こんにちは
今日も特別大きなことはありませんでしたが、昨日血液分野(?)の緊急入院が2件あり、それらに対しての様々な対応をしておりました。
昔と異なり、一人ではなく二人でやるから楽ですけどね。
その後、学会発表準備などをしているところです。どうしてもあることが説明できないな~と思いながら、理論立てることができないかと考えております
さて、今日はまず慢性疲労症候群に関しての記事です
<慢性疲労症候群>ウイルス「XMRV」が関与 米がん研
10月9日4時0分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091009-00000013-mai-soci
原因不明の強い疲労が続く「慢性疲労症候群」の患者は、マウスの白血病ウイルスに近い「XMRV」に極めて高率で感染していることが、米国立がん研究所などの分析で分かった。9日付の米科学誌サイエンスに発表した。同症候群の原因に、ウイルスの過剰増殖による免疫反応の異常があり、研究チームは「XMRVが関与している可能性が出てきた」と説明している。
血液検査の結果、米国の患者101人のうち68人(67%)でXMRVが陽性反応を示した。健康な人の陽性は218人中8人(3.7%)だけだった。
同症候群は1980年代に米国で確認され、世界に約1700万人の患者がいると推定される。これまでの研究で、さまざまなストレスにさらされ続けると、免疫や神経の働きが乱れて発症することが分かっている。【永山悦子】
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ウイルスとCFSの関係は実際のところはわかりませんが、免疫系への関与を中心に非常に興味があります。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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また、後ほど記事を書きたいと思います
今から学会の準備と看護師さんの勉強会の準備です。それができたら・・今度学生相手に勉強会をしようかと思っています
では、また
もっと休みたいよう。・・とりあえずあんまさんに行ってみようかな。と思っています^^。
こんばんは、コメントありがとうございます
ストレス・・・これも本当に万病のもとだと思います。ストレス対策には僕は先の3剤を使用しますが、一番の薬は休養のような気がします。
休養が大事ですよね
また、コメントいただければと存じます
CFSと聞いてまず思うのが、”慢性疲労”と”症候群”という言葉が、日常にありふれているだけに、名称の持つ印象から誤解が生じやすいという側面があるのだろうなと。「単なる慢性的疲労状態の人の一群」と片付けるには、全く異質かつ深刻な病態な筈なのですけれど。
と、本題とは若干ズレた話で失礼しました。m(__)m
”症候群”という言葉が、日常の用法と医学的な用法とでは少々異なるように思いますし、”chronic”に込められる、恒久的とか恒常的とか消失しないというニュアンスが、”慢性”という日本語を用いる事によって、重症者の激烈さが柔らかく伝わってしまう部分が皆無とは言えないように思いますし。
多様な症状が現出する上に、現出した症状が根源的な原因か?二次的に生じているのか?悩ましいように聞いていますし、今回の結果も”必ずしも全症例に共通する特徴”でも無いようですし、原因究明も大事だけど、とにかく目先の諸症を緩和して欲しいという声もあるようですし、難しいのでしょうね。
内分泌系・神経系・免疫系が各々絡み合って、失調が連鎖した結果、多彩な症状が現出しているようにも聞いていますけど。(難)
こんばんは、コメントありがとうございます
CFSという病気、最後の人分に書かれているように病態はまだ解明されていない複雑な病気だと思います。
この診断基準に完全に適合する人はなかなか少ないように思いますが、こういった病態を疑ったひとに「No41+VitB+VitC」で著効した人たちが何名かいて、僕はこの3剤を使うことが多いです。
しかし、意外と医療従事者の中でも認知度が少なかったりするんですよね
難しい話です
また、コメントいただければと存じます