今日は若干「大人の事情」を感じる話題を二つほど…^^。
◆「もしドラ」映画化!そのキャスティングは…。
今年最も売れた書籍らしい「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、通称「もしドラ」。その映画化が発表されましたが、気になる主人公の“川島みなみ”は、AKB48の“前田敦子”が務めるとのこと(※1)。
うーん、少し詳しい方はご存知だと思いますが、主人公の“川島みなみ”のモデルになったのは、同じくAKB48に所属する“峯岸みなみ”なんですよね。同じグループに「モデルになった本人」がいるのに、敢えて別の子をキャスティングするっていうのは、どうなんでしょうか。
このキャスティングについては、ニュース記事の秋元氏のコメントにもあるように「認知度と経験」を考慮したらしいんですが、それでもねえ…。私は原作を読みましたが、主人公の“川島みなみ”は、「勝ち気で熱血」なキャラで、確かに“峯岸みなみ”のイメージに近いです。
ちなみに、さすがに“峯岸みなみ”に対して申し訳ないと思ったのか、“峯岸先生”は後輩マネージャーの北条文乃役を務めるようですが、北条文乃は内気で優等生キャラということで、峯岸先生のキャラとは全く違います。
どちらかと言うと、あっちゃんと峯岸先生の役を入れ替えればしっくりくるような気がしますが、まあこればっかりは「大人の事情」で無理なんでしょうね。
◆板野友美ソロデビュー!その売り方は…ホリプロメンバー総動員!(パク)。
板野友美がソロデビューすることが発表されましたが、そのデビューイベントがなかなか凄いことになっています。箇条書きで書くと…。
・3日間、6部制の握手会を開催
・他のホリプロメン(河西智美、石田晴香・佐藤すみれ・仁藤萌乃・宮崎美穂)を総動員。握手は、彼女たちの方を選ぶ事も可能(パク)。
・3日間で合計1500名の人に「2ショット撮影権」が当たる。
・3日間で合計1500名の人に「直筆宛名入りサイン色紙」が当たる。
・スペシャルライブも開催。
と、盛りだくさん。特にともちんのソロデビューイベントなのに、他のホリプロメンを総動員して枚数を稼ごうとしている所が、せこいというか、必死というか…(※2)。それだけ「絶対にコケるわけにはいかない」ということなんでしょうか。
あと、気になったのは各報道で「AKB初のソロデビュー」と宣伝されていること。実際には初ではなく、大堀めしべ(大堀恵)や増田有華、おぐまなみ(奥真奈美)らが、既にソロデビューを果たしています。
ある程度、気を使っている記事では、「今まで企画の一環でCDを発売したメンバーはいたものの、本格的なソロデビューは初」という注釈があったりします。めーたんや、奥ちゃんのは確かに企画ものでしょう。名義も違いますし。でも、増田有華のCDは本人名義ですから、明らかにソロデビュー第1号は彼女だと思うんですけれどね。
まあ、これについても、「大人の事情」で、どうしても「初ソロデビューは板野友美」ということにしたかったんでしょう…。
※1…先に制作が発表されたアニメ版では、北条文乃役をAKB48の仲谷明香が務めることになっています。彼女は声優志望ですし、オーディオブックの朗読も担当していたので、こちらの方は納得の人選なんですけれどね。
※2…カップリングに「ナットウエンジェルZ」の歌が入るのかもしれませんが。