LUNACY

cygnus' blog

溝口健二『雨月物語』

2017-01-13 07:55:31 | 映画
角川シネマ新宿

新年最初のスクリーンは、名画座で古典。

学生時代に授業で何度か観たけれど、通しで観たことがなかったのです。

上田秋成の雨月物語の「蛇性の婬」「浅茅が宿」の章の組み合わせかつアレンジ。

こんなスト―リ―だったのかと、やっと繋がりました。
前月ここに書いたように漫画版で予習しておいた甲斐がありました。

よく言われるように、美意識に一本筋が通っているのが感じられました。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「本気の教育改革論―寺脇研と論客14人が語るこれからの教育 」

2017-01-13 07:45:31 | 本・コミック
寺脇研さんの月刊誌(教員向け?)でのインタビュー記事をまとめたもの。

たまたま結果的にそうなったのだろうけれど、対談相手の人々のほとんどが、東大卒などの高学歴者だったのが、ちょっとだけ気になりました。

個人的には、平田オリザさんとの内容が印象に残りました。

それにしても、ゆとり教育は、誤解されているよなぁ...。
批判する人は、まず、寺脇さんの一連の著作を読んで欲しい。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「玻璃の花 【雪花の章】【紅蓮の章】」

2017-01-13 07:30:00 | 本・コミック
稲荷家房之介

平安朝ロマン2冊完結。

あれこれ(とくに登場人物)盛り込みすぎかも。
安倍晴明の怨念が災禍をもたらしたというロジックも、ちょっとキツいか。どういう呪いががちょっとわかりにくかった。

空海や高野山に関わるコミックを立て続けに読んだせいか、やはり、一度、高野山に行ってみなくてはと思ってます。

コレもBLらしいのですが、ほとんどそんな感じはしませんでした(笑)。←良い意味で誰でも平気で読めるのでは?という意味。
ふたりの愛の物語としては、背景が壮大なお話になっているよね。
それから、僕の場合、犠牲の愛ってどの程度まで実践できるのだろ?
とりあえず、このふたりは心のイケメンなのだろう。


あと、再確認できたのは、あやかし(的なもの)の概念のあるストーリーは自分のツボなんだということ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする