水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

歌集『カインの祈り』

澤本佳歩歌集『カインの祈り』
詳細は、こちらの記事をご覧ください。

Amazon等で購入できます。 また、HonyaClub で注文すれば、ご指定の書店で受け取ることもできます。

ご希望の方には、献本も受け付けております。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

また、読書にご不自由のある方には【サピエ図書館】より音声データ(デイジーデータ)をご利用いただけます。詳細は、こちらの記事をご覧ください。

自分だけ清廉でなんていられない。踏み込んだ言い方をして傷つく人もいるけど、それが必要な場合もある。

2025年02月08日 09時07分43秒 | その他
もう誰も傷付けたくないなんて言う 意思表示せず伝わるとでも?
(とど)

2023年3月5日 作歌。

*上句はお題
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こっちのメンタルが悪いと、相手も調子悪くなっちゃうんだよね…で、周りが非信徒であっても、神様との関係を整えることが最優先になる。

2025年02月08日 08時35分11秒 | 持病に寄せて
サトラレに疑心の激情がうつるきっと仲間の要素があって
(とど)

2023年4月29日 作歌。

*下句はお題
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ほんと私の日常はこんなことばっか。

2025年02月08日 08時19分12秒 | その他
男尊女卑に抗いながら生きてきて気づけばあなたをぶん殴ってた
(とど)

2023年2月12日 作歌。

*下句はお題
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“建設的な感情論”って聞いたことない。何かの否定だけよね。

2025年02月07日 20時19分55秒 | その他
感情論ばかりに時間を割いていて決議の成らぬ委員会なり
(とど)

2022年11月11日 作歌。
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サイン本は買取受付してくれない店もあるよね…

2025年02月07日 20時13分03秒 | 本に寄せて
ファンならば喜んだかも知れないね為書きのある初版歌集も
(とど)

2022年9月11日 作歌。

*上句はお題
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でもあんまり直しばっか入れられると、(そんなに言うなら自分でやってよ)ってなっちゃう。

2025年02月07日 18時40分13秒 | その他
アクションに直しはできる 自分から説明できずじっと見ている
(とど)

2022年11月27日 作歌。

*下句はお題
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2025年2月7日の祈り

2025年02月07日 17時48分48秒 | 「とど」の日々の祈り
① FEBCの【いのちのパンとこれからの私達〜「つねちゃんねる」より】は、毎度ながら痛烈で最高だった。感謝。FEBCが無いと、私は作業所の通所率は現在の1/3(つまり週一)くらいに落ちてると思う。ああいう栄養補給をしないでちゃんと働けてる人って、私には超人にしか見えない。

② 一日通所。私は黙々と同じ作業をした。午前は某職員さんの前職の内容などを聞いた。言葉にならないところを汲み取る力がおありな理由が分かる気がした(私は穿り返し過ぎだったかなぁ….)。その職員さんのご健康が支えられますように。
昼休みはフェミニズム神学の本を読み始めた。神学と言っても、一介の信徒がお書きになった本。でも、高邁な論理を聞きたいのでなく、フェミニズムとキリスト信仰を実際にどう生きるかが知りたいことなので、多分耕されると思う。よく味わえますように。
午後は眠かったが、少し近くにいたメンバーに「思い出すと笑えるような話」はないか尋ねた。相手は「面白いかどうかは分からないけど」と前置きして、二,三のエピソードを話してくれた。目は醒めた。感謝。

③ 帰りに最寄り図書館へ行き、絵本を五冊借りてこられた。感謝。
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2025年2月6日の祈り

2025年02月06日 17時49分53秒 | 「とど」の日々の祈り
① 朝の黙想時に『信徒の友』2024年6月号をパラパラ捲ったら、「シンチャク!」のコーナーで、『われら主の僕〜リベラルアーツの森で育まれ』(ICU伝道献身者の会・編)が紹介されていた。70人あまりの献身者の証しが収録されていると書いてあったので、版元の新教出版社の該当ページを確認。すると「矢澤俊彦」というお名前も載っていた。えぇ〜?と思ったが、やはり2024年4月にトラクトNo.39とFEBC番組表をお送りしたら小冊子(ご著書)をスマートレターでお贈りいただき、5月に『カインの祈り』を謹呈した牧師先生だった。ご著書を拝見し、何というか美辞麗句で済ませない、ある意味ドロドロしたものを神様に直接ぶつけるお人柄なんだなぁと感じたので、この先生なら『カインの祈り』を謹呈しても大丈夫かな?と思ったのである。面識の無い牧師先生に謹呈した最初の御方だった。今思えば、謹呈の度胸をいただいた恩人みたいな先生である。感謝。私には手強めの読書も今日済んだし、ご恵贈の本をちゃんと読み始めたい。(矢澤先生、遅くてスミマセン!)

② 午前は通所。11:40からトイレ掃除ができた。感謝。

③ 半日で上がり、買い物して帰宅。午後は、古谷智子『片山廣子:思ひいづれば胸もゆるかな』を100頁ほど一気に読み、16時過ぎに読了できた。感謝。

④ その後、製氷機の給水パイプ・給水タンク・給水ポンプのお手入れができた。感謝。
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2025年2月5日の祈り

2025年02月05日 16時11分27秒 | 「とど」の日々の祈り
① 午前中はFEBCを聴きつつ、短歌の先輩(年配教会員)宛ての手紙文と、西日本の某教会の牧師夫人(以前ウチの教会員だった方)宛ての手紙文をiPhoneに下書きできた。感謝。

② 昼食後、自作ポストカードに手紙文を清書。短歌の先輩宛てにはトラクトNo.43と私の1月の聖書黙想を同封し、西日本の牧師夫人宛てにはトラクトとクローバーの押し葉を同封した封書を作成。13時台に投函してこられた。感謝。

③ 14時過ぎに、某歌誌の2015年4月号を切り抜いて断捨離できた。感謝。

④ その後、掃除機をかけられた。感謝。

⑤ それから、古紙類を縛れた。感謝。

⑥ 昨日届いていた封書と今日届いた葉書(それぞれ教団の山梨分区の教会の牧師先生より)を確認した。私の歌集を丁寧に扱っていただけてるようで嬉しかった。感謝。

⑦ 2/9(日)は、伝道委員会がある。2025年度計画について話し合うけど、実り多い打ち合わせができますように。

⑧ 『NHK俳句テキスト』2025年2月号は、「息白し」の兼題で掲載されたので買ってきたが、「聖夜」の兼題の入選句・佳作も載ってて、「聖夜劇」を詠んだ句が結構あった。それらを見てたら、2025年のこひつじの会がらみのクリスマスの企画案が綿飴みたいに何となくモワモワァ……と結集してきているが、なにぶんまだ朧である。主よ、導いてください。
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2025年2月4日の祈り

2025年02月04日 19時40分17秒 | 「とど」の日々の祈り
一日通所。私は一日同じ作業をした。午前にその作業をしてたのは私と職員さんお一人だけ。少し会話もしたが、割と静かに作業した。
昼休みは、歯磨きと散歩の後に定位置に座ったら、親方が私の前にいらしておかけになり、「メンツってどういう漢字を書くの?〈メン〉は仮面の面だって分かるけど」と仰った。どうも今やってるドラマで〈メンツが潰れる〉という表現が出てきたらしい。「子供の〈子〉ですよ」と答えた上で、「でも何で〈子〉なんでしょうね」と面子を検索してみたら、「面子 麻雀」という検索候補が出てきたので見てみた。麻雀の面子は、数字の並びとか同牌とかの三つの牌のことのようだ。「よく〈面子が揃う〉とか言う時の〈面子〉はメンバーの意味だけど、そっちは麻雀の面子が語源なのかもしれないですね。体面のほうの面子の語源はよく分からないけど……調べ始めると沼っぽいですね」と私は言い、麻雀には〈満漢全席〉というローカル・ルールもあるらしいと話して検索。「満州族と漢民族の料理を一堂にそろえた宴席の意。 2~3日かけて食べる。 熊の手・燕の巣・象の鼻などの珍しく高価な食材も用いる」を伝え、「熊の手とか象の鼻とか食べたくないですよね」と申し上げた。
午後は大人数で作業。最近散歩に行かなくなったメンバーが膝の心もとなさを言ったので、「ちょっとやるだけで違うよね」と私は答え「太り始めると見栄えの問題とか以上に、ズボンがキツくて股関節が痛くなるとか現実的な問題が発生するから太ってはいられない」と話した。そのメンバーから「◯◯さん家は、おでんを最近食べましたか?」と訊かれ、「この冬は食べてないなぁ……おでんって案外太るんだよね」と答えると「練り物ですもんね」と相手。「おでんを全部食べちゃうと翌日太ってるんだよね、、何か一つ二つ朝に残さないとね。レコーディング・ダイエットは短期的に見るとあまり効果が無いけど、何を食べた翌日は太るとか傾向が掴めるから、長期的には自制が利くようになるんだよね」と話した。
14時休憩以降は、密林の話題を少し離れたところでしてたので、私の歌集の密林の中古在庫の値段が下がってきていることを話し「私も張り込んでハードカバーにしちゃったから定価が上がって、(障がい)当事者には手の届きにくい歌集になっちゃった部分もあるから、値段が下がったほうがいい面もあるんだよね」と言い「1円になったらスクショ撮るよ」と正直に告げた。「私自身1円の本を買ったことあるし、『私の本だけ値段が下がらないでほしい』なんて、言えた義理ではないからね」と語った。私の隣に座っていたメンバーが図書館への寄贈について訊いてきた。私は2023年の年末に謹呈を打診した図書館からの返事が冷たかったことを打ち明け、「でも本棚がパンパンで色々除籍しなきゃいけなかったりとかそれぞれ事情があるんだろうし」と私は言い、一か八かで打診して好意的に謹呈を受け入れてくれたところもあったこと、国立ハンセン病資料館に一冊謹呈したら、歌集全体がハンセン病の内容だったわけじゃないのに、資料館のほうで一冊ご購入いただけたようで有り難かったことなどを伝えた。喪黒な「とど節」を発揮した感じがあったが、あちこちで雑談が弾んでいたようだった。感謝。
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2025年2月3日の祈り

2025年02月03日 15時59分24秒 | 「とど」の日々の祈り
① 4:19起床。ルーティン後にFEBCを聴いた。長倉さんのEcho of Voices に励まされた。感謝。

② 9時半頃にちょっと買い物してこられた。感謝。

③ 帰宅後ちょっとダウンしていたが、塩谷達也さんの『琴音』のdisk「日々のうた」を聴いて、心がほぐされた。感謝。それで勢いづき、11:10頃にMacBook起動。聖句ポストカードを三種類作成できた。感謝。

④ 明日の「詩編を読む会」の場を主が豊かに用いてくださいますように。

⑤ 今週のこども園礼拝(@教会)とこひつじの会ミーティングの場に主が共にいてくださいますように。

⑥ 母が相当ハイテンションなようで、「慌てる◯◯は……」状態になっている。私のコンディションが影響してる部分もあるので責任を感じるが、だからと言って私にできることは限られてるんだよなぁ、、、主よ、母をお守りください。
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自作ポストカード♪(22)

2025年02月03日 14時09分31秒 | 言葉に寄せて

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2025年2月2日の祈り

2025年02月02日 18時00分14秒 | 「とど」の日々の祈り
① 今日は礼拝に行けた。感謝。玄関を入ってすぐのところに屋外用チラシスタンドが配置されていて、トラクト最新号、「こころの友」、FEBC番組表、教会案内、隣の市の映画上映会のチラシ(フランスALS患者のドキュメンタリー映画)が置かれていた。感謝。

② 今日の礼拝説教は聖霊働きまくりだったな……多分何回か聴き返すと思う。感謝。

③ こひつじの会の方々に1/27(月)にメールしていたので、皆さんが気にかけていてくださったようである。感謝。

④ 妹さんを亡くされた教会員の方が今日はいらしていて、礼拝後に挨拶されていた。言葉に詰まったご様子などから、本当に仲の良いご家族だったんだなと拝察した。ご遺族は大変な時期だろうに、お菓子をお持ちになり、その方ご自身が後で私にお声をかけてくださり、「◯◯さんはストロベリーでいいかな?」と仰って渡してくださった。感謝。日々、主のお支えがありますように。

⑤ マタイ18章の思い巡らしを十分にすることができますように。
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2025年2月1日の祈り

2025年02月01日 16時53分23秒 | 「とど」の日々の祈り
① 8時過ぎから入浴できた。感謝。

② QPコーワゴールドを飲み、10時頃から風呂掃除ができた。感謝。

③ 早めの昼食後にMacBookを起動。12:00から一首鑑賞を書き始め、13:19に擱筆できた。感謝。

④ その後、普通のアカシジア(いわゆる静坐不能症。そわそわと歩き回ってしまう)が出たので、鎮静剤3mgを飲んだ。ゆったり音楽など聴いて過ごせている。感謝。

⑤ 明日の長老会の場に主が共にいてくださいますように。

⑥ 明日教会へ行くかは五分五分だなぁ……自己証明(見せつけ)のために行くんじゃ意味ないし。礼拝に行けた場合は、交わりで消耗しませんように。
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一首鑑賞(104):松下英秋「教会の案内板を作るひと」

2025年02月01日 13時19分00秒 | 一首鑑賞
教会の案内板を作るひとまだ信仰の確信はない
松下英秋(『信徒の友』2024年6月号 読者文芸短歌より)

 おそらく読者によって読みが分かれる歌だと思う。一つには、教会より案内板製作を依頼された方自身がクリスチャンではなく、受けた意向を汲みつつ(こういう感じで良いのかな……?)と形にしていっている様子と読むことができるだろう。またもう一つの読みとしては、教会全体の要望を吸い上げて案内板の作成に取り掛かっている委員会などの担当者が、どういう形にすれば良いのか、また、この案内板が完成した暁に果たして有効活用されるのか、と危ぶむような思いで準備している情景も思い浮かぶ。
 N教会では、トラクト(『小窓から…N教会だより』)を発行し始めた2014年より、有り合わせのウェルカムボードとクリアホルダーを利用して、イベントチラシやトラクト、FEBC番組表などを置いていた。しかし何しろ華奢なウェルカムボードだったので、強風の日などには屋内に引っ込めるしかなく、教会の前を通りかかった方にパッとチラシやリーフレットの類いをお持ちいただくには、十分に機能しているとは言えなかった。コロナ禍の2020年以降はそのウェルカムボードは玄関を入ってすぐのところに置かれ、来会者への手指消毒の案内を表示する役目に収まっていた。
 感染症対策をよく練った上で2022年冬より少しずつ教会のイベントを再開したこともあり、屋外用チラシスタンドの重要性が再び俎上に上り始めた。そして本格的な下調べと討議を一年以上続けて、ようやく今年一月N教会に念願の「屋外用チラシスタンド」の台座とボードが届いた。
 こう書いてきてみると、イベント担当の委員会が努力してここまで漕ぎ着けたのね、という感想を抱く人が多いかもしれない。だがもともと私がトラクトを発案したのは、2014年度4月の教会全体研修会の分団協議で、教会案内のパンフレットを作ってほしいという声が上がったのが発端である。パンフレットは一回もらったらそれっきりだよな……と思った私が、教会員以外の方にも楽しみにしてもらえるような印刷物は作れないものかと思案して、閃いたものだ。
 イエスの十二弟子の一人にアンデレという人がいる。ペトロ、ヤコブ、ヨハネといったよく知られた弟子よりはやや地味な存在である。ヨハネによる福音書にアンデレに纏わる興味深い聖句があるので、少し引こう。

さて、祭りのとき礼拝するためにエルサレムに上って来た人々の中に、何人かのギリシア人がいた。彼らは、ガリラヤのベトサイダ出身のフィリポのもとへ来て、「お願いです。イエスにお目にかかりたいのです」と頼んだ。フィリポは行ってアンデレに話し、アンデレとフィリポは行って、イエスに話した。イエスはこうお答えになった。「人の子が栄光を受ける時が来た。はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。[後略](ヨハネによる福音書12章20〜24節)

 フィリポは、ギリシア人に頼まれた時に自分一人では自信がなく、アンデレに相談した。そして、アンデレとフィリポは連れ立ってイエスのもとに行って、主に話すことができた。
 また他にこういう聖句もある。

イエスは目を上げ、大勢の群衆が御自分の方へ来るのを見て、フィリポに、「この人たちに食べさせるには、どこでパンを買えばよいだろうか」と言われたが、こう言ったのはフィリポを試みるためであって、御自分では何をしようとしているか知っておられたのである。フィリポは、「めいめいが少しずつ食べるためにも、二百デナリオン分のパンでは足りないでしょう」と答えた。弟子の一人で、シモン・ペトロの兄弟アンデレが、イエスに言った。「ここに大麦のパン五つと魚二匹とを持っている少年がいます。けれども、こんなに大勢の人では、何の役にも立たないでしょう。」(ヨハネによる福音書6章5〜9節)

 こうして見ると、フィリポとアンデレは割と親しかったような印象も受ける。まずフィリポが外部の人から何か依頼をされたり、話し合いの口火を切ることも多かったことも考えられる。アンデレはフィリポの傍にいて、おずおずと提案したり、そんな役回りだったのかもしれない。
      *    *    *
 色んな物事を決めていく中で、渦中の製作者には信仰がない場合も少なくない。N教会で「屋外用チラシスタンド」の検討をしている際も、最初に思いついた言葉で検索しても、思ったような製品に巡り合えず、色々検索ワードを変えて試し、主軸メンバー以外も具体案をいくつか提示し、委員会で何度も話し合って、やっと辿り着けたのである。
 教会で様々な事案が継続審議されている時、長老の方々や担当者が信仰を持ちにくい場合もかなりあることだろう。それらを週報や長老会報で読んで、(ふーん大変ね……)と通り過ぎてしまっている方もあるいは多いのでは、と私は想像する。「くどくど祈るな」と仰っている(マタイによる福音書6章7節)主は、十全な祈りのできないあなたの執り成しの祈りの一言を待っているのではなかろうか。
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