夕焼けのそばにいて
今日はあの娘にしよう 駅でよく会う娘
遊園地でデートして ソフトクリーム食べようかな
~『脳内パラダイス』より~




もうすぐ関東では上映終了とのことなので、見に行ってきてしまっただよ^^、マエアツ(前田敦子)出演の映画『あしたの私のつくり方』。

長くなるので、箇条書きで。以下、ネタバレを含みます。

 ・渋谷のアミューズCQNにて鑑賞。
 ・成海璃子演じる“大島寿梨”と、前田敦子演じる“花田日南子”の物語。
 ・前田敦子の演技は“まあまあ”。初めてだからあんなもんでしょう。「最初の図書館のシーンの台詞が、特に棒読みでひどい」という話しを聞いていましたが、このシーンは人気者だった“日南子”が、クラスメートから仲間はずれにされて、無気力&達観した感情になった上でのシーンなので、ああいう喋り方もありでしょう(※1)。
 ・小学生時代も演じるのですが、あっちゃんは全く違和感なし(笑)。これには驚きました。対して、成海璃子は違和感ありまくり…ってか、普通いねーよ、あんな小学生(パク)。

 ・“寿梨”のメールによるアドバイスで、転校後の“日南子”は人気を取り戻していくのですが、最初のつかみが「転校早々、こける」というもの。これはないよなぁ~。もし実際にこんなことやったら、“狙い過ぎの奴”か単なる“変な奴”としか思われないぞ(笑)。
 ・AKB48メンバーもチョイ役で出演。その中で、演技が必要な役を与えられていたのは早野薫のみ。やっぱり彼女はミュージカル経験者ですし、演技力を買われたのでしょう。実際上手かったです。
 もし、彼女が“日南子”役をやっていたら…とも考えましたが、その場合、えらく濃い演技になってしまう気もします(笑)。
 ・あと、無駄に“寿梨”と“日南子”の入浴シーンが多い気がしました(パク)。

 ・クライマックス部分について。普通の映画なら最後に“寿梨”と“日南子”は(メールのやり取りのみではなく)実際に会うことになると思うのですが、この映画では会いません。“日南子”が“寿梨”に電話を掛け、それを途中からテレビ電話に切り替え、話して終わります。
 ・しかも、テレビ電話の最後に「(今までずっと)会いたかった」と2人は言います。テレビ電話で話しただけで「会った」ことになっているのです。さすがにこれには違和感を覚えました。
 ・っていうか、「え?メールを送りまくった挙げ句、最後に(それほど一般的ではない)テレビ電話で終了って、この映画ってもしかしてDoCoMoの回し者か?」と思いました。
 ・で、帰宅してから確認してみたら、この映画は思いっきり“DoCoMoプレゼンツ”でした(パク×5)。

 でも、少し違和感はあったものの、内容は面白かったです。“日南子”が人気者になっていく様子とか、最後のテレビ電話で「最初からメールの相手が“寿梨”だと分かっていた」と“日南子”が言う所とか。

 前田敦子には、しばらく映画の話しは来ないかもしれませんが(笑)、いつかまた彼女の出演した映画を見たいな、と思わせてくれる映画でした。


※1…擁護し過ぎ?(笑)



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