LUNACY

cygnus' blog

『キッズ・オールライト』

2011-05-03 20:47:20 | 映画
原題“THE KIDS ARE ALRIGHT”

レズビアンカップルに子どもが二人。
そこに精子提供者がからんできた。
ところがコイツがだらしない、と(笑)。
んで事件発生~ってストーリー。

大局的には、
★橋口亮輔『ハッシュ!』その後。
あるいは、
★羅川真理茂『ニューヨーク・ニューヨーク』のラストの駆け足展開のところの詳細。
という感じですね。

穏健派保守かそれよりもリベラル派のひとじゃないと、受け入れられない映画かもですが。


ひとは理想どおりに生きることはできなくて、相手が思い通りに動いてくれることはない。
絆とは《寛容と忍耐》と《対話》にあることを教えて・再確認させてくれる映画でした。

自民党の付け焼き刃的な《絆》キャンペーン(しかもかつての土井・社民党のパクりw)がいかに上滑りか(笑)。

個人的にはもっと息子くんのことも深入りして描いて欲しかったかな~。
あと優秀な医者の母親が、ジョディ・フォスターとかぶります(笑)。
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『しあわせの雨傘 POTICHE』

2011-05-01 20:53:52 | 映画
@下高井戸シネマ(名画座)

監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/ジェラール・ドパルデュー

この組み合わせを見逃すわけには行きません(笑)。新作公開には間に合いませんでしたが、名画座万歳&1日だから映画サービスデー千円均一でラッキー。

オゾン×ドヌーヴだからどんだけシリアスな映画なんかと思ったら、コメディーだったのね(笑)。

とくに最初のほうは、ドヌーヴのイメージを崩すようなキャラ設定でどうなるかと思ったけれども、後半ではドヌーヴのドヌーヴによるドヌーヴのための映画になってますね(笑)。
ラストの“C'est bean la Vie”歌ってるドヌーヴ姐さんなんて貫禄バッチリでした(爆)。


マザコン息子、彼女と別れたあとは、公証人の息子と宗旨替えで男の子に走るってオチじゃなかったのね(笑)。


とりあえず、おフランスのコメディーはこんな感じになるのね、な映画でした。
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