さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

これって 

2010年04月21日 11時01分47秒 | Web log
BBCのニュースサイトでこんなのを見てしまった。

Stranded tourists reach for sky at Paris airport
→ http://news.bbc.co.uk/2/hi/in_depth/8627270.stm

アイスランドの火山噴火で欧州発/着のフライトが次々に
キャンセルになったときに、Roissy Airportで足止めをくらった
日本人団体客がとった行動とは。

んー。

映像にある皆様には大変失礼かもしれませんが、
わたしはできないなと思いました。

えっ? わたしならできる? 参加していると思う?

ん~、これを完全なジョークととらえれば、できるかもね。

相手に笑ってもらおうとか、歓心してもらおうとか、
自分に戻ってくる反応が目的ならば、できるかも。

まじめなわたしにも、そういう一面はありますとも。

でも、これがマジだったら、できません。

きっと逃げていたと思います。

マジだろうが、ジョークだろうが、参加するという点に置いては
同じでしょ?

と思う人も多いと思いますし、自分も『何が違うの?』と
自分に突っ込みたくなると思いますが。

実は団体行動が苦手だったりします。

組織から「やれ」と言われたことには従順な、羊のように
気の小さいわたしでも、強制力が低いところで『自主的に』
団体行動を選ぶか?というと、選ばなかったりするのであります。

ジョーク抜きでこういうことができるってとても勇気のあること
だと思います。日本のご婦人方(男性の姿もちらほら)あっぱれです。

でも、どうしてその場所で、それが必要だったのか、不思議ですけどね。
そして、参加した皆さんがマジだったら、どうしてニヤニヤ笑っている人が
多いのだろう。

内心『笑われる、変だ』って気づいてて、でもそうせざるを得なかった
理由があるとしたら、それって悲劇ですね。

きっとグループの中に、真剣に、マジで「みなさん、一緒にやりましょう!」
って言った強引な人がいたと思うんですよ。

で、そのまじめさが、本人が気づいていないだけ、コメディとして考える
と大きな笑いどころだと思うんです。

もし、ニヤニヤせずに、みんなとっても真剣にやっていたとしたら、
それこそ『大勝利』だったと思いますけどね。

で、その強引さに負けて賛同した皆さんは、おかしいと気づいてて
でもやらざるを得なかったんだろうと思います。

みなさんとても優しくて、地獄に一緒に飛び込んでしまったんだろうと
思います。

(それにしても、みんなでやらなくてもいいんじゃないかと。)

そして国際ニュースになって、全世界に発信されてしまったわけですね。

意図的であれ、なかれ、世界一部(少なくともイギリス国内で)の
微妙な笑いを得たのは言うまでもないかと思います。














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