上野千鶴子先生の本です。最近多いわ(笑)。
この本はタイトル通りのことだけ書いてあると思わないほうがいいんじゃないかと思います。
すなわち、『おひとりさまの老後』の男性版というより、増補版と考えた方がいいのではないかと思うのです。
とくに、「在宅でのひとり死」の可能性をさぐる記述など、その部分ではないかと?
僕の自分の人生振り返ると、つくづくバランスが悪く(笑)、コミュニケーション方面が全然うまくいかないまま。
何とかしようと、自分なりに最大限試行錯誤してきたつもりだけれど、現実をみるとサッパリ。
セクシャリティが一般とズレているという部分はあるにせよ、誰かとパートナーシップ築いていくことができる可能性は(ゼロではないのだろうけれど)限りなく低いんだろうな、と。
仕事が楽になって、コミュニケーションに費やせる精神的&時間的余裕もできそうにないし。
おひとりさまの老後の腹をくくっておく・想定しておく必要はあるな、と。
そんな自分だから、書店で、この本見て、速攻手に取っていました(笑)。
ちなみに、「おひとりさまの老後」は姉に貸し出し中(笑)。
一応、パターン1~3のどれにも当てはまっていないのですが、どこか人ごとじゃないんですよね(笑)。
この本のサジェスチョンは、サラリーマン向けですよね。
下町商店街のオッチャンとか長屋暮らし系の人々は、どう考えてもパターン1~3のどれにも当てはまらない。当てはまりようがない。うらやましい。
とにかく、ここ数年意識してきたことだけれど、もっと信頼できる友だちを増やしてコミュニケーションを充実させていくしかないなぁ、と思ったのでした。