LUNACY

cygnus' blog

新国立劇場オペラ『アイーダ』

2013-03-24 20:36:57 | ピアノとクラシック
ハイ。行って参りました~☆

フランコ・ゼフィレッリ演出。

キャスティング。
歌が悪いわけじゃないんだけれど、歌手の体型が。。。。。
あんな、超おデブさん(ついでにおチビさん)のアイーダはありえん。。。。。アムネリスもおデブさん。
主役の王女(たち)がそれでいいんかい?アイーダを森麻季に換えてくれ~と思ったのはナイショ(笑)。
ラダメス将軍はちょっと華がないし、エジプト王は逆に貫禄なくてあれでファラオと言われても。。。。
と、ビジュアルに難あり。
歌は、まず問題なかったんだけれどねぇ。

オーケストラ。
東京交響楽団ということで、不安だったのだけれど、今までで自分が聴いた東響の演奏の中で一番佳かったです(笑)。

そして、ゼフィレッリの演出・美術。
素晴らしい。さすが、ヴィスコンティの薫陶を受けてきた人間だけあります。

ただねぇ。
肝心要の第2幕第2場。凱旋行進曲。テンポ速くない?(笑)
もうちょっと、ゆっくりたっぷり聴かせてくれてもよかったかなぁ。もっと、裏拍を感じたかった。
でも、演出で、十分に、この時点で、おなかいっぱい(笑)。
というか、第2幕第2場で観客に満足を与えられなかったなら、アイーダの演出は失敗なんだよね、きっと(笑)。

とりあえず、充実した休日の午後でしたっ。

<以下、蛇足>
1.中学の合唱曲、凱旋行進曲のアレンジの『勝利の行進』。
 歌詞が ♪薔薇~の花を~ ってなっているけれど、あそこ、薔薇じゃなくて月桂冠のはずなんだよね。。。
2.ディズニー・劇団四季ミュージカル版「アイーダ」
 ヌビアの民衆シーンは、結構、ミュージカル版の脚色を押し出している点なんだよね。
3.宝塚版「王家に捧ぐ歌」
 トウコさんのキメどころの「アイーダの信念」はかなりヅカ版の演出が出ていたトコロですよね。
んで、四季版にせよ宝塚版にせよ、ラダメス将軍の凱旋シーンは、本家のオペラと較べるとかなりアッサリしているんですよね。
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