LUNACY

cygnus' blog

鎌谷悠希『少年ノート-Days of Evanescence-』全8巻

2014-08-31 22:58:38 | 本・コミック
やっと読みました!(笑)

ボーイソプラノ×合唱で青春wなストーリー。
卓越した才能をもつ少年・蒼井由多香が人を魅きつけ周囲を巻き込んでいくお話。

いやおうなくジブンの中学時代を思い起こしました(苦笑)。
ボク自身が通った中学は、それなりには合唱が盛んだった(方だと思う)んです。
んで、中学1年の頃は、主人公ゆた君と同じように、ボクは声変わりしていなくてですねぇ....。
入学していきなし混声合唱ってことで、メチャクチャ焦ったわけですよ(笑)。頑張って低い声出さなきゃ、と。いや、逆だ、低い声を出せるように頑張っていたんだな(笑)。
中学1年の夏に教育実習生がきて音楽の実習生が、ボクをソプラノに転向させて組み込もうとボクだけ放課後特訓させられたり―これは実現せずに終わったのだけれど―(笑)。
音楽の先生が、ついオクターブ上で音取りしてしまうボクを気遣ってくれたり(汗)。
今思えば、堂々とボーイソプラノでソプラノパートで歌っていればよかったのかもなぁとは思うのだけれど。
んで、高い声が出なくなって、男声に落ち着いてきたのが高校1年の時←コレも主人公ゆた君と同じw。
多分、応援歌練習が悪い(笑)。あれさえなければ、もうちょっと、喉を大事にできて広い声域の時期を伸ばせてた気がする...。

ところで、このストーリーのゆた君とポポ君みたいに、テノールに移行して成功する、いや、テノールで成功した人が昔ボーイソプラノだったって、どのくらいの割合なんだろうか?
ふと、そんなことを思ったりもしました。

あと、本編最終話の、別役先輩卒業の後。
ゆた君、絵としては2コマしか出てこない(しかも片方は顎から肩の上半身だけな)のだけれど、でも周囲から慕われまくっている&ラストをキメるっていう演出が、ちょっとニクいw。

好きなキャラは、鞆クン。
憧れるキャラは、実は、みのる兄サン(笑)。
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『私の、息子』

2014-08-31 19:39:36 | 映画
原題“Pozitia Copilului”,英題“Child’s Pose”,ルーマニア
第63回ベルリン国際映画祭 金熊賞&国際批評家賞W受賞

ドラ息子に親バカな母親.
人はどこまで親バカになれるのか?を真面目に追求した作品.
あの圧倒的な母親の存在感は、他の映画にもよく出てくる南欧マミーのそれと同じように思えました.

あと、技法的なところで、手持ちカメラの多用は効果的だったかな?と.
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“Promised Land”

2014-08-31 13:31:37 | 映画

ガス・ヴァン・サント(Gus Van Sant)監督&製作総指揮
マット・デイモン(Matt Damon)製作&主演

社会派映画ですね。
ゆるやかな勧善懲悪という感じ。
流行りのシェールガスの採掘の利権構造を題材に、古今東西変わらぬ、地方×都会の格差による搾取などの政治経済の歪みと、そこに発生する人間ドラマ。
オチも一応あります。

"Promised Land"は、おそらく二重の意味で、ひとつは資源採掘会社にとっての、もうひとつはその土地にヴァナキュラーに生きる人々にとっての。

ちなみに、シェールガス採掘の水圧破砕法というのは、いろいろな問題(とくに地下水への影響)が、懸念されていて最近よく話題にのぼる環境問題のトピックですね。デザイナーのVivienne Westwoodさんも啓発してらっしゃいますね。


蛇足ですが、監督お好み路線のヴィジュアルの男のコは、一瞬×2だけでした。←ボク、監督と好みの路線がカブるんすw。
あ、でも、雲の流れるカットはしっかりありました(笑)。
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