バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

バドミントン観戦三昧

2013-09-23 07:54:31 | Badminton
 先週の台風で順延となり、日程変更して行われた大学のリーグ戦を見に行く。玉川学園は遠い。2時間半もかかる。経路はいくつかあるけど、春日部、北千住経由コースを使う。電車に乗って気づいたのは、玉川学園の隣の駅は町田ってこと。町田なら大会で何度か行っているからなじみがある。なんだ、町田の近くか。行き慣れない街に向かうことでよそ行き気分だったけど、漠然としていた位置がクリアになって「なんでもない」気分になる。
 いつものことながら往年のOB,OGの皆さんが応援に駆けつけていて、当時の学生時代の部活の話しをうかがいながら、遠慮がちに声だして応援する。昼には終わったので、公園みたいな学園内の道を下り駅へそそくさと向かう。それはYONEX OPEN JAPANが行われている東京体育館へ向かうため。
 新宿で総武線に乗り換えると、車内変な格好の人がどんどん増えてきた。膝上丈の浴衣姿で派手な髪飾りをつけた集団。どっと千駄ヶ谷で降りる。皆歩く方に一緒に歩く。この人たちみんな東京体育館か?
 改札を出るとズラーッと人が立ってる。皆それぞれに何か書いた紙を胸の前に掲げている。
 「アラフェスチケット1枚ゆずって下さい。」
 あたりはアラフェスゆずってだらけ。ヨネックスオープンならチケット余分にあって、さっき譲ってきたばかりなのに、アラフェスってなんだ?
 中に「アラフェス(嵐)チケット」と丁寧に説明入れている人がいたから、そうなんだって事情がわかった。「鹿児島から出てきました」なんて懇願調の人もいる。若者だけじゃない。同世代の人もいた。こうして立っていてゲットできる可能性ってあるのか?と思うけど、これだけいるんだから0ではないのでしょうね。違う文化を生きている人たち。
 東京体育館へ向かう人の流れは少ない。受付は閑散としている。中は静か。しかし一歩中に入ってびっくり。満員。
 男子シングルス1ゲーム目、16-18の攻防中で場内は静まりかえっていた。ラリーに息をのんで。
 この後の女子シングルスでは16歳の高校生が優勝し、史上最年少かつ日本人初優勝という日本のバドミントン界にとってはセンセーショナルな時を皆で共有した。
 体育館を出るとまだ駅前にはアラフェスチケットの人並みがあった。その人たちが立ち並ぶ中、花道を引き上げる気分をほんの少し味わいながら駅へ向かった。


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