LUNACY

cygnus' blog

東京二期会オペラ『蝶々夫人』

2024-07-21 18:06:00 | ピアノとクラシック

東京文化会館

演出:宮本亞門
指揮:ダン・エッティンガー
衣装:髙田賢三

二期会も「蝶々夫人」も初めて。
悲劇に涙のストーリー。

あの世で結ばれるという救いの暗喩は、宮本亞門の演出だよね?
あと、ピンカートンが子どもに伝えるという仕組み(第2幕以降で若者なるキャストが出ずっぱり)も。

現在も含めて、これまでの日米関係を考えると、けっこう複雑な気持ちになる舞台とキャラクター設定ですよね。

オーケストラの音楽。奏でているというより歌っている感じがマル。
あと、プログラムを読んで、あっそうかとなったのだけれど、悲劇ということもあるのかマイナーコードの曲が多いんだね。

髙田賢三の衣装も美しく、さすがというほかないですね。

それから、これ、主人公以外でも、スズキとかシャープレスとか、子どもとか、お芝居が要求される役柄が多いかもね。
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