雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

飛騨高山徒然 4

2024-10-04 00:01:09 | 不思議...パワスポ寺社
水無神社に向かう道すがらに思い出していた昔話は、
もう少しだけ続きます。




水無神社(みなしじんじゃ)から位山(くらいやま)に向かうと、
途中、山の入口となる道の端に
「位山白銀神社(くらいやましろがねじんじゃ)」
という小さな神社がありました。
社(やしろ)の背後には
祭祀に使われていたような雰囲気の巨石があります。



ココは外せない関所的な場所だな......と感じた僕は車を降り、
これから山に入らせてもらうことを報告。
古い神様なので濁り酒を捧げつつ、
お許しと加護をお願いしました。
祭神名は分からない神社のようでしたが、
「シロガネ」という名前からしても、やはり、
ここでもニギハヤヒ(饒速日命)さんを感じさせられます。
東京都港区の白金もそうですが、
僕の認識では「白銀」とはニギハヤヒさんと強く結びつく金属であり、
改めて、この地はニギハヤヒさんの地であるのだな、と。
そんなことを思います。



先を進むと、
冬はスキー場ともなっている位山下部の山肌が見えてきます。
山頂へはこのスキー場のリフトからも登れるのですが、
車で山上の登山口まで行ける山道もあるので、
僕はそちらの道をチョイス。
ちなみにこのスキー場の名前が面白く。
その名も「モンデウス飛騨位山スノーパーク」
モンデウスとは「モン=山、デウス=神」で、
「神の山」という意味。
この山が古来より如何に人々の強い信仰を受けて来たのかが
こんなところでも感じられます。
建物の向こうに見える雪を被った美しい山は
御嶽山(おんたけさん)。



山道は山頂にほど近いところまで上がれて、
駐車場もしっかりあります。
石碑に刻まれているように、
ここが「飛騨一宮水無神社奥宮」の入口。
この鳥居をくぐって登っていきます。



......ですが、
そのすぐ横には霊山らしくミステリアスな!?オブジェが。
神がかった個人の方が建てたものらしいのですが、
山の雰囲気を少々特殊なものにしてしまっている感じ。





特徴的な「狛龍」的なオブジェもあるのですが......
このブログでは省きます。
下の写真の石碑に写り込んでますので、
それで雰囲気を感じてもらえればと。
今や検索しても沢山出てくると思いますし。ええ。



登山道のガイド看板。
古い写真なので今はもっと新しくなっているかと?
思いますが、このように登っていくことになります。
「思惟の山道(しいのやまみち)」とのこと。



登り始めるとわかりますが、とても優しい山。
登山というよりトレッキングな感覚。
ただ、とにかく沢山の磐座と祭祀場があります。
修験道の人々も昔から沢山いたであろうことも
ひしひしと感じさせられます。





禊岩(みそぎいわ)と
御門岩(みかどいわ)。





朧岩(おぼろいわ)と日抱岩(ひだきいわ)と
光岩(ひかりいわ)。







豊雲岩(とよくもいわ)と
餅ノ岩(もちのいわ)。





八重雲岩(やえぐもいわ)と
蔵立岩(くらたていわ)。





そして、水無神社の奥宮とされる
「天の岩戸(あめのいわと)」へと辿り着きます。
ここでは持って来たお酒を......









近くには「天の扉」などというものや......



その先の山頂近くには鏡岩(かがみいわ)。
御霊岩(みたまいわ)なるものも。





とにかく磐座(いわくら)だらけの登山道ですが、
ココでは名前がわかるモノだけを載せてみました。
そして、「天の岩戸」を越えると山頂エリアに入ります。





この一帯は見通しも良くなっていて、
展望広場もあります。



白山や乗鞍岳、木曽の御嶽山が奇麗に見晴らせます。
以下の写真はその順番になっています。







位山はこのエリアの分水嶺となっているところに、
その特別さの一端があると思うのですが、
こんな霊峰三山の間に位置してソレゾレの姿がよく見える......
という部分にも特別さがあるのではないかと。



こちらが山頂。
辺りには山頂守護の為の!?
修験ぽい小さな社などもありますが......



一番のポイントはこの三角錐(さんかくすい)の石。
もし、位山を天然のピラミッドだとするならば、
この石がキャップストーン的なものとなるでしょうか。
天に昇り立つ強い気を放つ石。
かなりのエネルギー。
この山のキーストーン。





ここで、
祈りと共に最後の濁り酒を。





近くには山頂なのに水が沸き出でるという、
「天の泉」というスポットもあります。
まさに御神水。









そんな位山の山頂からまた麓へと下り。
高山の街で何か美味しいものでも......と街に入ってみると、
なんと、偶然!
この時は有名な高山祭=山王祭の日でもありました......







日本三大美祭と言われる祭り。
壮麗な山車(だし)が華やかに街を巡っていました。





—————————と、そんな感じで、
僕が初めてこの地を訪れた時のことを思い出しながらのドライブ。
やがて、見えて来ました......
飛騨一宮水無神社(ひだいちのみや みなしじんじゃ)。
これまでも幾度か訪れてきた場所。
久々の参詣。
お話は続きます。



☆シリーズ過去記事はコチラ☆
飛騨高山徒然
飛騨高山徒然 2
飛騨高山徒然 3


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