さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

慢性膵炎の経緯はこちら。重症急性膵炎の闘病記はこちら
過去の入院・検査記録はこちら。お薬の履歴はこちら
膵臓に関する記事は、あくまで素人の作った内容です。
間違いが含まれている可能性はありますので、あくまで自己責任ということで情報を利用してください。

ご意見のある方はayushirokun☆hotmail.comへ、☆を@に変えてメール送信してください。
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脳によいこと

2010年03月01日 22時05分24秒 | たわごと
昨日、『エチカの鏡』で脳に良いことを色々と取り上げていました。
悪口や愚痴は「言わないこと」が大事なのかと思っていたら
愚痴や不平不満は思うだけでも脳に良くないらしい。
良いことばかりを考えると良い結果がついてきて
悪いことを考えるとその通りになってしまう模様。

風水では言葉や文字にしないようにとか言われるけど
それどころか思考回路を取り替える必要があるらしい。
ストレスを感じないように思考の転換をするって難しいなあ。
イラっときたり
なんで?と思ったり
先の不安を考えたり
こういうのは良くないってことね。

イライラしないで
心をゆったり穏やかに
それでいて、常に良いことを考える。
うーむ、なかなか難しい。

脳が体に指令を出しているのだから
「病気が治らない」と思うことが
病気を更に悪化させている可能性はあるのかも。

といって。
治る、治ると思いこんで
暴飲暴食をしたら、それはまた意味が違うって話になるけど。(笑)
確かに、痛くなるかもと思っていると
痛みを引き起こすのは事実。
悪い結果を先に想像するのは良くないことですね。

“寝る前にポジティブな日記を書く”
ことも脳に良いそうです。

さて。
そろそろ寝る前ですが。
今日のポジティブ日記は
今日の閉会式でのプルさま、素敵だった。
トリノの世界選手権は金メダルだよ←何かが違うww

腫瘍マーカー

2010年03月01日 21時41分41秒 | 慢性膵炎と日常生活
少し前のことなのですが
がんの市民講座で腫瘍マーカーのことを聞いてきました。

膵臓で調べられる腫瘍マーカーといえばCEAとCA19-9。
ありがたい(?)ことに
私は毎月のように調べられてます。
ただ、この腫瘍マーカーというのはクセモノで
正常値だからガンがないという保証はなく
逆に基準値オーバーしていてもガンではないこともあります。
講義をしてくださったDr.曰く
本当にガンであれば少しのオーバーというようなことはなく
顕著に異常が出るとのこと。
たとえば、CA19-9の基準値は37までですが
50ぐらいであれば胆石でもそういう異常値が出ることが珍しくないそう。
また、異常値があっても何の病態もないこともあるそうです。

そんなわけで改めて調べてみました。

CA19-9は膵臓ガン・胆管がんに主に使われる腫瘍マーカー。
他に肝臓がん、大腸がん、膵炎、胆石、胆管炎でも上昇することがあります。
膵臓ガンでの陽性率は80%前後、
胆管ガンでは70%前後、
大腸ガンでは40%の陽性度。
胆石でも20%程度陽性になり、
他に肝炎や肝硬変でも陽性になることがある。
ただし、良性疾患の場合は100を越えることは少ない。
    
CEAは大腸がん、胃がん、膵臓がん、肺がん、肝臓がん、食道がん、乳がん、子宮がん、卵巣がんなどで上昇。
異常値に該当する病気が多く、的が絞りにくく、
早期がんでの陽性率は非常に低い。
肝硬変、肝炎、肺疾患、潰瘍性大腸炎や
喫煙者でも高値を示すことがある。

CA19-9とCEAと両方が陽性であれば
膵臓ガンの可能性が高くなるということなのでしょう。
というわけで、膵臓がんの疑いがある場合にはセット検査されるようです。

ちなみに、こういった腫瘍マーカーの検査は
「悪性腫瘍がある場合か、非常に疑わしい場合」
のみ検査することができるというのが原則です。
(急性膵炎・慢性膵炎におけるエラスターゼ1や
 家族性大腸腺腫症に対してのCEAという例外はあります)

だから、この検査をするためには
便宜上「膵臓ガンの疑い」という病名がカルテに書かれます。

病名を加えてレセプトを通すというのはよくあることですが
これは不正請求とは同列には語れません。
現在の保険診療では
病名で使えるお薬や治療が決まっているので致し方ないようです。