笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

ゲーム形式

2010-06-25 22:52:38 | Weblog
 きょうは、子ども達を2つに分けてゲーム形式の練習をさせてみた。ねらいは、ゲームではなく、試合中やそこに至るまでの過程でどのように話し合うか、声をかけるか、自分達で考えるかなどである。だから、キャプテンもサーブ順もポジションもゲーム前の練習も子ども達に考えさせた。6年生の子が中心にみんなをリードしている。初めてのことなので、下の学年は戸惑ったり、言われるままだったりしている。その様子を見ては、一度集合させて、声をかけられたり、指示させたり、教えてもらったりしたときは、「ハイ」と返事をしようと促した。
 チームでのレシーブ練習、アタック、サーブ練習をした後にエンドラインに整列をして、ゲームを開始した。途中できになることがあった。相手サーブがネットにかかったり、アウトになった時に喜んでいる場面があった。
 草野塾頭は、「相手のミスを喜ぶことはしない。人の不幸を喜ぶようなことをしてはいけない。」と言われている。子ども達に自分のミスを相手に喜ばれたらどう思うかなどを尋ねた。その後は、同じ場面では「ドンマイ」などの声が自然とあがっていた。
 ゲームを通して、何を学ばせるか、子どもに何を伝えるか、またゲームを分解して、技術的な練習に立ち返り、またゲームに戻すなど、いろいろなアプローチができる。とにかく、どの子も全員コートに入っているので、チームの一員として動かなければならない。どの子も主体的に練習をすることにつながっていけばいいなと思い、今回はいつもと違う練習をさせてみた。日々努力。
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