以前から気になっていて、年越したらアニメ放映開始っていうんで、急いで読みました。
久しぶりに深いものを読んだ満足感が得られました。
一気に読んじゃったけれど、連載では足かけ10年?かかっただけあって、本当によく練られた構成だと思いました。
これほどまでに「あり得ないけれどのめり込めた」ストーリーは久しぶりでした。
というか、海街diaryと同じ作者と思えない。
ヘタレの英二が自分とカブってしまうというか、アッシュに憧れるというか。
そして、何よりも、ニューヨークの空気と、時代の空気。
懐かしいというか、憧れという感情の豊かさがあるというか。
うまく、言葉に表現できないけれど、とにかく精神的に豊かだったということが伝わってきました。
外伝の「うらBANANA」で、学ラン着せてくれたのは、マジ感謝。要望が多かったらしいけれど、学園モノにしろとは思わなかったけれど、実は僕も学ラン着せてくれと、思った(爆)。
あと、文庫版。
各巻の解説が誰も彼もネタバレ書きすぎ!(笑)
いないとは思うけれど、もし、これから読むヒトがいたら注意して下さい。
あと、これから読むヒトへの注意喚起という点で、ひとつあるけれど、それを書くのは、不粋なので略します。
さて。
ストーリーを離れて、この吉田秋生とBANANA FISHという作品。
連載時は、僕は中学〜大学生だった。東北地方の田舎wの都市とはいえ、周囲のマセたヤツとか、感度の高いコは読んでいたんだ。
だけれど、僕は、勉強や部活や、その他、日々に忙しくて、それをどこかしら遠目に見ているだけだった。
その、吉田秋生、BANANA FISH、その一連の世界観に触れる・ハマるところまで、辿り着けなかった。
いい歳してから、やっと吉田秋生作品を読み始めて、やっぱり、感度の高かったあのコたちに尊敬の念を抱くし、
いまなお、感度の鈍かった人間から脱却できてないコンプレックスがあるし、
ティーンエイジャーのときにこの世界観に辿り着けていれば、違った人生があったと思えてならないんだよな。
言い方を替えると、そもそも僕なんか能力がない人間なのにもかかわらず、若い頃に勉強人間や仕事人間にならざるを得なくて、こういう価値観との巡り会いの機会を犠牲にしたことが悔しいということなんだ。
久しぶりに深いものを読んだ満足感が得られました。
一気に読んじゃったけれど、連載では足かけ10年?かかっただけあって、本当によく練られた構成だと思いました。
これほどまでに「あり得ないけれどのめり込めた」ストーリーは久しぶりでした。
というか、海街diaryと同じ作者と思えない。
ヘタレの英二が自分とカブってしまうというか、アッシュに憧れるというか。
そして、何よりも、ニューヨークの空気と、時代の空気。
懐かしいというか、憧れという感情の豊かさがあるというか。
うまく、言葉に表現できないけれど、とにかく精神的に豊かだったということが伝わってきました。
外伝の「うらBANANA」で、学ラン着せてくれたのは、マジ感謝。要望が多かったらしいけれど、学園モノにしろとは思わなかったけれど、実は僕も学ラン着せてくれと、思った(爆)。
あと、文庫版。
各巻の解説が誰も彼もネタバレ書きすぎ!(笑)
いないとは思うけれど、もし、これから読むヒトがいたら注意して下さい。
あと、これから読むヒトへの注意喚起という点で、ひとつあるけれど、それを書くのは、不粋なので略します。
さて。
ストーリーを離れて、この吉田秋生とBANANA FISHという作品。
連載時は、僕は中学〜大学生だった。東北地方の田舎wの都市とはいえ、周囲のマセたヤツとか、感度の高いコは読んでいたんだ。
だけれど、僕は、勉強や部活や、その他、日々に忙しくて、それをどこかしら遠目に見ているだけだった。
その、吉田秋生、BANANA FISH、その一連の世界観に触れる・ハマるところまで、辿り着けなかった。
いい歳してから、やっと吉田秋生作品を読み始めて、やっぱり、感度の高かったあのコたちに尊敬の念を抱くし、
いまなお、感度の鈍かった人間から脱却できてないコンプレックスがあるし、
ティーンエイジャーのときにこの世界観に辿り着けていれば、違った人生があったと思えてならないんだよな。
言い方を替えると、そもそも僕なんか能力がない人間なのにもかかわらず、若い頃に勉強人間や仕事人間にならざるを得なくて、こういう価値観との巡り会いの機会を犠牲にしたことが悔しいということなんだ。