた今回初体験&不可思議なお話なのですが、もう一柱......
一人?......なぜか?
「本多忠勝」さん。
誰?ソレ?
って。
ええ。
ごもっともでございます。
かく言う私もよく分かっておりませんでした。
記憶の彼方に微かにチラチラと聞いたことのある名前で。
戦国時代の有名な武将さんということだけはなんとなく知っていたのですが、
実際、彼がどんな人で、どんなことをして、出身はどこで。
どんな物語を持った人なのか......
なんて、
全く知らないわけで。
しかも、
そんな人が神様となっているの?なう?マジで?ほーーーーー。。。
と。
神々にお伺いすると、
自殺や悲惨な出来事が多い「東尋坊」を、
アチラ側の世界から本多さんが全力で、長きに渡り護り来ているのだそうです。
本多さんが過ごしたのは戦国の世。
生きるため。生き残るため。大義や仁義のため。自らの家族や国を守るため......
とは言え、
沢山の人を殺してしまった、その罪を償う意味や修行的な意味もあって、
神々から見ても一際厄介な念が染み込んでいる、
困難な場所でもある東尋坊を懸命に守り、
常に人々や魂の救済をしているのだそうです。
......そんなところに、
こい!
と。
そろそろ役目も終わるから、その前に、
チト顔出せや。逃げんてんじゃねーよ。こら。マジで。おめーさんよ。
俺も頑張ってるんだから。仕上げに力貸せや。少しばかり。な!
......的な。
あと、水!
それと「かりんとう」を持ってきてよ。好きなんだよ。俺。
よく食べてたんだよ。頼むわ。な!
......的な。
ふぅぅーーーーーーむむむむむ.......
かりんとう!?......ですか......
そぉーーーーーですかぁぁ........
ううんんんん.......
......
......
やっぱりイヤヤぁぁぁぁーーーーーーっ!。゜゜(´O`)°゜。わ~ん
そんなんイヤヤぁぁぁーーーーーーーーーっ!・゜・(PД`q。)・゜・ うぇぇん
オイラはかりんとう一個分の価値しかないのでちゅかぁぁーーー!?(((((*ノДノ)えーん
——————実は、このお話。
現在、北陸は金沢の街に住んでいる僕さんのお友達である、
「ヒミコ」さんという女性の物語へと続いていくのでございます。
ヒミコと言うのは僕が付けた少々ポンチキなアダ名なのですが、
実際はとても素敵な、うら若き女性の方でして。
ユネスコ関連の事業で日本の為に頑張ってもいる様な方。
そして、とにかく宿命的にナカナカの重き荷物を背負っているような人でもあって。
僕からするとその辺も含め、とても興味深い方なのでございます。
東尋坊への徒然なる旅というのは、当初、
「最後の卑弥呼」とも言える倭姫(やまとひめ)さんの話しから始まっていたわけで。
それが最後には、僕が「ヒミコ」と呼ぶ彼女の、
本人も家族も知らなかった彼女自身の魂のルーツや、
家系の話しへと繋がって行くことになったのでございます。
そしてそれは、現在の北陸、
金沢の街のルーツとなる物語とも繋がっていったのでございます。
冒頭の写真にも写っている、東尋坊の対面、
雄島(おじま)の岬に佇み、東尋坊の海を望むヒミコさん。
卑弥呼っぽさ満点。
彼女はこの時、何を思っていたのでしょうか......
そして、どうして?本多忠勝さんなのか......
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