水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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また、読書にご不自由のある方には【サピエ図書館】より音声データ(デイジーデータ)をご利用いただけます。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

断捨離からの拾い物⑶

2020年03月25日 10時59分22秒 | ドライヴ・ミュージック
運転中にCDをかけていると、思いも寄らぬ音楽のそら似に気づくことがある。例えば、エルヴィス・コステロの曲はオルタナ的な音像というか、癖のあるヴォーカル以上にサウンド全体が低い天井のもとに押し込められているかのようで息苦しく、かなりの枚数が「古本募金」行きとなった(まぁこれは好き好きです)。逆に掘り出し物だったのが、ショーン・コルヴィン。

ショーン・コルヴィンを知ったのはBGM会社勤務の頃に彼女がクリスマスアルバムをリリースして、仕事で聴いたからだった。その後山梨に越してきてしばらくしてからこの『A Few Small Repairs』を入手。悪くないとは思ったはずだが、まだ自分の守備範囲を広げることに躍起になっていたのであまり聴き直さずにいた。
今回久々に出してきて車でかけて、「鈴木祥子に似てるな〜」とつくづく感じた。メロディやコード感、アレンジの作り、ヴォーカルの佇まい、……本当に色々な面で似ている。祥子嬢も運転時に聴くと心地よいが、ショーン・コルヴィンもいいなぁ。他のCDも買ってみようかな??
おっと!これじゃ、断捨離になってないって。
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断捨離作業からの拾い物⑴

2019年09月02日 13時42分06秒 | ドライヴ・ミュージック
 今のように私が音楽からとんと縁遠くなってしまったのは、FEBCラジオを聴くようになってからであるのはほぼ間違いない。日記を辿るのが面倒なのであくまで記憶の範囲だけれども、FEBCを聴き始めた時期は乳がんが見つかる前の2011年頃だったと思う。FEBCにはその後大変お世話になり放送には日々支えられているのだから、難じるようなことは正直憚られるのだが、音楽鑑賞に時間を割けなくなったのは実感としてある。
 そうなってから音楽を改めて聴く時間は、調べ物的にYouTubeで聴くかあるいは2013年に買った自分の車の中においてかに、次第に絞られていった。最近も状況はさほど変わっていない。ただ、乳がん発症後に「終活」のため意識的に断捨離するようになって、「これは今処分に相当する音楽か、まだ手元に所持しておくべき音楽か」という冷徹な基準で選盤されたCDを車に持ち込んで聴き「選別」するという、味も素っ気もない作業を繰り返していた。自然、音楽を聴くのも楽しくなくなってくる。何しろ自分は「選別」マシーンなのだから。
 そんな中で「キープ」物件を発見すると、断捨離が前進しないもどかしさを感じつつも、ちょっとした嬉しさもあった。今回ご紹介するヴィンス・ギルの『When Love Finds You』もそうした一枚である。

 ヴィンス・ギルを知ったのは、映画『プリンス・オブ・エジプト』の《Nashville》というカントリー畑アーティストらによるインスピレーショナル・アルバムに収められていたためである。『When Love Finds You』自体は、リリースからだいぶ時を経て中古を購入したように思う。その頃はまだ色々CDを買い漁っていた時期で、このヴィンス・ギルも一通り聴いたが、one of them という感じで通り過ぎていた。
 だからこそ「選別機」にかける気にもなったのであるが、これが意外や意外、とても良いのだ。車で聴くCDは連続で聴くのは二周がいいところ。だがこのCDは、たまたま乳がんの定期的な受診に県立中央病院へ行くタイミングで車にあったため、四周くらい聴いた。実は今回の受診では、心が揺れるような案件が発生した。その気持ちを落ち着かせるためにもこのCDは打ってつけだった。
 『When Love Finds You』を通しで試聴できるサイトは見つけられなかったので、その一曲目「Whenever You Come Around」のYouTubeをここに貼っておく。

Vince Gill - Whenever You Come Around
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すぐ到着。

2017年11月17日 19時36分15秒 | ドライヴ・ミュージック
シャコンヌの途中で家に辿り着く今日も走行距離は短く
(とど)

2013年7月30日 作歌、2017年7月27日 改訂。
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予習。

2017年08月05日 20時04分38秒 | ドライヴ・ミュージック
車でもiPhoneでも努め聴く演目となるバッハの「シャコンヌ」
(とど)

2013年7月26日 作歌。
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春のドライヴに(3)

2014年04月16日 17時27分35秒 | ドライヴ・ミュージック
二年半ほど前に教会でのクリスマスライヴにお越しいただいたThe Monkeymind You Cube Bandのセカンド・アルバム『Metro Top Music』が、本日ついに一般発売になった。
先行の直販で2月末にゲットし、iTunesにリッピングした上で、カーステレオにしばらく入れっぱなしにしていた。
シックな1stに比べ、ポップ感全開!の今作。iPhoneなどで聴くより、カーステとの相性がいいようだ。
のっけの「Ice Cream Soul」から軽快に飛ばしていく。
アコースティックな編成の時はいまいち響いてこなかった「グローバル・ハッピー」も、広瀬さんのドラムが加わったら、グッと締まった感じで全然違う。繰り返し聴くうちに 鼻唄が出てくるまでになった。
ゆーこさん作詞作曲の「7月のパッセンジャーシート」のハンパないキラキラ感。
後半の「ウルトラマン’ズ ワイルドワイフ」が始まると、つい左足をバスドラムの感覚でドンドン踏んでしまう。足踏み式のパーキングブレーキの車を購入しなくて、つくづく良かったと思う瞬間だ(笑)。
続く「5minutes miracle」は、坂本龍一の「GT」の疾走感を彷彿とさせるアレンジ。元曲は「サンフランシスコ・カーチェイス」という曲名だったというから、あながちピント外れな感想でないかもしれない。

以上、パワーチューン中心に軽くコメントしたけれど、バラードやブルースも味があっていいんですよねぇ。お薦めのアルバムです。
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大地のあったかさって言ったら月並か…

2014年01月26日 16時18分03秒 | ドライヴ・ミュージック
ユッスー・ンドゥールのこの『JOKO』は、つい最近まで 車で聴いていたCDです。
いやぁ、あったかい音楽ですね。朗らかでカラッとしていて、冬場はこういうのもぬくとくていいですね。アフリカ音楽⇒暖かいという図式は 先入観なのかもしれないけど、ドライヴには 頭でっかちなこと抜きで楽しむのもアリだなぁと思いました。
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私のために~♡_♡ですか?

2014年01月19日 14時57分57秒 | ドライヴ・ミュージック
ブログの記事としては少し間が空きましたが、車の中では引き続き音楽を楽しんでいます。
車の運転中って 微妙な騒音などもありますから、何でもかんでもBGMに向くってわけじゃないですね。そういう意味では、ジャズギタリストの小沼ようすけの この『3,2 & 1』も、恐る恐る車に持ち込んだ部類でした。シンプルなジャズなので、環境音に負けちゃうかなぁ…と危ぶんだのです。
でも、予想外に良かったです。まるで眼前で演奏してくれてるかのような雰囲気。自分の家の居間に知り合いのミュージシャンを呼んで演奏してもらっているかのように、贅沢感たっぷり。寒くなってきた頃に聴いていましたが、心がホッコリ温まる感じでした。
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ぼちぼち備忘録で復活。

2013年11月09日 14時43分02秒 | ドライヴ・ミュージック
前回<ドライヴ・ミュージック>についてブログに記事を書いたのは、見返してみれば 何と6年半前!!それ以降、持病の再燃などもありましたから、まぁ無理からぬことではありますが…改めて月日の過ぎるのが早いことに驚きました。
実は今年になってから自分の車を購入したこともあって、CDで音楽を聴くのは車の中で、ということが最近は多くなりましたね。初めの頃は「自分の車」という緊張感から音楽どころではなく、母の「車で音楽はやめておきなさい」という言いつけも守っていましたが、ぼちぼち一ヶ月くらい経った頃から CDを車に持ち込み始めました。
とは言っても、最初はクラシックなどに留めていました。それだと完全にBGMとして聴き流せるから、安全に運転できるだろうと思って。完全インストのクラシックから始めて、歌声入りのクラシックに枠を広げ、ついにポップスに足を踏み入れた記念すべきCDが、このida(アイダ)の『ラヴァーズ・プレイヤーズ』です。
ポップス70%に、フォーク25%、5%がエレクトロニカ、といったところでしょうか?優しい音楽なので、車の騒音にもっと音が紛れてしまうかな~?と危ぶんでいたのですが、そんなことはなかったです。運転していて気持ちが上向きになってくるのが感じられる、そんな音楽でした。
今後は、自分の備忘録的にこの<ドライヴ・ミュージック>のカテゴリーを使っていきたいと思っています。
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春のドライヴに(2)

2007年03月11日 15時17分25秒 | ドライヴ・ミュージック
昼前に、レンタルしていたDVDとCDを返却しに、近くのショッピングセンターに行ってきました。
今まで日曜の真っ昼間にその辺りに出向いたことは無かったのですが、今日行ってみると駐車場入口と付近の道路がありえないくらい混んでいて、なかなか中に入れませんでした。
ようやく車を止めて、店に向かって歩を進めたところでハタと気付きました。「携帯忘れた!」
今日はTSUTAYAのオンラインクーポンによる半額レンタル最終日。10枚組のCDを借りる心積もりでしたから、仕方なく自宅に取って返し出直すことに。
でも、おかげで行き帰りの車中でたっぷり音楽を満喫できました。今日のドライヴ・ミュージックは、ディクシー・チックスのファースト・アルバム『Wide Open Spaces』。春疾風が吹き荒れてはいたけれど陽射しは明るかったので、BGMは朗らかなカントリーがいいなぁ~と持って行きました。
これからは日和も良くなってドライヴには絶好の季節だし…と、<ドライヴ・ミュージック>なるカテゴリーを新たに設けました。と言っても、それ程まめに運転するわけではないので、エントリーもぼちぼちとというペースになりますが(笑)、どうぞよろしく。
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冬のドライヴに

2007年02月08日 16時14分57秒 | ドライヴ・ミュージック
今年は立春になる前から、「3月下旬並み」と報じられるポカポカ陽気が続いています。今日も例外ではなく、車窓から差してくる光がねっとりと暖かでした。
だから、「冬の」というのではもう時季外れな気もしますが、前からこの題目で紹介したかったものなので、あえて取り上げます。
ドライヴ・ミュージックほど天候に左右されるものもないかもしれません。前日に「今の季節はこれだなぁ~」と思ってあらかじめCDを用意しておいても、いざ一夜明けてみると曇りがちだったり、しとしと雨降りだったりして、朝出掛ける前に慌ててCDの選び直しを余儀なくされることもしばしば。
いつもはお茶のお稽古で八ヶ岳方面に向かう際に同行する母が、起き抜けに「今日は行かない」と言うので、考える間もなく 私にとっては定番のドライヴ・ミュージックであるスティーヴィー・ワンダーの『Talking Book』を持ち出しました。
エンジンをかけてすぐにCDも再生。有名な一節 “You are the sunshine of my life ~♪”が流れました。明るい陽射しにこの歌も勿論悪くはないけれど、寒さの厳しい頃や暗鬱な空模様の時の方が、この歌詞がグッと来るんだよなぁ…、と思いながら車を発進。
今日は帰りに図書館に寄ったり、コーヒー豆を買いに行ったりしたので、このCDも3周してしまいました。でもお蔭で、今まで印象が薄かったCDの後半の曲をじっくり聴くことができました。ラストの「I Believe(When I Fall in Love It will be Forever)」がこんな名曲だと気付けたのが、今日の一番の収穫ですね。
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夏のドライヴに

2006年08月25日 17時22分47秒 | ドライヴ・ミュージック
今日は小淵沢に足を伸ばしてきました。処暑を過ぎたとは言え、まだまだ残暑が厳しい折から、車の中はクーラー無しではサウナ状態。標高が少しずつ高くなる頃合を見計らっては、冷房を止め窓を開けてみたのですが、すぐに熱気で蒸してくるので、仕方なくクーラーを入れ直すということを繰り返していました。
そんな夏真っ盛りのドライヴのお供にと、今日は ブルース・ホーンズビーの『Halcyon Days』をかけていました。ソウルフルなピアノ・スタイルは、直近のエントリーに書いたRIKUOにもちょっと通じるものが。青空のもと気持ち良く車を飛ばすにはもってこいの、スカッと痛快なロックです。
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春のドライヴに(1)

2005年04月02日 19時37分01秒 | ドライヴ・ミュージック
またもやKankoさんのアイディアを拝借しての投稿です。(少しは自分のアタマを使わんかい!と自分にクギを刺しつつも。)
10年のペーパードライヴァー歴を脱してようやく1年ちょっとの私は、母の警告を尻目に一人のときは運転しながら音楽を楽しんでいます。
空いている道を軽快に飛ばしながら聴くのに良さそうなのは…と考えて思い浮かんだのは、エレクトリック・ライト・オーケストラの『Out of the Blue』。シンセ・ストリングスと分厚いコーラスが、爽やかな春の気分を盛り上げてくれそうです。
ちなみに、このサイトは、一口にドライヴといっても細かくシチュエーション別にディスクを選んでいて参考になります。
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