この一年は体調に悩まされた一年だった。実は、乳がんのホルモン療法が予定されていた10年を待たずに昨年2月で終了したのである。通院の手間やフェアストン(細胞増殖抑制剤)の副作用などを考えれば、ホルモン療法中断は肩の荷が下りる朗報には違いなかったが、それまでバランスの取れていた精神科の鎮静剤の匙加減を掴み直すまでが一苦労だった。フェアストンにしろ同種のノルバデックスにしろ不眠を引き起こしやすい薬であり、ホルモン療法開始後は精神科で以前は3mgで済んでいた鎮静剤を、3mgと5mgと両方処方してもらうようになった。そしてその時々のテンションの感じ、および外出のスケジュールに合わせて服薬量を調節して体調をコントロールしてきたのだったが、ここに来て試行錯誤の末に身につけていた鎮静剤の加減が通用しなくなってしまったのである。
愛用していた紅茶専門店ロプチューLOPCHU TEA GARDENへの紅茶の注文は2019年9月をもって長らくストップしたが、理由がなかったわけではない。紅茶抜きで生活するとどういう身体状況になるか自分で人体実験しようと思ったのだ。2020年3月末頃でロプチューの紅茶は全くなくなった。2019年12月下旬に買ったルピシアの福袋[梅]のバラエティのティーバッグも2020年4月頭には切らしてしまった。その後は紅茶に関してはスーパーで安いティーバッグを買って一日ティーバッグ一つ程度で(何煎か淹れて)済ませていた。その結果、あともう一つ踏ん張りが利かないところ(例えばDVDを観たいのだが眠くて仕様がない時など)紅茶を飲むと乗り切れることが分かった。でも紅茶とコーヒーばかり飲んでいると、神経が昂り過ぎてしまうことも経験上知っていたので、スーパーで紅茶ティーバッグの他、伊藤園の《お〜いお茶 ティーバッグ》やジャスミンティーを買ったり色々試していた。けれどやはりどうしてもスタミナが持続しない。それで、今年の2月末に約一年半ぶりにロプチューに紅茶を注文した。久々にロプチューの商品を飲んでみて、やはり美味しいし、カフェインの強さがちょうど良くマイルドで、今後はルピシアのノンカフェイン・ローカフェインの福袋と併用で行くべきだなというのはほぼ確信に変わった。
そういうわけで、最近飲んでいるものの写真をupしてみる。
① プリムビーンズの「ニューギニア シグリ」(コーヒー)
② ロプチューの「アールグレイ・オリジナルブレンド」(紅茶)
③ ルピシアの(福袋から)「デカフェ・白桃」(ローカフェイン・フレーヴァードティー)
④ ルピシアの(福袋から)「キケリキー!」(レモングラス・ペパーミント等によるハーブティー。ノンカフェイン)
⑤ 伊藤園の「ジャスミン茶」〈ティーバッグ〉
⑥ 伊藤園の「お~いお茶 緑茶 ティーバッグ」
⑦ CGCの「ルイボスティー」〈ティーバッグ〉
朝はまず②か④を淹れ、二杯目は①、そして②か④の二煎目、四杯目は①の二煎目……と続けていく。紅茶のポットを洗った後には⑤を淹れる(通所日には、これをマイボトルに入れて持っていく)。⑥ ⑦は主に、通所の際にショルダーバッグで持参するものである。③は、午後〜就寝前の気分転換的に楽しむ。
……とまぁ、最近はこんな感じだ。私はファッションや美容にはほぼ関心がないし、[食]については、食べられさえすればそんなに拘らないタイプである。買い物は生活必需品か、書籍か、CDか、といったところ。お茶の類いも「グルメ」と言うよりは、健康管理的な観点から必須と思っているだけのこと。それにしては凄い凝りようじゃん……!と思われるかもしれないし、それを否定はしないけどね。