笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

人生を豊かに

2010-12-09 22:29:00 | Weblog
 何をやってもうまくいかないとき、苦しいとき、どうしたらいいか、いろいろと悩む。そのときは、逃げ出したい気持ち、投げ出したい気持ちになることもだろう。しかし、それではいつまでもたってもうまく行くはずがない。そして、また同じような状況に陥る。それは、2+3が解けないといろいろな問題が解けないのと同じではないだろうか。解けるようにがんばり、定着するといろいろな問題が解ける。しかし、また同じように簡単には解けない問題にぶち当たる。そして、またがんばって解いていく。どんどん問題は難しくなり、複雑になってくる。しかし、基礎ができていれば、考え方ややり方次第で問題は解けるときもある。
 人生もバレーも同じなのかもしれない。オーバーパスもアンダーレシーブも最初からうまい子はいないだろう。繰り返しの練習で基礎ができあがり、定着し、いろいろな動きができるようになっていくと思われる。また、できない子がどうやったらうまくなるだろうといろいろと考えていくことが指導者として問題を提示されていると思って、子供の体の使い方などから、こうしたらいいのではないかと考える。そして、一つの方法でやってみる。それでもだめなら違う方法を考えてみる。10人いれば10通りの方法を考えてみることが必要だろう。
 人生も幾多の困難、難しい問題に遭遇することは、自分を高めること、成長させるための問題を提示されていることなのかもしれない。今のままの自分ではそれ以上の成長はできないから、一つの問題を与えられているのかもしれない。そのためには、自分の価値観を変えなければならないこともあるだろう。そういうときこそ、自分を見つめることが必要なのかもしれない。自分はいかにあるべきか、自分の心の有り様を問われているのかもしれない。そして、努力を続けていくことが次の努力につながっていくのかもしれない。苦しみつつ楽しみ、楽しみつつ苦しむ。結果、人生は豊かになる。日々努力。
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