笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

現在の力

2010-12-04 23:24:12 | Weblog
 アンダーレシーブの尺屈について、水曜日の練習から取り組み、昨日の練習のときには私が言わなくてもアンダーに尺屈を入れている子が何人かいた。子供たちの順応性、そしてスムーズにアンダーの動きの中に入るところにこの動きが正しいことを証明していように感じる。
 きょうは、5年生以下の大会があった。結果は、惜しくもフルセットの末1回戦負けを喫した。いろいろなアクシデントがあり、きょうの日を迎えた。
 対戦相手は、勢いがあった。その勢いに飲み込まれた感じだった。自分たちの心と体をコントロールできるほど成長していないことを感じた。それは、仕方がないことだと思っている。現在の個々の力、そしてチームの力は試合で結果がでるほどのレベルに達していないと思っている。そういう中での大会だった。
 子供たちには、いい経験を一つ積んだことを話した。課題をくどくど言ってもしかたがないと思った。子供たち一人一人のいいところをたくさん話した。特にキャプテンでエースの子には自信を持ちなさいと話した。そして、素直な人、素直な心を持った人はこれからうまくなるし、神様も味方をしてくれるよとも話した。それから、サポートをしてくれた6年生に感謝をすることなども話した。子供たちだけの話し合いでは、カバーをすることを課題に挙げているようだった。一つ一つ成長の階段をあがってほしいと願っている。
 今のチームを指導するようになって、勝つとか負けることよりも大切なことがあることを子供たちから学んでいる。それは、なかなか勝てないという結果のために考えさせられるということもある。目の前の子供たちに結果よりも過程、勝つことよりも尊いこと、努力すること、自分に克つことなどなど、バレー通じてわかってほしいことがたくさんある。子供たちを指導するということは、私自身の指導力を高めること、人間力を高めることにつながっていることを感じる。日々努力。
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