LUNACY

cygnus' blog

第31回横浜市招待国際ピアノ演奏会

2012-11-03 21:12:44 | ピアノとクラシック
於:みなとみらい小ホール
http://www.yaf.or.jp/mmh/recommend/2012/11/31-1.php

第1部、第2部を通しで聴きました。
ちゃんと起きていられました(笑)。

§第1部§
★佐野隆哉くん
前に一度、伴奏者としては聴いていて、ソロやるってことで聴きに行ってきました。
細やかな演奏するなぁって印象。でも、ラストは、ダイナミックな躍動感出していたかな。
★アレクサンダー・ルビャンツェフくん
ロシアでもサンクト・ペテルブルグゆかりの演奏家・オケは、チャイコフスキーへの愛が半端なく、自家薬籠中のものにしていることを感じることが多いのだけれど、この子もそのパターンかな?しかも、どうしてこうロシアの若い子は笑顔を振り撒くのがうまいんだ(爆)。
自作曲も含めるなど、意欲的な感じ。


§第2部§
★山本貴志くん
ショパンコンクール第4位。
初めて聴きにいきました。クリクリっとして、カワユスw。
んでも、この子、やはりスゴいわ。すぐに演奏に引き込まれました。磁力ある。
表情や体の動きがすごく豊かで、これほど指以外の表現力あるピアニストって、そういないよね。
オール・ショパンだったけれど、これほど飽きなかったショパンプログラムは初めて。
舟歌のイントロの左手のドンっってあとの右手の入りかたの絶妙なこと。
英雄もだんだんと重層的に展開していくうまさがありました。さらに、こんなに音がたくさん鳴る色のある曲だと今まで気づかなかったっす。
とりあえず、(今日も客席埋まってなかったから)ショービジネス的に成功するかは、わからないけれど、この子の才能を潰させちゃダメ。というか、日本のクラシック音楽業界は食わせてやれ続けないとマズイ。
この子なら、他人にプッシュできるわ(笑)。
とりあえず、今日のオイラはこの子で耳が幸せ~状態になりました。
★ニコライ・サラトフスキーくん。
ゴメン。
山本くんで感動してしまって、印象が薄れちゃった(汗)。
和音がしっかりしていてキレイでした。
サンクト・ペテルブルグの子じゃなくモスクワの子。

とりあえず、こんな感じ。
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