浴槽に溜めゆくお湯の水面打つ音(ね)が着信に似ていて焦る
(とど)
2011年1月24日 作歌、2022年10月1日 改作。
(とど)
2011年1月24日 作歌、2022年10月1日 改作。
背のロゴの “PRODUCED”なる 語を忌みて
リバーシブルを 裏返し着る
(とど)
2010年10月30日 作歌
リバーシブルを 裏返し着る
(とど)
2010年10月30日 作歌
先ほど、来月十日締め切り分の歌稿を投函してきました。
今回は「編み物」をテーマにまとめてみました。
八首目は、新聞の文芸欄に先生の手による修正がされて掲載されましたが、某SNSで「二重の意味にとれる」と言われ、尤もだと思ったため、さらに自分で手を加えた形で提出しました。
二首目、「弾んだ息を見ており」は、息が見えるのか…と自分でも難点が分かるのですが、聞こえるほどの荒々しい息ではありません。その様子、といった程度の意味なのですが、先生はどう直して下さるんでしょうか…?(他力本願。^_^;;;;)
手すさびにレース編みはと促せる医師の言葉をただ受け流す
小刻みな震えを押してシュシュを編む朋の弾んだ息を見ており
水筒のカバー編む吾に付き合いて師の早々と昼餉切り上ぐ
水筒のカバーの出来をひけらかし編み物ブーム作業所に成す
混み合える事務所に雛の仕上がりを見せくる師のほほ涙がつたう
編み物を夜更けまでして寝ねたれば頓服効かず二時に目覚める
モチーフをつなげる術が分からずに糸の始末に時間をかける
鉤針の五号と三号を取り違えひと日の労苦の甲斐なくほどく
モールでの展示販売たてに取り編み物に凝り過ごす歳晩
(2012年4月10日締め切り分、『樹海』2012年6月号掲載予定)
今回は「編み物」をテーマにまとめてみました。
八首目は、新聞の文芸欄に先生の手による修正がされて掲載されましたが、某SNSで「二重の意味にとれる」と言われ、尤もだと思ったため、さらに自分で手を加えた形で提出しました。
二首目、「弾んだ息を見ており」は、息が見えるのか…と自分でも難点が分かるのですが、聞こえるほどの荒々しい息ではありません。その様子、といった程度の意味なのですが、先生はどう直して下さるんでしょうか…?(他力本願。^_^;;;;)
手すさびにレース編みはと促せる医師の言葉をただ受け流す
小刻みな震えを押してシュシュを編む朋の弾んだ息を見ており
水筒のカバー編む吾に付き合いて師の早々と昼餉切り上ぐ
水筒のカバーの出来をひけらかし編み物ブーム作業所に成す
混み合える事務所に雛の仕上がりを見せくる師のほほ涙がつたう
編み物を夜更けまでして寝ねたれば頓服効かず二時に目覚める
モチーフをつなげる術が分からずに糸の始末に時間をかける
鉤針の五号と三号を取り違えひと日の労苦の甲斐なくほどく
モールでの展示販売たてに取り編み物に凝り過ごす歳晩
(2012年4月10日締め切り分、『樹海』2012年6月号掲載予定)
【ロプチューティーガーデン八ヶ岳】がオープンしてもしばらくは、お店のホームページは以前のままだった。それが秋頃だったか ふと覗いてみたら、とても洒落たWebサイトに模様替えしていた。
1月の中頃に、早速ネット注文。送料無料になるのが5000円以上なので、自分的には「奮発!」という気持ちで、思い切ってまとめ買い。でも、そうさせたのにはちゃんと理由があって、ダージリンが格安なこと。私がよく利用していた某ル◯シアなどだと、同じジャンパナ(ジュンパナ)でも2倍以上の値段がする。よし、それなら…とダージリン4種(テスタバレー、タルボ、ジャンパナ、マーガレッツホープ)と、ウバ、ジンジャーティーを購入した。
結論から言うと、この買い物は大当たりだった。これは紅茶に限らず、緑茶やコーヒーでも言えることなのだが、ネットでまとめ買いをすると、大抵の場合 最初は美味しく感じても、だんだん飽きがくる。つまり後半は消化試合状態になるのだ。それが今回は違った。ダージリンについてはどちらかと言うと私は門外漢なのだけれど、それでも茶葉を替えて飲むたびに、毎度 溜息が出る。今はだいぶ無くなってきたとはいえ、まだそれぞれ7~8回分は飲めそうな残量。優に二ヶ月はもって、コストパフォーマンス的にも申し分ない。
さて、テイスティングについてはダージリンだけに的を絞る。タルボとジャンパナは割合い似た風味を持っている。渋みと甘みのバランスが良い感じ。テスタバレーは青草の香りが生き生きとしていて、飲むと口がさっぱりする。マーガレッツホープは、花のような香りが豊かに広がり、何とも言えず上品な味。ケーキやチョコレート、クッキー等、洋菓子との相性はベストマッチだった。
このマーガレッツホープの風味にあわせて選んだのが、アン・サリーのファースト・アルバム『Voyage』。清らかな歌声が、飽きのこない本物感あふれるこの味を彷彿とさせる。
1月の中頃に、早速ネット注文。送料無料になるのが5000円以上なので、自分的には「奮発!」という気持ちで、思い切ってまとめ買い。でも、そうさせたのにはちゃんと理由があって、ダージリンが格安なこと。私がよく利用していた某ル◯シアなどだと、同じジャンパナ(ジュンパナ)でも2倍以上の値段がする。よし、それなら…とダージリン4種(テスタバレー、タルボ、ジャンパナ、マーガレッツホープ)と、ウバ、ジンジャーティーを購入した。
結論から言うと、この買い物は大当たりだった。これは紅茶に限らず、緑茶やコーヒーでも言えることなのだが、ネットでまとめ買いをすると、大抵の場合 最初は美味しく感じても、だんだん飽きがくる。つまり後半は消化試合状態になるのだ。それが今回は違った。ダージリンについてはどちらかと言うと私は門外漢なのだけれど、それでも茶葉を替えて飲むたびに、毎度 溜息が出る。今はだいぶ無くなってきたとはいえ、まだそれぞれ7~8回分は飲めそうな残量。優に二ヶ月はもって、コストパフォーマンス的にも申し分ない。
さて、テイスティングについてはダージリンだけに的を絞る。タルボとジャンパナは割合い似た風味を持っている。渋みと甘みのバランスが良い感じ。テスタバレーは青草の香りが生き生きとしていて、飲むと口がさっぱりする。マーガレッツホープは、花のような香りが豊かに広がり、何とも言えず上品な味。ケーキやチョコレート、クッキー等、洋菓子との相性はベストマッチだった。
このマーガレッツホープの風味にあわせて選んだのが、アン・サリーのファースト・アルバム『Voyage』。清らかな歌声が、飽きのこない本物感あふれるこの味を彷彿とさせる。