笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

終業式

2010-12-24 23:44:43 | Weblog
 きょうは、2学期の終業式である。長い2学期がようやく終わり、明日から冬休みである。終業式での子供たちの姿を見ているとずいぶん成長してきていることを感じる。それは、式の最中では、聞く姿勢で集中して聞いていたことである。当たり前と言えば当たり前のことではあるが、以前は集中力に欠ける面も見られた。こういう場面を見ても自分を律することができていることを感じる。
 さて、きょうはクリスマスイブということもあり、早めに練習を切り上げた。いつも通りの練習ではなく、リレーや大縄跳び、リレーチームでの試合などを中心に基礎練習を織り交ぜながらのたっぷり練習を行った。中には、オーバーパスをして側転をしてオーバーをするなど今までやったことのない練習も行った。子供たちは頭と体がパニックになっている。それでも楽しそうである。決まり切った動きから一つの技を入れるだけでこんなに練習が活気づくのかと思うほどである。それから、さあーこーいレシーブでは、声を大きさが60点だったら打ってもいいということを徹底させた。いつもよりかなりシビアにやっているので、元気いっぱい、一生懸命に声を出し、動いている。
 アタック練習でも、レフト、センター、ライトの3カ所から、それぞれ大きな声を出した方にトスを上げるようにセッターに言うと、うるさいくらい声を出している。声を出す練習ではないが、子供たちの打つという意識を持たせたかった。
 最後は、試合を行ったが、低学年や今年始めたばかりの子のレベルが上がってきていることを感じた。シーソーゲームが続き、お互いの差が縮まってきているようである。また、自分でもびっくりするくらいブロックがきれいに決まったり、ダイレクトが決まるなど、体が勝手に反応できるようになってきている子も見受けられた。
 子供たちを見ていると、最初から細かいことをいちいち教えるよりも、まずは、原理原則などの一連の動きを徹底させてから、細かいところにアドバイスをする方が自然な指導と言えるのかもしれない。ということは、私自身が原理原則をしっかり身につけていなければならないのである。このあたりをもう一度学習し直さなければならないと感じる。日々努力。
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