バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

明日から夏休み

2013-07-19 11:24:33 | Badminton
 子どもたちに、「今日どんな練習したい?」と聞いてみた。それがやりたい理由を言って、みんながOKならそれをやろうというルールを決めた。
 そう決めたから「じゃ何やりたい?」と聞いたところでいきなり意見はでない。その日はこちらが決めたメニューで練習した。
 そして次の練習日。
 ニヤニヤして登場。やりたいことは決めてあるという。しかも二つ。
 多分あれだなと思う。
 だいたい言いそうなことはわかる。しかしこちらが決めた定番メニューは一通りやりたいから時間を区切って「あの時計が45の所に来たらやりたいこと聞くからね」と伝える。
 定番メニューをこなしながら必ず一つはその進化メニューを追加することにしている。要するにその日初めてやる練習が一つは入ることになる。新メニューに入るといつだって取っ付きが悪い。最初要領が飲み込めないことに加え,結局最後までうまくできないから。だから新メニューになるとコートは途端に微妙な空気になる。なんか、浮かないっていうか,飽きちゃうっていうか。本来ならできるようになるまでしつこくやるのだろうけど,できようができまいが、それにこんな空気だから15分程度で切り上げる。だからいつだってなんとなく尻切れとんぼな新メニュー練習になる。

 さて定番練習とその日の新メニュー練習一つを終え、「じゃ,時間だから何やりたいか聞こうかな」と言うと、ほらやっぱりあれかと思う練習が出る。たいていは自分の得意な内容。「すっごいじゃん」って褒めちぎられた練習があがる。良くできる事に限って練習したがる。そしてもう一つ上げるのは前回の新メニューであることが多い。要領を得ないでモヤッと感を残して終えた前回の新メニューが選ばれるということ。
 実はこれがポイント。この新メニューっていうのは、その子のできることを踏まえた上でほんの少し挑戦できる内容になっているんだから、できる幅を広げるための練習で本来おもしろいはず。
 そしてその後の展開はこんな感じ。
 前回やって練習要領がわかっているから進んで準備する。前回より少しできるようになっている。褒めちぎられる。体クネクネする。次回のリクエストメニューになる。

 バドミントンもバネも1年生の指導は全く同じ状況で進んでいる。
 4月にスタートしてお互いの流れができ、成長の土台ができ始めた所で夏休みに入る。これで9月まで一旦休み。
 長い休みがどう影響するのだろうか。

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