笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

雰囲気づくり

2010-06-15 21:01:17 | Weblog
 昨日の練習の最後の方は、コートに6人が入り、サーブを打たれて、サーブレシーブからの攻撃を繰り返し行った。そのときに他のコーチと共に私や他の子ども達も反対コートに入り、相手からの攻撃に対しての守りから攻撃につなげる練習を行った。
 私が入ったコートの人が得点をすると私がコート内の雰囲気を盛り上げようとハイタッチをしたり、声を上げたりするなどすると、コートに入っている6人も同じように自分達で盛り上がろうと拳と拳をつきあわせたり、ハイタッチをするなど、今までにない行動をしていた。これで、何かが変わるわけではないだろうが、コート内の雰囲気をどう作るかは言われてするのではなく、自分たちで動くことが大事だと思う。そういう意味では、いい刺激になってくれたらと思う。
 ただし、盛り上がるのはいいけれども、次の場面の切り替えや集中することなどができていないことが気になった。それも言われてするのではなく、自分たちで切り替えたり、ここは集中するという雰囲気や声かけができるようになるとチーム力がついてきているといえるのではないだろうかと考える。
 ワールドカップでは、日本がカメルーンに快勝したが、きょうの夕刊にピッチとベンチがチーム一丸となって戦った結果だということが報じられていた。チーム一丸となるというのは、簡単なようで実に難しいと思う。それぞれが精神的に自立していることやお互いが役割をしっかり認識していること、試合に出ても出られなくても腐らずに自分のできることを精一杯やり切ることなど、いろいろなことが関係してくると思われる。そして、監督やコーチから言われるのではなく、自分達のことは自分達でするという思いを一人ひとりが持つことが大切だと思う。
 自分は今何をすべきか、チームのために何ができるかを考えられる子どもに育てたいと思う。日々努力。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする