このおかたの著作を読むのは「カーニヴァル化する社会」(講談社現代新書)以来かな。
あ、「波状言論S改」も入れておかなきゃかな。
1976年生まれで2歳年下。ってことで、世代感覚&時代感覚は結構近い。
1章で丹念に社会構造の変化を追って、
2章でインターネットのからみ
3章で「んじゃ、どうしようか?」の模索
「―既得権批判が若者を追い込む」ってあるように、告発側の人間の要求が、逆説的に若者を追い込むって構造があるわけで、そこからスタートになってます。
個人的に、ニートフリーター問題についての、年長世代の無知誤解に対していらだつことはあるものの、その一方でいわゆるニート・フリーター論壇の論調についても、ちょちょいと待ってよ、って感じでいたので、頭の整理に丁度時期がよかったかな。
2章終わるまで、このお方、自身の師匠の文献を引用していないのは、すごい!!(笑)
シンクロナイズが大きいのは、3章後半とあとがき(笑)。
3-3節の冒頭。
「なぜこんなにも否定的なのか、と思うことがままある。<中略>、どうしようもなくネガティブな意識が湧いてくるし、生きていることそのものが申し訳なくなってくる。きっと~<中略>だろうと。
他方で~<中略><中略w>返ってきててしまう。自尊心のかけらを集めても、尊厳は得られないのだ。そうした優劣と劣等感の往復は、もはや私たちの日常の一部となっているのではないか、と感じる」
ハーイハーイ!! コレ、ボクです!! とくに前半。
あ、「波状言論S改」も入れておかなきゃかな。
1976年生まれで2歳年下。ってことで、世代感覚&時代感覚は結構近い。
1章で丹念に社会構造の変化を追って、
2章でインターネットのからみ
3章で「んじゃ、どうしようか?」の模索
「―既得権批判が若者を追い込む」ってあるように、告発側の人間の要求が、逆説的に若者を追い込むって構造があるわけで、そこからスタートになってます。
個人的に、ニートフリーター問題についての、年長世代の無知誤解に対していらだつことはあるものの、その一方でいわゆるニート・フリーター論壇の論調についても、ちょちょいと待ってよ、って感じでいたので、頭の整理に丁度時期がよかったかな。
2章終わるまで、このお方、自身の師匠の文献を引用していないのは、すごい!!(笑)
シンクロナイズが大きいのは、3章後半とあとがき(笑)。
3-3節の冒頭。
「なぜこんなにも否定的なのか、と思うことがままある。<中略>、どうしようもなくネガティブな意識が湧いてくるし、生きていることそのものが申し訳なくなってくる。きっと~<中略>だろうと。
他方で~<中略><中略w>返ってきててしまう。自尊心のかけらを集めても、尊厳は得られないのだ。そうした優劣と劣等感の往復は、もはや私たちの日常の一部となっているのではないか、と感じる」
ハーイハーイ!! コレ、ボクです!! とくに前半。