さて、続けます。
当直の時に救急外来で思うことはいろいろあります。
あまりにも軽すぎる~単科当直にこの状態の患者さんを搬送するのか…救急隊は・・というものまで。
軽いものだと…本当に歩いて救急車をおりて、普通に帰って行った人もいます。そういうのは本当に必要な患者さんの迷惑になっていると外来で言って聞かせることまでありますが、そういう患者さんってだいたいそんなこと言われると怒りだすんですよね。
救急患者の緊急度選別、基準導入13%のみ
読売新聞 2月2日(水)16時45分配信
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読売新聞 |
6割以上は要請があれば患者を搬送しており、119番受信時の選別基準を設けている消防本部も3割以下だった。同庁は、トリアージを実施していない搬送の中には不要不急な事例もあるとみて、緊急度を判定する統一的な基準作りを始めた。
総務省消防庁は2010年11月、全国802の消防本部に救急搬送時のトリアージ実施状況を聞いた。「基準を設け現場で実施」と回答した消防本部は13%(104本部)、「基準はないが、隊員が現場で搬送の要否を判断」が22・3%(179本部)、「要請があった患者は原則搬送」は64・2%(515本部)だった。
119番受信時に「基準を設け、トリアージしている」は28・4%(228本部)にとどまった。同庁は、消防法が搬送対象について「傷病者のうち、緊急に搬送する必要があるもの」としか規定していないことや、医学的な検討が必要なことが背景にあるとみている。