このエントリーで以前ご報告したハワイ旅行も5月中旬に日取りが決まり、着々と準備が進んでいます。今日はこれからパスポートの申請に行く予定にしています。
今回の旅で一番の関心事は、何と言ってもハワイアン・ミュージックのローカルなCDを大量にゲットすること。そのためには基本的な予備知識がなくてはと、一昨日はハワイアン・ミュージックのCDをネットでまとめて9枚注文しました。今から届くのがとても楽しみです。
それを待つ間、指をくわえて待っているのでは芸がないので、併行して近所のCD屋でも、『アロハ・ヘヴン~マイ・ハワイ』や『アロハ・ヘヴン~モアニ』といったハワイものオムニバスを入手して下調べを。有名どころを押えることができてかなり勉強になりました。
その中で「これは!」と惚れ込んだのが、新生“HAPA”のヴォーカルを担当しているネイサン・アウェアウという男性シンガー。ふくよかで潤いのある低音からファルセットに駆け上がる時に、フッと声が透き通る瞬間の美しさがたまりません。
そこで、ネイサンのソロ、『E Apo Mai』も早速購入。中には、母がフラダンスの教室で踊っている曲「カイマナ・ヒラ」がスピード感あふれるアレンジに料理されていたりして、かなり格好いい。手当たり次第CDを買い過ぎの感も否めない最近にあって、飽きずに繰り返し聴いているお気に入りの一枚です。
今回の旅で一番の関心事は、何と言ってもハワイアン・ミュージックのローカルなCDを大量にゲットすること。そのためには基本的な予備知識がなくてはと、一昨日はハワイアン・ミュージックのCDをネットでまとめて9枚注文しました。今から届くのがとても楽しみです。
それを待つ間、指をくわえて待っているのでは芸がないので、併行して近所のCD屋でも、『アロハ・ヘヴン~マイ・ハワイ』や『アロハ・ヘヴン~モアニ』といったハワイものオムニバスを入手して下調べを。有名どころを押えることができてかなり勉強になりました。
その中で「これは!」と惚れ込んだのが、新生“HAPA”のヴォーカルを担当しているネイサン・アウェアウという男性シンガー。ふくよかで潤いのある低音からファルセットに駆け上がる時に、フッと声が透き通る瞬間の美しさがたまりません。
そこで、ネイサンのソロ、『E Apo Mai』も早速購入。中には、母がフラダンスの教室で踊っている曲「カイマナ・ヒラ」がスピード感あふれるアレンジに料理されていたりして、かなり格好いい。手当たり次第CDを買い過ぎの感も否めない最近にあって、飽きずに繰り返し聴いているお気に入りの一枚です。
5ヶ月程前、渡辺葉の『ニューヨークで見つけた気持ちのいい生活』という本を入手し、私にしては珍しく短期間でつるりと読み切った。海外での暮らしを綴ったこの手のエッセイは、その土地や文化によっぽど興味が無いと読破が難しいため、食指が動きかけてもパラパラと頁をめくっただけで買わずじまいになることが殆どなので、自分でも意外だった。
本業のダンサーのかたわら翻訳やエッセイの連載をしている著者は、椎名誠と作家の渡辺一枝の娘と奥付にあり、ナルホドと合点がいった。自分の好きなことを追求しながら、軽やかに生活を楽しむ様子と、水が流れるような独自の文体から、只者でない作者像がうっすらと伝わってきていたからだ。
渡辺一枝の名前は聞いたことがなかったが、以来少し気になる存在として記憶に留め置かれた。ブックオフで彼女の『ひなまつり』という本を発見したのは、その二月ばかり後だった。長らく携わっていたという保母の仕事の合間を縫って、雛人形の手作りに励んだり、各地の雛祭りの催しを訪ねたりする姿は、渡辺葉の生き様と重なって見えた。
二十代前半まで女の子らしいことは極力忌避してきた私には、雛人形と言えば本来最も縁遠いもの。でも頁を繰るたびに目に飛び込んでくる、豊かな着想のおひなさまの写真を見ていると、自然と顔がほころぶのが分かった。
本を読み終えてまだ間もない頃だった。いつもは地味な勤め先の最寄り駅構内の一角が、目も眩むばかりの赤の鮮やかなポスターで明るい輝きを発していたのは。見れば、塩山の甘草屋敷に古式ゆかしい雛人形と吊るし雛が飾られているという。気持ちが湧き立った。
2月最後の金曜日、母と連れ立って塩山を訪れた。屋敷に足を踏み入れると、ぶり返した寒さも一気に吹き飛んだ。夢中でシャッターを切る。飛騨高山で昨年初めてお目にかかった「さるぼぼ」の他、毬、大根、苺など、日常のものをかたどった色鮮やかな吊るし雛は、無条件にかわいらしかった。
本業のダンサーのかたわら翻訳やエッセイの連載をしている著者は、椎名誠と作家の渡辺一枝の娘と奥付にあり、ナルホドと合点がいった。自分の好きなことを追求しながら、軽やかに生活を楽しむ様子と、水が流れるような独自の文体から、只者でない作者像がうっすらと伝わってきていたからだ。
渡辺一枝の名前は聞いたことがなかったが、以来少し気になる存在として記憶に留め置かれた。ブックオフで彼女の『ひなまつり』という本を発見したのは、その二月ばかり後だった。長らく携わっていたという保母の仕事の合間を縫って、雛人形の手作りに励んだり、各地の雛祭りの催しを訪ねたりする姿は、渡辺葉の生き様と重なって見えた。
二十代前半まで女の子らしいことは極力忌避してきた私には、雛人形と言えば本来最も縁遠いもの。でも頁を繰るたびに目に飛び込んでくる、豊かな着想のおひなさまの写真を見ていると、自然と顔がほころぶのが分かった。
本を読み終えてまだ間もない頃だった。いつもは地味な勤め先の最寄り駅構内の一角が、目も眩むばかりの赤の鮮やかなポスターで明るい輝きを発していたのは。見れば、塩山の甘草屋敷に古式ゆかしい雛人形と吊るし雛が飾られているという。気持ちが湧き立った。
2月最後の金曜日、母と連れ立って塩山を訪れた。屋敷に足を踏み入れると、ぶり返した寒さも一気に吹き飛んだ。夢中でシャッターを切る。飛騨高山で昨年初めてお目にかかった「さるぼぼ」の他、毬、大根、苺など、日常のものをかたどった色鮮やかな吊るし雛は、無条件にかわいらしかった。
お正月の“和”テイストから一転、南国ムードに模様替え。
一体何よ??と思われそうですが、聞いてください!平成18年の年賀状のお年玉くじで一等が当たり、ハワイ旅行をゲットしたのです!
母に頼まれて、年賀状を調べたのは一昨日の夜。さして期待せず、切手シート一枚位だろう…と高をくくって事務的に2枚目のくじ番号に目を通して唖然としました。全部同じ数字ィィ~~~~??!!
慌てて母をパソコンの前に呼びつけて確認させました。母は「やった!!」と小躍りして私の肩を叩き、「ハワイにしよう!」と即決。私は「国内旅行も色んな場所が選べるみたいだよ…」と一応言ってみたのですが、母の心は既にハワイへ。
よくよく考えてみれば、フラダンスを習い始めてもうすぐ3年を迎えようとする母が、ハワイを選ばないわけがありません。洋裁好きの母は、フラダンスのスカートやドレスを教室のお友達にしこしこ作って差し上げたり、また私が『ku:nel(クウネル)』の古い号をブックオフで買ってきてフラ関連の記事を見せると、そこに載っていたレイの写真をフラワーアレンジメントの先生のところに持って行って、「こういうものを作ってみたいのだけど…」と相談したり、何かと熱心だったのです。
そうと決まったら、私もつられて段々盛り上がってきました。せっかく行くのだったら、ただビーチで泳ぐだけではもったいない。自分たちの趣味嗜好を散りばめたオリジナリティのある旅にしよう!と、フラダンスとハワイアンミュージック関係をネットで調べ、IEの〔お気に入り〕に登録。これから、じっくりそれらのサイトの内容を吟味することにしています。
しかし、ハワイ音楽については私は全く無知。持っているCDは、以前このエントリーで触れたレネ・パウロと、山内雄喜と、小野リサと、三軒茶屋のハワイアンコーヒー・ショップで買った、ハワイの地元レーベル制作のクリスマス曲集の4枚のみ。
それで次善の策として、皆様には、ハワイではないけれどいかにも“南の島リゾート”なスクリーンセーバー(写真)を提供しているサイトをご紹介して、この場を乗り切りたいと思います(苦笑)。
ハワイでは、たんまりジモティーかつ渋めなハワイ音楽CDを買ってきます。そして、帰国後にはしたり顔でブログでも取り上げたいと思いますので(笑)、お楽しみに。
一体何よ??と思われそうですが、聞いてください!平成18年の年賀状のお年玉くじで一等が当たり、ハワイ旅行をゲットしたのです!
母に頼まれて、年賀状を調べたのは一昨日の夜。さして期待せず、切手シート一枚位だろう…と高をくくって事務的に2枚目のくじ番号に目を通して唖然としました。全部同じ数字ィィ~~~~??!!
慌てて母をパソコンの前に呼びつけて確認させました。母は「やった!!」と小躍りして私の肩を叩き、「ハワイにしよう!」と即決。私は「国内旅行も色んな場所が選べるみたいだよ…」と一応言ってみたのですが、母の心は既にハワイへ。
よくよく考えてみれば、フラダンスを習い始めてもうすぐ3年を迎えようとする母が、ハワイを選ばないわけがありません。洋裁好きの母は、フラダンスのスカートやドレスを教室のお友達にしこしこ作って差し上げたり、また私が『ku:nel(クウネル)』の古い号をブックオフで買ってきてフラ関連の記事を見せると、そこに載っていたレイの写真をフラワーアレンジメントの先生のところに持って行って、「こういうものを作ってみたいのだけど…」と相談したり、何かと熱心だったのです。
そうと決まったら、私もつられて段々盛り上がってきました。せっかく行くのだったら、ただビーチで泳ぐだけではもったいない。自分たちの趣味嗜好を散りばめたオリジナリティのある旅にしよう!と、フラダンスとハワイアンミュージック関係をネットで調べ、IEの〔お気に入り〕に登録。これから、じっくりそれらのサイトの内容を吟味することにしています。
しかし、ハワイ音楽については私は全く無知。持っているCDは、以前このエントリーで触れたレネ・パウロと、山内雄喜と、小野リサと、三軒茶屋のハワイアンコーヒー・ショップで買った、ハワイの地元レーベル制作のクリスマス曲集の4枚のみ。
それで次善の策として、皆様には、ハワイではないけれどいかにも“南の島リゾート”なスクリーンセーバー(写真)を提供しているサイトをご紹介して、この場を乗り切りたいと思います(苦笑)。
ハワイでは、たんまりジモティーかつ渋めなハワイ音楽CDを買ってきます。そして、帰国後にはしたり顔でブログでも取り上げたいと思いますので(笑)、お楽しみに。
飛騨高山の旅で前々から楽しみにしていたのが、街並みに調和した雰囲気あるカフェ巡りをすること。
今回ご紹介する【茶房 布久庵】は、奥飛騨温泉郷に着いた初日に昼御飯を食べた和食処に置いてあったガイドブックで偶然発見しました。呉服店の母屋の一角を改装して作られたカフェという歌い文句に母が惹かれ、急遽行くことに決めました。
2日目高山に着くなり、まずこのカフェに直行。オープンして間もない時間帯でまだ誰もお客さんがいなかったため、じっくりと写真撮影できました。煙草を吸わない私達は禁煙席である座敷席へ。座敷席は御簾で仕切られ、芸者さんの名前(?)が書かれた内輪が壁に飾られ、何とも艶やかな風情を醸し出していました。喫煙席のテーブル席の部屋は大正ロマン調の家具調度が並べられ、緑豊かな中庭が眺められました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c2/71199fe00306860b508002ff89d1b24c.jpg)
写真撮影が一段落して座敷に戻ると、注文したわらびもちのアイス添えと抹茶のセットが運ばれてきました。セミクラシック風のストリングスが聴こえてくる中、手作り風のわらびもちを平らげ、抹茶を飲むと、何やら茶碗の底に絵柄が見え隠れ。何だろう?と更にお茶をすすっていくと、絵ではなく文字のようです。飲み干してびっくり。何と「大吉」と書いてあるではありませんか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2e/5f6f7e100340d6904fe26c2c79e16ba3.jpg)
(母は中吉でした。)粋な仕掛けに非常に満足してお店を後にしたその後の高山巡りは、勿論大変充実したものになりました。
今回のワタシ的おまけBGMは、和洋折衷のインテリアを意識して選盤したレネ・パウロの『ワイマナロ・ムーン』です。ほんのり異国情緒の漂うハワイのラウンジ・ピアノはロマンティックかつ涼やかで、この時期のあのお店にはピッタリだと思うなぁ…。
今回ご紹介する【茶房 布久庵】は、奥飛騨温泉郷に着いた初日に昼御飯を食べた和食処に置いてあったガイドブックで偶然発見しました。呉服店の母屋の一角を改装して作られたカフェという歌い文句に母が惹かれ、急遽行くことに決めました。
2日目高山に着くなり、まずこのカフェに直行。オープンして間もない時間帯でまだ誰もお客さんがいなかったため、じっくりと写真撮影できました。煙草を吸わない私達は禁煙席である座敷席へ。座敷席は御簾で仕切られ、芸者さんの名前(?)が書かれた内輪が壁に飾られ、何とも艶やかな風情を醸し出していました。喫煙席のテーブル席の部屋は大正ロマン調の家具調度が並べられ、緑豊かな中庭が眺められました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/c2/71199fe00306860b508002ff89d1b24c.jpg)
写真撮影が一段落して座敷に戻ると、注文したわらびもちのアイス添えと抹茶のセットが運ばれてきました。セミクラシック風のストリングスが聴こえてくる中、手作り風のわらびもちを平らげ、抹茶を飲むと、何やら茶碗の底に絵柄が見え隠れ。何だろう?と更にお茶をすすっていくと、絵ではなく文字のようです。飲み干してびっくり。何と「大吉」と書いてあるではありませんか!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/2e/5f6f7e100340d6904fe26c2c79e16ba3.jpg)
(母は中吉でした。)粋な仕掛けに非常に満足してお店を後にしたその後の高山巡りは、勿論大変充実したものになりました。
今回のワタシ的おまけBGMは、和洋折衷のインテリアを意識して選盤したレネ・パウロの『ワイマナロ・ムーン』です。ほんのり異国情緒の漂うハワイのラウンジ・ピアノはロマンティックかつ涼やかで、この時期のあのお店にはピッタリだと思うなぁ…。
海の日の三連休に、飛騨高山と乗鞍に行ってきました。今回の旅行は、弟の誕生日に合わせて母が企画したもので、囲炉裏のある家に住むのが夢という弟の好みを考えて、囲炉裏のあるお宿を手配しました。
初日の晩に泊まったのは、奥飛騨温泉郷の新平湯温泉にある【松宝苑】。古民家を移築したという母屋に入ると、黒光りする柱や梁が大胆に組まれたロビーでは、トランペットやサックスがフィーチュアされたジャズが流れていました。音楽を聴きながら緑豊かな中庭を眺めつつ渡り廊下を辿って部屋へ。隣り合わせの二室はレイアウトの全く異なる部屋ながら、共に囲炉裏があって落ち着ける雰囲気。母が風呂から上がってくるのを待つ一時間、囲炉裏端に座り何もせずゆったりと過ごしました。何とも贅沢なひと時でした。
食事の間でも囲炉裏が各テーブルに。そこで蒸し焼きされた飛騨牛のほう葉焼きは美味しかったなぁ…。
一夜明け、廊下に出るとBGMはジャズとニューエイジの中間のようなピアノ曲になっていました。そうそう、このくらい軽い方がしっくりくるよね…、と思いながら朝食をとり、チェックアウト。
ジャズのBGMは、オーナーのお好みだったのかもしれませんね。でもホーンものはちょっと違和感がありました。ワタシ的には、廻由美子の『バック・トゥ・バッハ』などを合わせてみるといいのではないかと感じました。生粋のクラシック畑のピアニストが、第三者によってジャズ・ピアノ調にアレンジされたバッハの曲を演奏しています。とても聴きやすいですよ。
初日の晩に泊まったのは、奥飛騨温泉郷の新平湯温泉にある【松宝苑】。古民家を移築したという母屋に入ると、黒光りする柱や梁が大胆に組まれたロビーでは、トランペットやサックスがフィーチュアされたジャズが流れていました。音楽を聴きながら緑豊かな中庭を眺めつつ渡り廊下を辿って部屋へ。隣り合わせの二室はレイアウトの全く異なる部屋ながら、共に囲炉裏があって落ち着ける雰囲気。母が風呂から上がってくるのを待つ一時間、囲炉裏端に座り何もせずゆったりと過ごしました。何とも贅沢なひと時でした。
食事の間でも囲炉裏が各テーブルに。そこで蒸し焼きされた飛騨牛のほう葉焼きは美味しかったなぁ…。
一夜明け、廊下に出るとBGMはジャズとニューエイジの中間のようなピアノ曲になっていました。そうそう、このくらい軽い方がしっくりくるよね…、と思いながら朝食をとり、チェックアウト。
ジャズのBGMは、オーナーのお好みだったのかもしれませんね。でもホーンものはちょっと違和感がありました。ワタシ的には、廻由美子の『バック・トゥ・バッハ』などを合わせてみるといいのではないかと感じました。生粋のクラシック畑のピアニストが、第三者によってジャズ・ピアノ調にアレンジされたバッハの曲を演奏しています。とても聴きやすいですよ。