笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

無意識

2010-06-06 18:02:49 | Weblog
 今練習では、カメステップを毎回の練習の日課にしている。無意識にできるようになるには時間はかかりそうであるが、レシーブを上げた後にツーステップ、エッジングを忘れたと気づいている場合もある。頭ではわかっているが、意識から無意識になるにも段階があると草野塾頭は言われている。一度に二つも三つも言うのは最も慎まなければいけない行為だとも言われている。どこが無意識にできているか、意識から無意識にできるようになっているのはどのあたりなのか、意識しなければどこなのか、一人ひとりの状態は違うので、子ども達の状態を見極めながら、ポイントを絞ったり、的確なアドバイスができるよう、またいろいろな引き出しから、無意識にできるようになるようなドリルを提案していきたいと思う。
 
 4月から入った5年生が先日のカメステップの練習中にうまくできなくて、泣きながら練習をする場面があった。相当悔しかったのだろう。カメステップは家でもどこでも練習できるから、練習のない日でもやってごらんとみんなに話した。泣いた子は、家で練習をしたそうである。次の練習では、カメレシーブを意識できるようになり、とてもよい動きになってきている。その子のがんばりを例に、「カメさんの心」を大切にしようと話した。 努力をすればすぐに成果が出る場合と出ない場合があるが、大切なのは草野塾頭が言われるように「できるできないの問題ではなく、やるかやらないかの問題である。」日々努力。
コメント
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