◆3月2日
新改訳詩篇69:32「心の貧しい人たちは、見て、喜べ。神を尋ね求める者たちよ。あなたがたの心を生かせ」。〈心の貧しい人〉はNLTの山上の説教ではthose who are poor and realize their need for him(God)だが、この詩篇ではThe humble。謙虚とは神なしで生きられぬと認めることなんだ
◆3月2日
詩編71:15「わたしの口は恵みの御業を 御救いを絶えることなく語り なお、決して語り尽くすことはできません」。節後半はNLTで〈though I am not skilled with words.(私は言葉巧みでないけれど)〉。弁舌に長けていなくても周りの皆に御業を伝えたい、という詩編作者にハッとする。
◆3月7日
新改訳詩76:10「…人の憤りまでもが、あなたをほめたたえ、あなたは、憤りの余りまでをも身に締められます」は解りにくい。NLTの〈Human defiance only enhances your glory, for you use it as a weapon.人の反抗は貴方の栄光を強めるだけ。貴方はそれを武器として用いられる〉で納得
◆3月9日
主なる神に阿りながら八百万の神にも見境なく擦り寄る同僚。詩編78:36は協同訳で「…彼らは口で神にへつらい 舌で神を欺いた」。新共同では「その口をもって神を侮り 舌をもって欺いた」。あれだけ主に媚びている人に不快感しか感じなかったのは、腹で神を見下してるからなんだな。
◆3月11日
ルカ6:47-49。決して私は御言葉を行えているとは言えないし、揺らぐことも多々。だが精神科医師は私の安定感を褒める。ただ私が主を見て生きているのは確か。社会人1年目に教友と星を見に行った車中、荷室に横になって空を遥か見上げていたら激しい揺れも気にならなかったのを思い出す
◆3月16日
詩編85:12。協同訳は「まことは地から芽生え 義は天から目を注ぐ」となかなかの訳出だが、NLTの〈Truth springs up from the earth, and righteousness smiles down from heaven.〉(11節)には完敗かな、と。ポンと地から生え出た真実に天から義が微笑みかける、というのだから。
◆3月20日
詩編90編はモーセの詩。ファラオに語ったのはモーセ80歳、アロン83歳の時(出エジプト7:7)。協同訳10節「私たちのよわいは七十年 健やかであっても八十年。誇れるものは労苦と災い。瞬く間に時は過ぎ去り、私たちは飛び去る」より、最晩年に召命されたというモーセの実感が滲む。
◆3月20日
協同訳詩90:15「あなたが私たちを苦しめた日々と 私たちが災いを見た歳月に応じて 私たちを喜ばせてください」。我儘だった父が8年半前に亡くなり、母はその後始末に奔走しつつ後家楽を謳歌。だが先日大病が判明。モーセの祈りを知らぬ未信者の母のため、日々執り成しの祈りをしたい
◆3月22日
協同訳詩編97:2「雲と密雲は主を囲み 正義と公正が王座を支える」。受洗後、雲を見るのが好きになった。雲はゆっくり動いて見えるが、実際は速いスピードで移動している。神が働くのってそれに似てる。松村正直の歌〈抜かれても雲は車を追いかけない雲には雲のやり方がある〉も浮かぶ
◆3月30日
口語訳詩篇107:6-7「彼らはその悩みのうちに主に呼ばわったので、主は彼らを…助け出し、住むべき町に行き着くまで、まっすぐな道に導かれた」。BGM会社勤務の頃私は確かに苦しみ主に叫んだ。その後荒野を行く如き思いを味わったが、顧みれば主は真っ直ぐ導いていらした。心に留めたい
◆3月31日
新改訳詩篇108:13「神によって、私たちは力ある働きをします…」。少し前、ある教会員からトラクトを褒められた。私が説教録音のため会堂の最後部に座っているのを指し「端っこにいるけど力がある」と仰った。でも誇るまい。不遜な私が調子に乗らぬよう、神は以前試練を賜ったのだから
新改訳詩篇69:32「心の貧しい人たちは、見て、喜べ。神を尋ね求める者たちよ。あなたがたの心を生かせ」。〈心の貧しい人〉はNLTの山上の説教ではthose who are poor and realize their need for him(God)だが、この詩篇ではThe humble。謙虚とは神なしで生きられぬと認めることなんだ
◆3月2日
詩編71:15「わたしの口は恵みの御業を 御救いを絶えることなく語り なお、決して語り尽くすことはできません」。節後半はNLTで〈though I am not skilled with words.(私は言葉巧みでないけれど)〉。弁舌に長けていなくても周りの皆に御業を伝えたい、という詩編作者にハッとする。
◆3月7日
新改訳詩76:10「…人の憤りまでもが、あなたをほめたたえ、あなたは、憤りの余りまでをも身に締められます」は解りにくい。NLTの〈Human defiance only enhances your glory, for you use it as a weapon.人の反抗は貴方の栄光を強めるだけ。貴方はそれを武器として用いられる〉で納得
◆3月9日
主なる神に阿りながら八百万の神にも見境なく擦り寄る同僚。詩編78:36は協同訳で「…彼らは口で神にへつらい 舌で神を欺いた」。新共同では「その口をもって神を侮り 舌をもって欺いた」。あれだけ主に媚びている人に不快感しか感じなかったのは、腹で神を見下してるからなんだな。
◆3月11日
ルカ6:47-49。決して私は御言葉を行えているとは言えないし、揺らぐことも多々。だが精神科医師は私の安定感を褒める。ただ私が主を見て生きているのは確か。社会人1年目に教友と星を見に行った車中、荷室に横になって空を遥か見上げていたら激しい揺れも気にならなかったのを思い出す
◆3月16日
詩編85:12。協同訳は「まことは地から芽生え 義は天から目を注ぐ」となかなかの訳出だが、NLTの〈Truth springs up from the earth, and righteousness smiles down from heaven.〉(11節)には完敗かな、と。ポンと地から生え出た真実に天から義が微笑みかける、というのだから。
◆3月20日
詩編90編はモーセの詩。ファラオに語ったのはモーセ80歳、アロン83歳の時(出エジプト7:7)。協同訳10節「私たちのよわいは七十年 健やかであっても八十年。誇れるものは労苦と災い。瞬く間に時は過ぎ去り、私たちは飛び去る」より、最晩年に召命されたというモーセの実感が滲む。
◆3月20日
協同訳詩90:15「あなたが私たちを苦しめた日々と 私たちが災いを見た歳月に応じて 私たちを喜ばせてください」。我儘だった父が8年半前に亡くなり、母はその後始末に奔走しつつ後家楽を謳歌。だが先日大病が判明。モーセの祈りを知らぬ未信者の母のため、日々執り成しの祈りをしたい
◆3月22日
協同訳詩編97:2「雲と密雲は主を囲み 正義と公正が王座を支える」。受洗後、雲を見るのが好きになった。雲はゆっくり動いて見えるが、実際は速いスピードで移動している。神が働くのってそれに似てる。松村正直の歌〈抜かれても雲は車を追いかけない雲には雲のやり方がある〉も浮かぶ
◆3月30日
口語訳詩篇107:6-7「彼らはその悩みのうちに主に呼ばわったので、主は彼らを…助け出し、住むべき町に行き着くまで、まっすぐな道に導かれた」。BGM会社勤務の頃私は確かに苦しみ主に叫んだ。その後荒野を行く如き思いを味わったが、顧みれば主は真っ直ぐ導いていらした。心に留めたい
◆3月31日
新改訳詩篇108:13「神によって、私たちは力ある働きをします…」。少し前、ある教会員からトラクトを褒められた。私が説教録音のため会堂の最後部に座っているのを指し「端っこにいるけど力がある」と仰った。でも誇るまい。不遜な私が調子に乗らぬよう、神は以前試練を賜ったのだから
「各国」と「韓国」の音がどうしても聞き分けられぬ調子の悪い日
カン・ハンナは2011年に来日し、タレントとして活動するかたわら横浜国立大学の博士課程で日韓関係を学んでいる。来日当初は日本語を一言も喋れなかったという彼女が2014年に作歌を始め、2016年には角川短歌賞佳作を、2017年には角川短歌賞次席を受賞したのだから、その成長ぶりにはただ舌を巻くばかりだが、裏にはこんな努力も隠されていた。
一ページ読み終えるのに一時間ルビだらけになる『日韓関係史』
さて掲出歌を一読、さもありなんと思わされる。学業柄、日韓のニュースには普段から耳を澄ませていることだろう。テレビなどで「……各国の対応が問われています」などと読み上げられたのを素早く耳が拾って画面に目を向ける、といった状況が想像される。体調が悪い日は音が聴こえづらくなるのは誰にでもあるものだ。それだけでなく、カンには日韓関係の摩擦で神経質になっていたという事情もあったかもしれない。歌集には次の歌も収められている。
「竹島」と「靖国神社」を聞くごとに水を飲んでも止まらぬしゃっくり
一年半ほど前、N教会員であったIさんが妻君と韓国へ戻られた。日本にいる間、Iさんは私の所属する委員会のメンバーにも加わり、他の委員が適当にしている事柄にも奇譚ない意見を投げかけてくださった。教会のイベントチラシ等に掲載する地図もIさんのご指摘のお蔭でよりユーザー目線に立った地図に修正できたし、本町通りに教会への案内看板を設置するのに一役買って下さったのもIさんである。
コンサートや講演会などが行われる際に、Iさんは駐車場係を務めて下さった。Iさんが離日されてから私は駐車場係を担うようになったのだが、そうして初めて役の大変さを痛感し、面倒なことをIさんに丸投げしていた自分の傲岸さを恥じた。Iさんが日本にいらした頃、委員会で教会のYouTubeチャンネルに講演会の動画をアップロードするよう要請されて、正直私は困惑した。ビデオカメラを持っていなかったし、それまで教会のコンサートで録音した音声(約10分)を写真と合成してYouTubeに挙げるのにも8時間ほどの手間暇がかかっていたからである。結局講演は説教ブログに音声をアップするのみで逃げおおせてしまったが、掲出歌を目にして私は自分の無理解さを再び恥じた。音声だけでは聴き取りづらい箇所も、映像を伴うと語句が判る場合がある。行事では完全な裏方に徹し、講演を直に観ることの叶わないIさんは、口元や体の動きを映像で見ることで、後追いでもその内容を味わいたかったのだな、と。
カン・ハンナは歌集のあとがきで、「……最近はさらに日本と韓国の関係が悪化していることが切ないです。できれば私自身も日本と韓国の間の架け橋になれたらと心から思いながらも、一番難しい国同士であることを実感しています」と書いている。〈架け橋になる〉とは、言うほど簡単ではない。Iさんも心に色々秘めた思いがあった筈である。しかし、Iさんは時に熱く意見をぶつけてきながらも、ご自分の責務を淡々と果たされた。そんなIさんを思うとき私の頭に浮かぶ聖句を引いて、筆を擱く。
あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵みです。主に逆らう者の天幕で長らえるよりは わたしの神の家の門口に立っているのを選びます。(詩編84編11節)
カン・ハンナ『まだまだです』
カン・ハンナは2011年に来日し、タレントとして活動するかたわら横浜国立大学の博士課程で日韓関係を学んでいる。来日当初は日本語を一言も喋れなかったという彼女が2014年に作歌を始め、2016年には角川短歌賞佳作を、2017年には角川短歌賞次席を受賞したのだから、その成長ぶりにはただ舌を巻くばかりだが、裏にはこんな努力も隠されていた。
一ページ読み終えるのに一時間ルビだらけになる『日韓関係史』
さて掲出歌を一読、さもありなんと思わされる。学業柄、日韓のニュースには普段から耳を澄ませていることだろう。テレビなどで「……各国の対応が問われています」などと読み上げられたのを素早く耳が拾って画面に目を向ける、といった状況が想像される。体調が悪い日は音が聴こえづらくなるのは誰にでもあるものだ。それだけでなく、カンには日韓関係の摩擦で神経質になっていたという事情もあったかもしれない。歌集には次の歌も収められている。
「竹島」と「靖国神社」を聞くごとに水を飲んでも止まらぬしゃっくり
一年半ほど前、N教会員であったIさんが妻君と韓国へ戻られた。日本にいる間、Iさんは私の所属する委員会のメンバーにも加わり、他の委員が適当にしている事柄にも奇譚ない意見を投げかけてくださった。教会のイベントチラシ等に掲載する地図もIさんのご指摘のお蔭でよりユーザー目線に立った地図に修正できたし、本町通りに教会への案内看板を設置するのに一役買って下さったのもIさんである。
コンサートや講演会などが行われる際に、Iさんは駐車場係を務めて下さった。Iさんが離日されてから私は駐車場係を担うようになったのだが、そうして初めて役の大変さを痛感し、面倒なことをIさんに丸投げしていた自分の傲岸さを恥じた。Iさんが日本にいらした頃、委員会で教会のYouTubeチャンネルに講演会の動画をアップロードするよう要請されて、正直私は困惑した。ビデオカメラを持っていなかったし、それまで教会のコンサートで録音した音声(約10分)を写真と合成してYouTubeに挙げるのにも8時間ほどの手間暇がかかっていたからである。結局講演は説教ブログに音声をアップするのみで逃げおおせてしまったが、掲出歌を目にして私は自分の無理解さを再び恥じた。音声だけでは聴き取りづらい箇所も、映像を伴うと語句が判る場合がある。行事では完全な裏方に徹し、講演を直に観ることの叶わないIさんは、口元や体の動きを映像で見ることで、後追いでもその内容を味わいたかったのだな、と。
カン・ハンナは歌集のあとがきで、「……最近はさらに日本と韓国の関係が悪化していることが切ないです。できれば私自身も日本と韓国の間の架け橋になれたらと心から思いながらも、一番難しい国同士であることを実感しています」と書いている。〈架け橋になる〉とは、言うほど簡単ではない。Iさんも心に色々秘めた思いがあった筈である。しかし、Iさんは時に熱く意見をぶつけてきながらも、ご自分の責務を淡々と果たされた。そんなIさんを思うとき私の頭に浮かぶ聖句を引いて、筆を擱く。
あなたの庭で過ごす一日は千日にまさる恵みです。主に逆らう者の天幕で長らえるよりは わたしの神の家の門口に立っているのを選びます。(詩編84編11節)
運転中にCDをかけていると、思いも寄らぬ音楽のそら似に気づくことがある。例えば、エルヴィス・コステロの曲はオルタナ的な音像というか、癖のあるヴォーカル以上にサウンド全体が低い天井のもとに押し込められているかのようで息苦しく、かなりの枚数が「古本募金」行きとなった(まぁこれは好き好きです)。逆に掘り出し物だったのが、ショーン・コルヴィン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e0/09b5def218b65bea9a6583838f762ec8.jpg)
ショーン・コルヴィンを知ったのはBGM会社勤務の頃に彼女がクリスマスアルバムをリリースして、仕事で聴いたからだった。その後山梨に越してきてしばらくしてからこの『A Few Small Repairs』を入手。悪くないとは思ったはずだが、まだ自分の守備範囲を広げることに躍起になっていたのであまり聴き直さずにいた。
今回久々に出してきて車でかけて、「鈴木祥子に似てるな〜」とつくづく感じた。メロディやコード感、アレンジの作り、ヴォーカルの佇まい、……本当に色々な面で似ている。祥子嬢も運転時に聴くと心地よいが、ショーン・コルヴィンもいいなぁ。他のCDも買ってみようかな??
おっと!これじゃ、断捨離になってないって。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/e0/09b5def218b65bea9a6583838f762ec8.jpg)
ショーン・コルヴィンを知ったのはBGM会社勤務の頃に彼女がクリスマスアルバムをリリースして、仕事で聴いたからだった。その後山梨に越してきてしばらくしてからこの『A Few Small Repairs』を入手。悪くないとは思ったはずだが、まだ自分の守備範囲を広げることに躍起になっていたのであまり聴き直さずにいた。
今回久々に出してきて車でかけて、「鈴木祥子に似てるな〜」とつくづく感じた。メロディやコード感、アレンジの作り、ヴォーカルの佇まい、……本当に色々な面で似ている。祥子嬢も運転時に聴くと心地よいが、ショーン・コルヴィンもいいなぁ。他のCDも買ってみようかな??
おっと!これじゃ、断捨離になってないって。
運転中に聴くCDを〈断捨離〉にかける作業は相変わらず続行している。聴き直してみて「処分案件」と判明したCDも、全部が全部売りに出せるわけではない。かつてレコード会社に勤めていた友人が結婚後しばらくして海外移住するに当たり、荷物を整理してそのおこぼれとして私に送ってもらえたCDがある。有り体に言えば、サンプル盤が大量に回ってきたのである。
その多くはコンピレーションCDで、企画・発売の段階の流行が反映されているだけに、私にはちょっと遠慮したいような楽曲も含まれている。つまり玉石混淆といった塩梅なのだ。そのため、気に入った曲のみiTunesにリッピングしていき(もうこの行為およびデバイスそのものが古い ^^;;)、盤自体は捨てるという作業を繰り返し、大体一段落ついてきたところ。私のiTunesでは、「最近再生した項目」のプレイリストにはここ二週間のうちに聴いた曲のみリストされる設定なので、リッピングして曲をiPhoneに同期し(これも古いね ~~;;)1、2回は聴いたりもするけれど、よほど気に入らないとその後再生しないものだから、そのうちiPhoneの同期から外れてパソコンのiTunesにのみ曲が眠るという状態になるわけだ。
私は歯磨きは、FEBCラジオのやや短めの番組を聴きながら行っていることが多いが、あまりにも極短の番組だと歯磨きの間が持たない。それで、リッピングの「最近追加した項目」も歯磨きBGMとして登場させる。友達からの下賜品『My Wedding!』というベタな企画ものコンピからも11曲ほどリッピングしてあり、その中で、スティーヴン・ビショップ「君に想いを(It Might Be You)」〜ドナ・ルイス「I Love You Always Forever」〜ベス・ニールセン・チャップマン「All I Have」〜リンダ・ロンシュタット&アーロン・ネヴィル「Don't Know Much」、の流れに特に惚れ込み、歯磨きの時によくかけるものだから、この4曲だけが「最近再生した項目」プレイリストから抜け落ちず、もうかれこれ半年以上もiPhoneの「ミュージック」で聴き続けている。
Stephen Bishop - It Might Be You (Tootsie) (1982)
Donna Lewis - I Love You Always Forever (Official Music Video)
Beth Nielsen Chapman - All I Have (Video)
DON'T KNOW MUCH (Lyrics) - LINDA RONSTADT / AARON NEVILLE
しかし、ここまで執着している曲ではあっても、今は目に視えるモノを保有はしていない。でもそれでいいと思っている。むしろ、こうして断捨離の過程で新たなお気に入りが見つかることの方が私には貴重な機会となっているのは間違いない。
その多くはコンピレーションCDで、企画・発売の段階の流行が反映されているだけに、私にはちょっと遠慮したいような楽曲も含まれている。つまり玉石混淆といった塩梅なのだ。そのため、気に入った曲のみiTunesにリッピングしていき(もうこの行為およびデバイスそのものが古い ^^;;)、盤自体は捨てるという作業を繰り返し、大体一段落ついてきたところ。私のiTunesでは、「最近再生した項目」のプレイリストにはここ二週間のうちに聴いた曲のみリストされる設定なので、リッピングして曲をiPhoneに同期し(これも古いね ~~;;)1、2回は聴いたりもするけれど、よほど気に入らないとその後再生しないものだから、そのうちiPhoneの同期から外れてパソコンのiTunesにのみ曲が眠るという状態になるわけだ。
私は歯磨きは、FEBCラジオのやや短めの番組を聴きながら行っていることが多いが、あまりにも極短の番組だと歯磨きの間が持たない。それで、リッピングの「最近追加した項目」も歯磨きBGMとして登場させる。友達からの下賜品『My Wedding!』というベタな企画ものコンピからも11曲ほどリッピングしてあり、その中で、スティーヴン・ビショップ「君に想いを(It Might Be You)」〜ドナ・ルイス「I Love You Always Forever」〜ベス・ニールセン・チャップマン「All I Have」〜リンダ・ロンシュタット&アーロン・ネヴィル「Don't Know Much」、の流れに特に惚れ込み、歯磨きの時によくかけるものだから、この4曲だけが「最近再生した項目」プレイリストから抜け落ちず、もうかれこれ半年以上もiPhoneの「ミュージック」で聴き続けている。
Stephen Bishop - It Might Be You (Tootsie) (1982)
Donna Lewis - I Love You Always Forever (Official Music Video)
Beth Nielsen Chapman - All I Have (Video)
DON'T KNOW MUCH (Lyrics) - LINDA RONSTADT / AARON NEVILLE
しかし、ここまで執着している曲ではあっても、今は目に視えるモノを保有はしていない。でもそれでいいと思っている。むしろ、こうして断捨離の過程で新たなお気に入りが見つかることの方が私には貴重な機会となっているのは間違いない。