@シネ・アミューズWEST
ケン・ローチ監督、キリアン・マーフィ主演
2006年のカンヌ映画祭のPalme d'Or受賞作品
アイルランド1920年。
英国からの独立、そしてそのあとの内戦。
IRAというと====最近でも、タリバーンとかも====テロ組織と、メディアの誤ったor恣意的の報道で勘違いしている人もいるだろうけれど、そう一概にとらえるのは違うよね。
戦争の意味というか、斗いや諍いの不条理さを、全編にわたり描き切った作品でした。
これは、英国人が見るのと日本人が見るのでは、大きく印象が違うだろうなと思います。
英国人にとっては、痛いトコロを衝いている、「現実を見ろ」っていう作品じゃないかなと思います。
ラストを見ればわかるのですが、キリスト教(ちなみにアイルランド:カトリック、英国:聖公会→紛争の火種の一つ)に詳しくないボクだから間違えているかも知れないけれど、旧約聖書の【カインとアベル】の寓話を引用してますね。
さすがにケン・ローチ。
濃く深い一本でした。
ケン・ローチ監督、キリアン・マーフィ主演
2006年のカンヌ映画祭のPalme d'Or受賞作品
アイルランド1920年。
英国からの独立、そしてそのあとの内戦。
IRAというと====最近でも、タリバーンとかも====テロ組織と、メディアの誤ったor恣意的の報道で勘違いしている人もいるだろうけれど、そう一概にとらえるのは違うよね。
戦争の意味というか、斗いや諍いの不条理さを、全編にわたり描き切った作品でした。
これは、英国人が見るのと日本人が見るのでは、大きく印象が違うだろうなと思います。
英国人にとっては、痛いトコロを衝いている、「現実を見ろ」っていう作品じゃないかなと思います。
ラストを見ればわかるのですが、キリスト教(ちなみにアイルランド:カトリック、英国:聖公会→紛争の火種の一つ)に詳しくないボクだから間違えているかも知れないけれど、旧約聖書の【カインとアベル】の寓話を引用してますね。
さすがにケン・ローチ。
濃く深い一本でした。