“Nなっち”こと佐藤夏希。彼女を初めて見たときの印象は「歯医者の受付にいそうな感じの娘」。
とにかくアクの強い子です。例えば、自己紹介時のキャッチフレーズが「“真夏のティンカーベル”、なっちこと佐藤夏希で~す。」となっています。自分で自分のこと“ティンカーベル”て…(笑)。その他にも「今日も、みなさんのことノック“ア・ウ・ト(客席の方を指差しながら)”しちゃうぞ~。」とかいうキメ台詞を、ややアニメ声&変に媚びた感じで喋ったり。聞いてるこっちが恥ずかしくなるぐらい。あと、つい最近まで髪型も↑の写真のような、アクの強いというか、個性的すぎる感じでした。
そういったアクの強さのせいか、チームKが結成された当初は、彼女のことを敬遠する人も多かったようです。
でも、よく見るとダンスは動きが軽快で、結構上手いし、ほっそりしていてスタイルも良い。そのアクの強さのせいで、明らかに損しているよなあ、と思っていました。
しかし、ある時から状況が変わってきました。きっかけは公演のMCの時に、彼女がモノマネをやり始めたこと。それがいつの間にやらコント仕立てになり、その後今井優と劇団NY(ニューヨーク)を結成し、本格的なコントをやり始めるようになりました。このコントはかなり好評で、公演での楽しみの一つにしている人も多いようです。彼女のアクの強い個性が、上手く発揮されるようになったわけです。
実は、彼女は2nd公演では高田彩奈と共にユニットに参加しておらず、歌の出番は少ないです。しかし、何とか自分をアピールしようと、色々模索した結果、新たな自分なりのポジションを見つけたんでしょう。この頑張りには頭が下がります。
あと、彼女の特徴として挙げられるのが、「ものすごい早口」。ただし、彼女の声は“高くてよく通る”聞き取り易い声なので問題ありません。もう一つの特徴は「(優しくされると)すぐ泣く」。彼女の誕生日の公演で、ヲタのいつもよりも揃った大きめの声援を聞いて、公演開始直後にも関わらず既に泣いてたことがありました(笑)。