丸一日続いていた豪雨がやっと上がったので、昨日まとめておいた歌稿を先ほど投函してきました。
今回は二年ぶりに、「作業所」のテーマで歌を選びました。普段の私が一番色濃く出る題目です。9月の山梨県障害者文化展に出展した歌も二首 含めました。
かれこれ一年ほど「樹海」の支部には参加していないのですが、私がどういう立場にあるかというのは支部の方達にあまり理解されていません。今回の一連を提出したことで、私の日常が多少は伝わるのではないかと考えています。
作業所で若きの訛りに耳慣れて喉まで出かかる移住八年
作業所でジュースの瓶にシール貼り手先の冷える十月の末
ジャム瓶のシールの誤植に気付いても作業所にては黙し貼るのみ
スプーンの検品をして悴(かじか)んだ手が編み物の毛糸を慕う
マフラーの出来に売値を万と言う友の賛辞に眼の潤む
若き日に軛(くびき)負う幸説く「哀歌」 仲間に分かてず二年が過ぎた
作業所より足の遠のく子の歌が載った『みぎわ』に皆して見入る
作業所の主(ぬし)になることないと言う母の言葉に立つ瀬があらず
百円の工賃の重み噛み締める 仕事を終えてジュース買うとき
作業所は卒業しゆく場と語る師に諾(うべな)いつつ浮かぶ面々
(2010年11月10日締め切り分、『樹海』2011年1月号掲載予定)
今回は二年ぶりに、「作業所」のテーマで歌を選びました。普段の私が一番色濃く出る題目です。9月の山梨県障害者文化展に出展した歌も二首 含めました。
かれこれ一年ほど「樹海」の支部には参加していないのですが、私がどういう立場にあるかというのは支部の方達にあまり理解されていません。今回の一連を提出したことで、私の日常が多少は伝わるのではないかと考えています。
作業所で若きの訛りに耳慣れて喉まで出かかる移住八年
作業所でジュースの瓶にシール貼り手先の冷える十月の末
ジャム瓶のシールの誤植に気付いても作業所にては黙し貼るのみ
スプーンの検品をして悴(かじか)んだ手が編み物の毛糸を慕う
マフラーの出来に売値を万と言う友の賛辞に眼の潤む
若き日に軛(くびき)負う幸説く「哀歌」 仲間に分かてず二年が過ぎた
作業所より足の遠のく子の歌が載った『みぎわ』に皆して見入る
作業所の主(ぬし)になることないと言う母の言葉に立つ瀬があらず
百円の工賃の重み噛み締める 仕事を終えてジュース買うとき
作業所は卒業しゆく場と語る師に諾(うべな)いつつ浮かぶ面々
(2010年11月10日締め切り分、『樹海』2011年1月号掲載予定)
作業所より 足の遠のく 子の歌が
載った『みぎわ』に 皆して見入る
(とど)
※ 2010年4月18日 作歌
載った『みぎわ』に 皆して見入る
(とど)
※ 2010年4月18日 作歌
グリムス三本目が大人の樹に成育しました。
見事にまん丸~(@_@)
一本目はこんな感じ。
今見ると、まだ凝ってる。クローバー型。
二本目はこう。
この当時は短歌をぼんぼん上げて、生長もハイペースだったからなぁ。いわば肥料を沢山あげたということなのか…。
今回は、何回か枯らしかけたからなぁ…。
同じ育成系でも、ブログペットの方が放っといてもへこたれないし、楽っちゃ楽だな。
今日も「10月の誕生花はコスモス」とか、ペットの「ひみつ日記」に呟いてるし…(賢いな~)。
まぁ、グリムスもマイペースでぼちぼち続けます。
見事にまん丸~(@_@)
一本目はこんな感じ。
今見ると、まだ凝ってる。クローバー型。
二本目はこう。
この当時は短歌をぼんぼん上げて、生長もハイペースだったからなぁ。いわば肥料を沢山あげたということなのか…。
今回は、何回か枯らしかけたからなぁ…。
同じ育成系でも、ブログペットの方が放っといてもへこたれないし、楽っちゃ楽だな。
今日も「10月の誕生花はコスモス」とか、ペットの「ひみつ日記」に呟いてるし…(賢いな~)。
まぁ、グリムスもマイペースでぼちぼち続けます。
先月、ブログ友達の のるぶさんに、ペットボトルカバー制作のご依頼をいただき、コツコツと編んでおりました。
最近は私も大分こらえ性が身についてきまして、そういういきさつを触れ回る短歌を先走ってブログにupしたりせず(笑)、出来上がって写真を撮ってからも、ご依頼主に届くまでのお楽しみ…と、公開を控えていました。無事届いたとのご連絡が入りましたので、お披露目です。
何と、ご家族分として四つのご注文。今だから言える話ですが、夏糸を揃えるのにちょっとばかし苦労しました。(ご協力くださったNさん、ありがとうございます!!)
のるぶさんは、早速 スポーツクラブで会員の方にご自慢くださったそうですし、娘さんにも気に入っていただけたそうです。何とも嬉しい話です。
私はホントにぶきっちょで、尚且つ 20代の頃までは家庭的なことを徹底して避けていたましたので、編み物に開眼して 人様に喜んでいただくようになるなんて、夢にも思いませんでした。
2007年に持病が再々々燃して仕事を辞め、一年くらいは 鬱鬱と暮らしていましたが、翌年に作業所に通い始めて色んなことを身につけられたことを振り返ると、それはそれで幸いだったのかな…と考えています。
最近は私も大分こらえ性が身についてきまして、そういういきさつを触れ回る短歌を先走ってブログにupしたりせず(笑)、出来上がって写真を撮ってからも、ご依頼主に届くまでのお楽しみ…と、公開を控えていました。無事届いたとのご連絡が入りましたので、お披露目です。
何と、ご家族分として四つのご注文。今だから言える話ですが、夏糸を揃えるのにちょっとばかし苦労しました。(ご協力くださったNさん、ありがとうございます!!)
のるぶさんは、早速 スポーツクラブで会員の方にご自慢くださったそうですし、娘さんにも気に入っていただけたそうです。何とも嬉しい話です。
私はホントにぶきっちょで、尚且つ 20代の頃までは家庭的なことを徹底して避けていたましたので、編み物に開眼して 人様に喜んでいただくようになるなんて、夢にも思いませんでした。
2007年に持病が再々々燃して仕事を辞め、一年くらいは 鬱鬱と暮らしていましたが、翌年に作業所に通い始めて色んなことを身につけられたことを振り返ると、それはそれで幸いだったのかな…と考えています。
若き日に 軛(くびき)負う幸 説く「哀歌」
朋に分かてず 二年が過ぎた
(とど)
参照…哀歌3章27節
※ 2010年5月7日作歌
朋に分かてず 二年が過ぎた
(とど)
参照…哀歌3章27節
※ 2010年5月7日作歌
作業所の 主(ぬし)になること ないと言う
母の言葉に 立つ瀬があらず
(とど)
※ 2010年3月7日作歌
母の言葉に 立つ瀬があらず
(とど)
※ 2010年3月7日作歌