LUNACY

cygnus' blog

「恋愛をしてもセックスをしても、すべて虚しい少年のためのポルノグラフィティ」小野塚カホリ

2016-04-03 13:33:12 | 本・コミック
これも、小野塚先生のBLモノです。新刊。初出は、新作と過去の両方の作品が掲載。

結構、行間(というか台詞の間や裏)を読む必要のある感じ。観念的な感じも少しあったかな。
でも、そういうの嫌いじゃないよ(悪い意味で取らないでってこと)。

あと、すべての作品が、高校生モノやら、中学生登場モノというわけで、学園モノではなくても、青春の酸っぱさもちょっとあるのが、微妙にこっちを突っついてくる感じ(苦笑)。
「黄金の薔薇」のほうのキャラの初瀬とは、ちょっと実体験と被るところあったり(汗)。
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小野塚カホリ『ラグランスリーブ』

2016-04-03 02:36:20 | 本・コミック
小野塚さんの作品(集)でこれは、未読でした。これは、BLのほう。

オムニバス形式。ただし、最初の2作品はキャラに繋がりあり。
しかも、それが、法曹ネタで結構おもしろかった。
ほか、高校生ネタ、ウリ専ネタ、ゲイカップルの日常ネタ。
結構、バラエティに富んでいて、あっという間に読み切ってしまった。
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吉村旋"Classi9"(既刊2巻)

2016-04-03 02:17:27 | 本・コミック
旋はつむじと読むそうで。初めて読む作家さん。

クラシック音楽というかクラシック作曲家がネタのコメディです。

滝廉太郎が男装女子という設定で、ドイツ留学して、そこには(時代考証無視してw)、超有名の作曲家達が学生として集っていて、学生同士の交流をするというお話。
バロックも古典派もロマン派もへったくれもない状態が許せない人は読んではダメw。

なんか、買った直後に、ネガティブな直感が働いて、しょーもないもん・つまらんもん買ってしまったかなぁと思ったけれど、それはなくてホッとしたっす。というか、このコメディ結構楽しいw。

ワーグナーがベートーヴェンをリスペクトしていたのは、初めて知った。うん、ちゃんと勉強してしまった。

その他、ある程度、実際に伝えられている各人の性格、影響を受けた・与えた関係、師弟関係なんかは、なぞっている・考慮しているみたいだね。
その意味で、この先のストーリーで、ベートーヴェンの「ハイドン先生、あなたにはもうお世話になりません」的なところとか、リストがベートーヴェンに憧れて、交響曲をどんどんピアノ曲へ編曲してしまうところとか、扱うのか(扱うならどう描くのか)楽しみ。

あと、第10話。なんか、日本の学園ドラマになってる。しかも、なんかうるっと来てしまった自分(汗)。
ただ、その第10話。各学生wのパート担当のバランス(ストリングス低音ふたり?)が悪い気が....(汗)。

とりあえず、まとめるとw、第2巻表紙のベートーヴェン好きです。というか、病んでいるようなキャラ設定のベートーヴェン好きです(笑)。

最期に。本のカバーを外して、本体表紙のコメディを読むのも忘れてはイケないよねw。
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「テンプリズム」第8巻

2016-04-03 02:11:10 | 本・コミック
曽田正人×瑞木奏加

今巻は?も?男の影がやや薄いストーリーかも(汗)。

でも、とにかく、眼のアップのカットが多いというか、眼力と視線で場面が進んでいく感じすらある。
んで、各キャラを描く線が、最低限ってくらいまでに、そぎ落としまくられてることに、今頃気がついたw。
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