笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

自主性を育てる

2010-06-26 23:16:20 | Weblog
 自然体バレー塾の「心の教育」シリーズ「叩くな」より
『選手は怒られることを恐れています。いつもビクビクしています。ミスをしたら怒られる、これをしたら叩かれる!といつも戦々恐々すています。いくら厳しくしても真の強いリーダーシップを持った選手は育ちません。なぜなら、あなたの顔色しか見ない選手になります。そして、大人になっても人の顔色を見て動く人間になってしまいます。子供の未来が可哀想です。子供の未来を見据えた指導を優先していただくよう指導者の方々にお願いします。特に小学生の指導者は、子供が最初に出会う指導者ですからとても影響力が強いのです。威圧や恐怖を与えると、大人になっても「トラウマ」が残ります。私も随分と小学生バレー出身者を見ましたが、小学生時代につらい体験した選手ほど社会適応能力に乏しくその後の社会生活や団体生活で苦労を伴います。』

 最近、練習に行くのが遅くなっているが、子ども達は自分達で楽しいトレーニングに取り組んでいる。最近は長縄跳びに取り組んでいる。私が指示したわけではない。長縄跳びは体力がつく上にチームワークも自然と身につくと思われる。学年に関係なく取り組めるのもいい。その他にも、私が今まで提示したモーションバランストレーニングに積極的に取り組んでいる。子ども達は、自分達の体が欲するトレーニングを行っているようである。また、3人や4人のチームを組んでやることに多く取り組んでいることから、人とのかかわりも考えているようである。
 私は、4月から少しずつ土壌を整理し、種をまいてきたように思う。その種が、自分の力で芽吹きつつある。しかし、まだ弱々しいし、ちょっとしたことで枯れてしまいかねない。根もはりついていない。ここからである。何のためにバレーをするのかを子ども、指導者、保護者と共に考えながら、前を向いていきたい。日々努力。
コメント
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