クリスマスも終わってしまいました。
クリスマスまでは、この時期向けのデスクトップ壁紙やらスクリーンセーバーも充実しているので、手を変え品を変え楽しんでいましたが、こうした浮かれ騒ぎの期間も過ぎると、PC上も華がなくなりますよね。
そこでというわけでもないのですが、空気がキィーーンと冷え渡り、夜空も冴え冴えとしてくるこの季節にピッタリのスクリーンセーバーを見つけましたので、ご紹介いたします。
【AIR CANADA】のサイトでは、Yellowknife、Whitehorse(写真)、Fort-McMurrayの三つの地から見たオーロラをスクリーンセーバーとして提供しています。
生涯の間、実際ナマで目にすることはないかもしれないオーロラですけど、テレビ以外でも、こうやって楽しむことができるようになって、いやぁ~、いい時代になりました(笑)。
クリスマスまでは、この時期向けのデスクトップ壁紙やらスクリーンセーバーも充実しているので、手を変え品を変え楽しんでいましたが、こうした浮かれ騒ぎの期間も過ぎると、PC上も華がなくなりますよね。
そこでというわけでもないのですが、空気がキィーーンと冷え渡り、夜空も冴え冴えとしてくるこの季節にピッタリのスクリーンセーバーを見つけましたので、ご紹介いたします。
【AIR CANADA】のサイトでは、Yellowknife、Whitehorse(写真)、Fort-McMurrayの三つの地から見たオーロラをスクリーンセーバーとして提供しています。
生涯の間、実際ナマで目にすることはないかもしれないオーロラですけど、テレビ以外でも、こうやって楽しむことができるようになって、いやぁ~、いい時代になりました(笑)。
もう一週間も前になってしまいましたが、本ブログにたびたび登場する大泉のアイリッシュ・パブ【Bull & Bear】に行って、小間物商会のクリスマス陶器小物が付いてくるケーキプレートを食べてきました。(美味しかった!)
開店の午後2時までしばらく時間があったので、11月末にオープンしたばかりの隣りの【Cafe otono】に入って待つことにしました。
外観は普通の一軒家風。けれどドアを開け一歩中へ入ると、ワインレッドのベルベット地が目にも鮮やかな豪奢な椅子が目に飛び込んできました。八ヶ岳によくある山小屋風のカフェとは違う、街中にある昔ながらの名店の雰囲気。
ちょっと戸惑いながらカウンターの端に腰掛け、デミタスコーヒー付きのみつ豆を注文し、店内を見渡すと、【INODA COFFEE】と大きく書かれた立派なプレートが壁にかかっているのが目に留まりました。ご主人に尋ねると、40年近く京都のイノダコーヒにお勤めになられていて、このたび晴れて独立されたのだとか。
「行ったことはないんですけど、イノダのことを歌った曲を聴いたことがあって…」と言うと、とても嬉しそうな顔をされた後、「ああ、最近亡くなられましたよね…ええと、誰だったっけ…」と奥に引っ込まれ、「そうそう、高田渡さんでしたね」と、辻香織によるカヴァー版「コーヒーブルース」を手に戻ってこられ、続けて「これ、差し上げます」とおっしゃられました。
それから小一時間ほど、お喋りに花が咲き、その間、デミタスコーヒーのお替りが2杯、ドイツのクリスマス時期の発酵焼き菓子シュトレンが一切れ、ウェーハース…と次から次へとテーブルに並びました。
でも、これ、全てご主人のご好意によるものだったんです。結局母と二人でみつ豆二人前の御代しか置かず、店を後にしました。
でも気っ風がいいだけでなく、お菓子とコーヒーの取り合わせといい、それぞれを出すタイミングといい、極上と形容したくなるサービスでした。さすが名店を支えてこられた方ですね。これはご贔屓にしなくっちゃ。
開店の午後2時までしばらく時間があったので、11月末にオープンしたばかりの隣りの【Cafe otono】に入って待つことにしました。
外観は普通の一軒家風。けれどドアを開け一歩中へ入ると、ワインレッドのベルベット地が目にも鮮やかな豪奢な椅子が目に飛び込んできました。八ヶ岳によくある山小屋風のカフェとは違う、街中にある昔ながらの名店の雰囲気。
ちょっと戸惑いながらカウンターの端に腰掛け、デミタスコーヒー付きのみつ豆を注文し、店内を見渡すと、【INODA COFFEE】と大きく書かれた立派なプレートが壁にかかっているのが目に留まりました。ご主人に尋ねると、40年近く京都のイノダコーヒにお勤めになられていて、このたび晴れて独立されたのだとか。
「行ったことはないんですけど、イノダのことを歌った曲を聴いたことがあって…」と言うと、とても嬉しそうな顔をされた後、「ああ、最近亡くなられましたよね…ええと、誰だったっけ…」と奥に引っ込まれ、「そうそう、高田渡さんでしたね」と、辻香織によるカヴァー版「コーヒーブルース」を手に戻ってこられ、続けて「これ、差し上げます」とおっしゃられました。
それから小一時間ほど、お喋りに花が咲き、その間、デミタスコーヒーのお替りが2杯、ドイツのクリスマス時期の発酵焼き菓子シュトレンが一切れ、ウェーハース…と次から次へとテーブルに並びました。
でも、これ、全てご主人のご好意によるものだったんです。結局母と二人でみつ豆二人前の御代しか置かず、店を後にしました。
でも気っ風がいいだけでなく、お菓子とコーヒーの取り合わせといい、それぞれを出すタイミングといい、極上と形容したくなるサービスでした。さすが名店を支えてこられた方ですね。これはご贔屓にしなくっちゃ。
フォース・アドヴェントから二日も経ってしまってのupです(汗)。この記事で、4週にわたってお届けしてきた一連のクリスマスCDシリーズも終わりになります。
いよいよ暮れも押し迫ってきて、一年を振り返る時期となりましたが、今年ほど自然の脅威を感じさせられた年も無かったような気がします。特にニューオーリンズのハリケーン被害には心が痛みました。
今年最後のネットショッピングで購入したCDは、新旧取り混ぜてクリスマス・アルバムが大半を占めていたのですが、その中で一番当たりだったのが今回取り上げるアラン・トゥーサン&フレンズによる『A New Orleans Christmas』です。内容は、ブラスものからニューオーリンズ・ファンク、ソウル調のものとヴァラエティに富んでいますが、私が個人的に好きなのはアラン・トゥーサン自身によるピアノ・ソロ2曲(「Silent Night」「Winter Wonderland」)。ドライヴ感たっぷりで楽しくなります。
ニューオーリンズの復興が進んで、また街が音楽を楽しむ人達であふれかえることを願って、今年のクリスマス・シリーズを締めくくらせていただきます。
いよいよ暮れも押し迫ってきて、一年を振り返る時期となりましたが、今年ほど自然の脅威を感じさせられた年も無かったような気がします。特にニューオーリンズのハリケーン被害には心が痛みました。
今年最後のネットショッピングで購入したCDは、新旧取り混ぜてクリスマス・アルバムが大半を占めていたのですが、その中で一番当たりだったのが今回取り上げるアラン・トゥーサン&フレンズによる『A New Orleans Christmas』です。内容は、ブラスものからニューオーリンズ・ファンク、ソウル調のものとヴァラエティに富んでいますが、私が個人的に好きなのはアラン・トゥーサン自身によるピアノ・ソロ2曲(「Silent Night」「Winter Wonderland」)。ドライヴ感たっぷりで楽しくなります。
ニューオーリンズの復興が進んで、また街が音楽を楽しむ人達であふれかえることを願って、今年のクリスマス・シリーズを締めくくらせていただきます。
サード・アドヴェントの昨日は、山梨に遅れること一週間、東京でも初雪となったようですね。時は足早にクリスマスに向かって進んでいて、日々深まる寒さがそのことを再認識させてくれます。
今回は、「クリスマス気分も一番盛り上がっているのは今頃かな…?」と、一旦は賑やかな選盤も考えたのですが、あえてジャズ・ピアノのソロによるクリスマス・アルバムを選んでみました。
と言っても、このデイヴ・マッケナの『Christmas Cocktail Party: Holiday Piano Spiked with Swing』は、ありがちな《しっとり路線》では収まりません。低音を押える左手がブギウギっぽかったり、ストライド奏法をしていてニューオーリンズ風だったりと、かなりカラフル。大人っぽいんだけど、ウキウキ感たっぷりでとても楽しめます。
今日は最後に、クリスマスのショートストーリー&HP用フリー素材を日めくりカレンダーの感覚で提供している【Christmas Museum】のアドヴェント・ダイアリーを紹介しておきます。心の隅っこに眠っている童心をノックしてくれるような、夢の詰まったサイトです。是非一度ご覧あれ。
今回は、「クリスマス気分も一番盛り上がっているのは今頃かな…?」と、一旦は賑やかな選盤も考えたのですが、あえてジャズ・ピアノのソロによるクリスマス・アルバムを選んでみました。
と言っても、このデイヴ・マッケナの『Christmas Cocktail Party: Holiday Piano Spiked with Swing』は、ありがちな《しっとり路線》では収まりません。低音を押える左手がブギウギっぽかったり、ストライド奏法をしていてニューオーリンズ風だったりと、かなりカラフル。大人っぽいんだけど、ウキウキ感たっぷりでとても楽しめます。
今日は最後に、クリスマスのショートストーリー&HP用フリー素材を日めくりカレンダーの感覚で提供している【Christmas Museum】のアドヴェント・ダイアリーを紹介しておきます。心の隅っこに眠っている童心をノックしてくれるような、夢の詰まったサイトです。是非一度ご覧あれ。
私は5年前から、持病の関係で睡眠導入剤を服用しています。
ですが最近眠りが浅くなってきているのか、週の半分位は目覚ましの時間より早く起きてしまうようになってきました。1、2時間早いだけなら朝慌ただしく身支度しなくて良いので却って好都合なのですが、昨晩から今朝にかけては午前0時に就寝して2時過ぎには目が覚めてしまいました。
そこでベッドの中で、携帯のメモ帳に色々なアイディア等を書き連ねたり、携帯でブログを見たりして、明け方まで時間と気を紛らわせることに。
そして5時過ぎた頃にもそもそとベッドから這い出してCDプレーヤーに塩谷達也の『琴音』の〔日々のうた〕の方をセットし、また横になりながらヘッドフォンで聴きました。
実は塩谷さんは、大学の2年先輩。私が所属していたビッグバンドの部室の隣りの隣りの部屋にあったサークルのドン的存在でした。当時はジェームズ・ブラウンなどにハマっていたらしく、ソウルやファンクにどっぷりつかっていたヴォーカルを聴かせていました。
そんな塩谷さんの転機となったのはNY留学で、もっと日本語の、自分のうたを歌おうと考えるきっかけになったようです。以前のグイグイ押すような歌い方は影を潜め、繊細で線の細ささえ感じさせる歌声をライヴで聴いた時には、正直かなり驚きました。
このアルバムは、そうした塩谷さんの地道な歩みがしっかり根を張ってきたことが伝わってくる好盤。オーガニックなサウンドと非常にリラックスしたヴォーカル、そして芯から溢れ出るふくいくとした生命力が、寝不足で疲れ気味な心にじんわり心に沁みてきて、元気をもらえます。
ですが最近眠りが浅くなってきているのか、週の半分位は目覚ましの時間より早く起きてしまうようになってきました。1、2時間早いだけなら朝慌ただしく身支度しなくて良いので却って好都合なのですが、昨晩から今朝にかけては午前0時に就寝して2時過ぎには目が覚めてしまいました。
そこでベッドの中で、携帯のメモ帳に色々なアイディア等を書き連ねたり、携帯でブログを見たりして、明け方まで時間と気を紛らわせることに。
そして5時過ぎた頃にもそもそとベッドから這い出してCDプレーヤーに塩谷達也の『琴音』の〔日々のうた〕の方をセットし、また横になりながらヘッドフォンで聴きました。
実は塩谷さんは、大学の2年先輩。私が所属していたビッグバンドの部室の隣りの隣りの部屋にあったサークルのドン的存在でした。当時はジェームズ・ブラウンなどにハマっていたらしく、ソウルやファンクにどっぷりつかっていたヴォーカルを聴かせていました。
そんな塩谷さんの転機となったのはNY留学で、もっと日本語の、自分のうたを歌おうと考えるきっかけになったようです。以前のグイグイ押すような歌い方は影を潜め、繊細で線の細ささえ感じさせる歌声をライヴで聴いた時には、正直かなり驚きました。
このアルバムは、そうした塩谷さんの地道な歩みがしっかり根を張ってきたことが伝わってくる好盤。オーガニックなサウンドと非常にリラックスしたヴォーカル、そして芯から溢れ出るふくいくとした生命力が、寝不足で疲れ気味な心にじんわり心に沁みてきて、元気をもらえます。
セカンド・アドヴェントの今日、私の地元ではこの冬初めての雪が降りました。
狙ったわけではないのですが、前々から「第二週はマイケル・フランクスの『Watching the Snow』にしよう…」と決めていたのですから、奇遇ですよね。
このアルバムは、全曲マイケル・フランクスの筆によるオリジナルのクリスマスソング集。ポップス系やR&B系ミュージシャンの場合、オリジナルのクリスマス曲は得てして「これ、クリスマスソングなの??」と疑問符が浮かぶ曲調のものもよく見受けられますが、このアルバムに関してはそんなことは一切ありません。
マイケル・フランクスはAOR畑のアーティストですが、これはクールでお洒落というよりは、ほのぼの、あったかな一枚。私の知り得ている範囲のクリスマス・アルバムの中では、今のところ一番気に入っています。
唯一残念なのは、このCDにコピープロテクトがかかっていること。そうでなければ今頃、オリジナル・クリスマス・コンピ編成で大活躍していただろうなぁ…。
ほのぼのクリスマスと言えば、自宅の最寄り駅の前にあるスーパーの一階には、地元の幼稚園児によってデコレーションされたクリスマス・ツリーが毎年飾られています。東京近県に住んでいた頃にはお目にかかれなった種類のツリーですが、すっかり目に馴染んできました。私もいよいよ山梨県人になってきたということなのかもしれませんね。
狙ったわけではないのですが、前々から「第二週はマイケル・フランクスの『Watching the Snow』にしよう…」と決めていたのですから、奇遇ですよね。
このアルバムは、全曲マイケル・フランクスの筆によるオリジナルのクリスマスソング集。ポップス系やR&B系ミュージシャンの場合、オリジナルのクリスマス曲は得てして「これ、クリスマスソングなの??」と疑問符が浮かぶ曲調のものもよく見受けられますが、このアルバムに関してはそんなことは一切ありません。
マイケル・フランクスはAOR畑のアーティストですが、これはクールでお洒落というよりは、ほのぼの、あったかな一枚。私の知り得ている範囲のクリスマス・アルバムの中では、今のところ一番気に入っています。
唯一残念なのは、このCDにコピープロテクトがかかっていること。そうでなければ今頃、オリジナル・クリスマス・コンピ編成で大活躍していただろうなぁ…。
ほのぼのクリスマスと言えば、自宅の最寄り駅の前にあるスーパーの一階には、地元の幼稚園児によってデコレーションされたクリスマス・ツリーが毎年飾られています。東京近県に住んでいた頃にはお目にかかれなった種類のツリーですが、すっかり目に馴染んできました。私もいよいよ山梨県人になってきたということなのかもしれませんね。