シネスイッチ銀座。
原題を英訳すると、"During his Lifetime"と。
エマニュエル・ベルコ監督。
カトリーヌ・ドヌーヴにブノワ・マジメルという大物が共演&主演ならみておかねば、と。
2022年セザール賞でブノワ・マジメルが主演男優賞。
なんか、クリスタル(ドヌーヴ)とバンジャマン(マジメル)の親子関係がけっこう歪に見えたのは、僕だけだろうか?
ちよっと母親か濃密すぎるというか。
あと、39歳という設定なら、もっとマジメルを若作りしてあげなきゃ(ストーリー前半)。
ワークショップというものが、盛んなんですね。
そして、緩和ケアにおいて、患者のみならずスタッフへのケアが充実していて凄いな、と。
フランスでも、皆があのレベルのケアを受けられるのだろうか?
それはともかく。僕が終末ケア受ける・最期を受け入れるとして、悲しいことに、もっと孤独な死になるのは確実じゃないかな、と。情けないけれども。
バンジャマンがベッドで、自分は何も成し遂げていない云々と告白するけれど、あの一連の台詞は間違いなく未来形の僕の気がして身につまされました。
オスカー・モーガンかな?イケメンだね。