さて、ずっと何食わぬ顔で、過去の歌の公開ばかり(苦笑)してきていましたが、ここら辺でカミングアウトしますかね…。実は私、乳がんを患いまして、今年の1月下旬に手術をして、今は抗がん剤治療をしている最中なんです。
それで、山梨県立中央病院に通っています。この病院の一階に【カジヤカフェ】という非常に洒落たカフェがあります。このカフェではスコーンのアフタヌーンティーセット等もあり、一見して紅茶に凄くリキ入っているなぁ…と分かりました。扱っている紅茶のブランドは<エディアール>。最初に時間つぶしにコーヒーを飲んだ時にリーフレットを持ち帰り、少し前に茶葉を2袋 買って帰りました。
一つは、看板書品であろう「エディアールブレンド」。もう一つは、紅茶に ヤグルマギク・ヘリアンサスの花などを加えた「ブルーガーデン」。まずブルーガーデンから開けました。とても甘い味で、フランスの紅茶メーカーらしい薫り高さ。しばらくして エディアールブレンドも開封。これは、メインの茶葉は中国のキームンっぽい風味で、それに香料が厭味でなくブレンドされていました。調べると、ベルガモット・オレンジ・レモンの3種類の柑橘系を合わせてあるのだとか。さっぱりとしていてなおかつ華やかな甘味の理由、合点が行きました。
今回は、「エディアールブレンド」の風味に合わせて、上松美香の『INOCENCIA』を選盤。竪琴ハープであるアルパのきらめくような音色が 優雅なこの紅茶の味わいを想わせます。
それで、山梨県立中央病院に通っています。この病院の一階に【カジヤカフェ】という非常に洒落たカフェがあります。このカフェではスコーンのアフタヌーンティーセット等もあり、一見して紅茶に凄くリキ入っているなぁ…と分かりました。扱っている紅茶のブランドは<エディアール>。最初に時間つぶしにコーヒーを飲んだ時にリーフレットを持ち帰り、少し前に茶葉を2袋 買って帰りました。
一つは、看板書品であろう「エディアールブレンド」。もう一つは、紅茶に ヤグルマギク・ヘリアンサスの花などを加えた「ブルーガーデン」。まずブルーガーデンから開けました。とても甘い味で、フランスの紅茶メーカーらしい薫り高さ。しばらくして エディアールブレンドも開封。これは、メインの茶葉は中国のキームンっぽい風味で、それに香料が厭味でなくブレンドされていました。調べると、ベルガモット・オレンジ・レモンの3種類の柑橘系を合わせてあるのだとか。さっぱりとしていてなおかつ華やかな甘味の理由、合点が行きました。
今回は、「エディアールブレンド」の風味に合わせて、上松美香の『INOCENCIA』を選盤。竪琴ハープであるアルパのきらめくような音色が 優雅なこの紅茶の味わいを想わせます。
先ほど、来月十日締め切り分の歌稿を投函してきました。
今回のテーマは、単純明快に「春」でまとめてみました。結構前に詠んだ歌ばかりです(汗)。
私は自然の風物の名称に疎いこともあって、どちらかと言えば人事詠が多いです。でも、結社の方々には殆ど花鳥風月しか詠まない方もいらっしゃいます。歳を重ねてくると、身の回りには苦しいことが増えるからなのかもしれませんが…、言わば自然詠のベテランです。そういう中に私の稚拙な季節詠が紛れ込むと、甚だ見劣りがするのも事実です…。まぁ、私には息抜きです。次への助走として見守ってください(苦笑)。
教会より土産に持ち来るイースターエッグに意味を尋ねる弟
毛羽立ちの目立つマスクを洗い干し花粉除けにと幾度も使う
穏やかな陽気に繰り出す王仁塚(わにづか)に竹の葉ずれが涼しき道あり
山間の緑に混じる桜花霞みてこんもりほろ酔い加減
桜見て花粉に腫れた目が開かず目覚ましCDただ聴き流す
逆様に吊るした傘に摘み入れる桃の花弁が微風に零れる
桃の花摘むと見上げる枝先に飛行機雲が長く筋曳く
豆腐屋の前に出されたおからの缶に赤紫の花びら一ひら
ほころびし菜花を和えたおひたしは苦味のつんと初夏を誘う
(2012年5月10日締め切り分、『樹海』2012年7月号掲載予定)
今回のテーマは、単純明快に「春」でまとめてみました。結構前に詠んだ歌ばかりです(汗)。
私は自然の風物の名称に疎いこともあって、どちらかと言えば人事詠が多いです。でも、結社の方々には殆ど花鳥風月しか詠まない方もいらっしゃいます。歳を重ねてくると、身の回りには苦しいことが増えるからなのかもしれませんが…、言わば自然詠のベテランです。そういう中に私の稚拙な季節詠が紛れ込むと、甚だ見劣りがするのも事実です…。まぁ、私には息抜きです。次への助走として見守ってください(苦笑)。
教会より土産に持ち来るイースターエッグに意味を尋ねる弟
毛羽立ちの目立つマスクを洗い干し花粉除けにと幾度も使う
穏やかな陽気に繰り出す王仁塚(わにづか)に竹の葉ずれが涼しき道あり
山間の緑に混じる桜花霞みてこんもりほろ酔い加減
桜見て花粉に腫れた目が開かず目覚ましCDただ聴き流す
逆様に吊るした傘に摘み入れる桃の花弁が微風に零れる
桃の花摘むと見上げる枝先に飛行機雲が長く筋曳く
豆腐屋の前に出されたおからの缶に赤紫の花びら一ひら
ほころびし菜花を和えたおひたしは苦味のつんと初夏を誘う
(2012年5月10日締め切り分、『樹海』2012年7月号掲載予定)