こんばんは
多少体調の悪いのを治すのに一日ごろりとしておりました。まぁ、リフレクソロジーとかにも行ってきましたが・・・。
明日以降の日常業務に備えておりますが、電話での対応は続けています。
さて、昨日の学会でいろいろと話を聞く機会がありましたが、あっちもこっちも現場の医師の口からは「医療崩壊」としか思えないような話を聞いております。
特に救急は県内は来年度くらいには崩壊するんじゃないかしら…と思っております。
3次救急病院…何か所の病院が残るのだろうか?
うちの病院の救急も「シフト制」がうまくいっていませんが、もはや限界にきているようです。年度明けには救急の体制を変更するようなことを言っておりましたが、どうなる事か…と思っています。
正直に言うと・・・もうどこの病院に行ってもどうしようもないくらい「医療崩壊」は進んでいるのだと思っています。医療の分散よりは医療の集約化をすべきなんでしょうけど…
埼玉県は人口は多いもののベッドタウンが多いこともあり、日中の軽い疾患であれば都内の病院にかかることもあるかと思います。
しかし、大きな病気であれば「家族」がいる住んでいる市町村での、ひいては埼玉県内での治療を受けられると思います。そこですでに人が足りてない。
救急になると近い病院から当たるのが普通なので、埼玉県から東京都…というのはあまりない(東京都に近いほうは別として)と思います。
S市で発生した患者がS市内では受け入れられずM町まで搬送されていたり、T市で発生してもどこも受けられなくなったり(間近でしょうね)、K市からの患者がT市に運ばれてきたり・・・。ギリギリで動いている今の救急事情ですが、3次救急をやっている病院二つが壊滅的な人手不足に陥ったら…県の救急は崩壊するぞ?
その時になってから県の医療行政担当者は騒ぎだすんでしょうね。現場の意見を聞かずに「埼玉県で発生した患者は東京都にも運ばれているので、医師不足という認識はありません」とおっしゃっていると言う話を昨日聞きましたが、本当にそう思っているのであれば「馬鹿」だし、わかっているのに動き出さない、動き出せないのであれば「国民、県民に対する背反」のように思う。
本当にそろそろ救急が危ないですよ。
血液内科も…ぼちぼち危なそうですが・・・・。
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それでは、また。